山田 恵庸(やまだ よしのぶ)は、日本漫画家福岡県北九州市出身[1]

山田恵庸
生誕 1973年10月4日[要出典]
日本の旗 日本
国籍 日本の旗 日本
職業 漫画家
ジャンル 少年漫画青年漫画サバイバル
アクションサスペンス
代表作エデンの檻』、『DEATHTOPIA
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来歴 編集

小学生時代、友人から車田正美の漫画『リングにかけろ』を読み、影響されて模写したことがきっかけで漫画家を目指す。高校時代に高橋留美子の漫画にも影響を受け、本格的に描き始める[1]土山しげるいましろたかし[1]のアシスタントを経て、『二人ぼっち』でデビュー。その後、『マガジンSPECIAL』(講談社)で『EX 少年漂流』、『週刊少年マガジン』で『チャンバラ 一撃小僧隼十』、2008年から2013年まで『エデンの檻』を連載した。同年9月から『CHARON』の連載を開始したが、わずか3か月で終了した。その後、『イブニング』2014年10号から2017年1号まで『DEATHTOPIA』を連載し[2][3]、『週刊ヤングマガジン』2017年15号から『サタノファニ』を連載開始[4]

人物 編集

  • 仕事場にはポリプテルスプロトプテルス・アンフィビウス英語版フトアゴヒゲトカゲイエアメガエルを飼っている。また、作画中はもっぱらアニメをBGM代わりにして作業している[1]。『EX 少年漂流』の連載当時は、ハムスター[5]カージナルテトラヤマトヌマエビを飼っていた[6]
  • かつては喫煙者であった[7]が、2018年現在では禁煙して10年近くになるとのこと[8]
  • 単行本の描き下ろしおまけ漫画に、内輪ネタを盛り込むことがある。『EX 少年漂流』では全巻に本編執筆の様子が盛り込まれたほか、『DEATHTOPIA』では第2巻で山田自身の事情について触れられている。なお、後者によると「(山田自身に)物語の構成力がない」ことを登場人物(星宮舞夜)に語らせているが、それと同時に山田自身(の声)が登場し、「(話の流れや登場パターンなどを)わざと使い回ししている」とも語っている。しかし舞夜の台詞から、『エデンの檻』でもいくつかの謎や伏線を回収しきれないまま最終回を迎えたことや、その後に『CHARON』第2巻のあとがきで「自身の力不足で物語の重要な部分まで描ききれずに最終回を迎えた」ことを謝罪する旨を綴っていることから、『エデンの檻』も『CHARON』も打ち切りの対象となったことを(結果的に)示唆することになった。
  • 2014年には「第26回イブニング新人賞 -the Challenge-」の特別審査員長を務めた[9][10]
  • 2018年現在、原稿はフルデジタルで描いているため、生原稿は存在しない[11]

作品リスト 編集

脚注 編集

  1. ^ a b c d 西本英雄・著『もう、しませんから。』第14巻 135ページ File.349「『エデン』はこうして生まれた!!」より。
  2. ^ コミックナタリー2014年4月8日 16時41分掲載分 2014年4月11日閲覧
  3. ^ コミックナタリー2016年12月13日 13時37分掲載分 2017年3月15日閲覧
  4. ^ コミックナタリー2017年3月13日 14時28分掲載分 2017年3月15日閲覧
  5. ^ 『EX 少年漂流』第1巻・第2巻巻末おまけ漫画より。
  6. ^ 『EX 少年漂流』第4巻巻末おまけ漫画より。
  7. ^ 『EX 少年漂流』1巻 巻末おまけ漫画より。
  8. ^ @yamadayoshinobの2018年3月7日のツイート2018年3月7日閲覧。
  9. ^ 第26回【イブニング新人賞 -the Challenge-】ただいま応募受付中です。締め切りは2014年12月31日(水)消印有効! - イブニング公式サイト - モアイ
  10. ^ 【新人賞】「第26回イブニング新人賞 —the Challenge—」受賞4作品を公開! - イブニング公式サイト - モアイ
  11. ^ @yamadayoshinobの2018年3月24日のツイート2018年3月24日閲覧。
  12. ^ 南ひろこの同名作品とは無関係。

外部リンク 編集