平津戸駅

かつて岩手県宮古市平津戸にあった東日本旅客鉄道の駅

平津戸駅(ひらつとえき)は、岩手県宮古市平津戸にあった、東日本旅客鉄道(JR東日本)山田線廃駅)である。利用者減少に伴い、2023年令和5年)3月17日をもって廃止された[3]

平津戸駅
駅舎(2007年9月)
ひらつと
Hiratsuto
松草 (8.6 km)
(9.3 km) 川内
地図
所在地 岩手県宮古市平津戸
北緯39度37分24.57秒 東経141度30分41.37秒 / 北緯39.6234917度 東経141.5114917度 / 39.6234917; 141.5114917座標: 北緯39度37分24.57秒 東経141度30分41.37秒 / 北緯39.6234917度 東経141.5114917度 / 39.6234917; 141.5114917
所属事業者 東日本旅客鉄道(JR東日本)
所属路線 山田線
キロ程 52.2 km(盛岡起点)
電報略号 ラツ
駅構造 地上駅
ホーム 1面1線
開業年月日 1931年昭和6年)10月31日[1][2]
廃止年月日 2023年令和5年)3月17日[3]
備考 無人駅
2022年(令和4年)3月12日より通年通過
テンプレートを表示

歴史 編集

  • 2022年令和4年)
    • 3月11日:この日が実質的な最終営業日となる。
    • 3月12日:利用僅少のため、同日のダイヤ改正より全列車が通過となり、営業休止[6]
  • 2023年(令和5年)3月17日:同日をもって廃止[3]

駅構造 編集

 
駅構内

単式ホーム1面1線を有する地上駅であった。かつては相対式ホームを有し列車交換可能であった。蒸気機関車が走っていた時代は転車台があった。

過去には木造駅舎を有し、細田酒店という商店が入っていたが、その後解体され簡便な待合所が新しく建築された。全列車通過となった時点では無人駅となっていた。

駅周辺 編集

400メートルほど離れたところに集落があるが、2022年現在は5世帯のみが居住している[7]

隣の駅 編集

東日本旅客鉄道(JR東日本)
山田線
松草駅 - 平津戸駅 - 川内駅

脚注 編集

  1. ^ a b c d e f 曽根悟(監修) 著、朝日新聞出版分冊百科編集部 編『週刊 歴史でめぐる鉄道全路線 国鉄・JR』 21号 釜石線・山田線・岩泉線・北上線・八戸線、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2009年12月6日、18-19頁。 
  2. ^ a b c d 石野哲(編)『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 Ⅱ』JTB、1998年、498頁。ISBN 978-4-533-02980-6 
  3. ^ a b c 2023年3月ダイヤ改正』(PDF)(プレスリリース)東日本旅客鉄道盛岡支社、2022年12月16日、4頁。 オリジナルの2022年12月16日時点におけるアーカイブhttps://web.archive.org/web/20221216110415/https://www.jreast.co.jp/press/2022/morioka/20221216_mr01.pdf2022年12月16日閲覧 
  4. ^ “日本国有鉄道公示第168号”. 官報. (1982年11月13日) 
  5. ^ “「通報」●北上線岩沢駅ほか23駅の駅員無配置について(旅客局)”. 鉄道公報 (日本国有鉄道総裁室文書課): p. 8. (1982年11月13日) 
  6. ^ 山田線「平津戸駅」の全列車通過について』(PDF)(プレスリリース)東日本旅客鉄道盛岡支社、2022年2月9日。 オリジナルの2022年2月9日時点におけるアーカイブhttps://web.archive.org/web/20220209055201/https://www.jreast.co.jp/press/2021/morioka/20220209_mr02.pdf2022年2月9日閲覧 
  7. ^ 消えゆく平津戸駅 JR山田線、「列車が止まらない」駅に”. 岩手日報 (2022年2月10日). 2022年7月3日閲覧。

関連項目 編集

外部リンク 編集