幸町駅
日本の静岡県の鉄道駅
幸町駅(さいわいちょうえき)は、静岡県浜松市幸町(現・中央区幸五丁目)にあった遠州鉄道奥山線の駅(廃駅)である。奥山線の廃線に伴い1964年(昭和39年)11月1日に廃駅となった。
幸町駅 | |
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さいわいちょう Saiwaichō | |
◄銭取 (0.9 km) (1.3 km) 小豆餅► | |
所在地 | 静岡県浜松市幸町(現・中央区幸五丁目) |
所属事業者 | 遠州鉄道 |
所属路線 | 奥山線 |
キロ程 | 4.9 km(遠鉄浜松起点) |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 1面2線 |
開業年月日 | 1952年(昭和27年)7月5日 |
廃止年月日 | 1964年(昭和39年)11月1日 |
備考 | 奥山線廃線に伴い廃駅 |
歴史
編集1951年(昭和26年)に、附近に市営球場とグラウンドが建設されたことに合わせて開業した[1]。
年表
編集駅構造
編集廃止時点で、島式ホーム1面2線を有する地上駅で、列車交換可能な交換駅であった[5]。列車交換は朝のラッシュ時に行われていた[6]。
駅周辺
編集駅跡
編集1997年(平成9年)時点では、遠鉄タクシーの営業所となっていた[9]。奥山線の痕跡は全く無いが、「奥山線 幸町駅跡」と記載された碑と駅の説明が記載された看板が立てられていた[9]。
また、1997年(平成9年)時点では、銭取駅跡附近から都田口駅跡附近まで、当駅跡附近を含む線路跡は拡幅され、自動車も通れる大きな市道[1]に転用され、痕跡は無くなっていた[9]。2007年(平成19年)8月時点[6]、2010年(平成22年)時点でも同様であった[10]。
隣の駅
編集脚注
編集- ^ a b 書籍『今は昔 しずおか懐かし鉄道』(編:静岡新聞社、静新新書、2006年6月発行)87ページより。
- ^ a b 書籍『新 鉄道廃線跡を歩く3 北陸・信州・東海編』(JTBパブリッシング、2010年4月発行)216ページより。
- ^ a b 書籍『日本鉄道旅行地図帳 全線全駅全廃線 7 東海』(監修:今尾恵介、新潮社、2008年11月発行)35ページより。
- ^ a b 書籍『新 消えた轍 6 中部』(著:寺田裕一、ネコ・パブリッシング、2011年5月発行)71ページより。
- ^ a b 書籍『RM LIBRARY 10 追憶の遠州鉄道奥山線』(著:飯島嚴、ネコ・パブリッシング、2000年5月発行)8ページより。
- ^ a b 書籍『新 消えた轍 6 中部』(著:寺田裕一、ネコ・パブリッシング、2011年5月発行)74,76ページより。
- ^ 書籍『私鉄の廃線跡を歩くII 関東・信州・東海編』(著:寺田裕一、JTBパブリッシング、2008年1月発行)44-47ページより。
- ^ 書籍『今は昔 しずおか懐かし鉄道』(編:静岡新聞社、静新新書、2006年6月発行)85ページより。
- ^ a b c 書籍『鉄道廃線跡を歩くIII』(JTBパブリッシング、1997年5月発行)92ページより。
- ^ 書籍『新 鉄道廃線跡を歩く3 北陸・信州・東海編』(JTBパブリッシング、2010年4月発行)128ページより。