新堤 (さいたま市)

埼玉県さいたま市見沼区の大字
新堤村から転送)

新堤(にいづつみ)は、埼玉県さいたま市見沼区大字郵便番号は337-0013[2]。本項では、かつて同地域に存在した北足立郡新堤村(にいづつみむら)についても記す。

新堤
大宮東宮下住宅
大宮東宮下住宅
■新堤の位置(埼玉県内)
■新堤
新堤
新堤の位置
北緯35度55分40.14秒 東経139度40分12.71秒 / 北緯35.9278167度 東経139.6701972度 / 35.9278167; 139.6701972
日本の旗 日本
都道府県 埼玉県
市町村 さいたま市
見沼区
地域 大宮市
人口
2017年平成29年〉9月1日時点)[1]
 • 合計 3,085人
等時帯 UTC+9 (日本標準時)
郵便番号
337-0013[2]
市外局番 048[3]
ナンバープレート 大宮

地理

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さいたま市見沼区東部に位置する。北および東で東宮下に、西および北で東門前に、南で大谷に隣接する。埼玉県道105号さいたま鳩ヶ谷線の南側に位置する。北部は大宮台地上にあり主に住宅地だが、古くからの民家および屋敷森の雑木林や生産緑地地区としての農地も見られる[4][5]。 南部のかつての見沼の低地を埋め立てた地に、大宮東宮下住宅(通称名:県営大宮東宮下団地)があるが、老朽化により現在は改築が進んでいる。その他にも、付近にはマンションや住宅などが多く所在している。

埼玉県道65号さいたま幸手線沿いの、さいたま市資源循環推進部東清掃事務所付近の大字東宮下の中に飛地があり、市街化調整区域に指定されている。飛地以外は全域が市街化区域に指定されている[5]

河川

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小字

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  • 橋戸、菱沼[6]、西、東、表 ほか

歴史

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にいづつみむら
新堤村
廃止日 1913年4月2日
廃止理由 新設合併
大谷村猿ヶ谷戸村新堤村東宮下村東門前村膝子村風渡野村七里村
現在の自治体 さいたま市
廃止時点のデータ
  日本
地方 関東地方
都道府県 埼玉県
北足立郡
市町村コード なし(導入前に廃止)
総人口 72
(埼玉県市町村誌、1889年明治22年))
隣接自治体 東門前村、東宮下村、大谷村
新堤村役場
所在地 埼玉県北足立郡猿ヶ谷戸村
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沿革

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もとは江戸期幕末より存在した武蔵国足立郡南部領に属する新堤村で、古くは風渡野郷に属していたと云われている。江戸初期、正保年間(1645年 - 1648年)以前に風渡野村から分村した[7]。村高は正保年間の『武蔵田園簿』では116余、『元禄郷帳』および『天保郷帳』でも116石余であった[7]助郷日光御成街道大門宿に出役していたが、寛保宝暦年間は中山道大宮宿にも代出役していた[7]化政期の戸数は8軒、1828年(文政11年)の戸数は11で、村の規模は東西3余、南北3町余であった[7]

世帯数と人口

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2017年平成29年)9月1日時点の世帯数人口は、以下のとおりである[1]

大字 世帯数 人口
大字新堤 1,512世帯 3,085人

小・中学校の学区

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市立小・中学校に通う場合、学区(校区)は以下のとおりとなる[10]

区域 小学校 中学校
全域 さいたま市立七里小学校 さいたま市立七里中学校

交通

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鉄道

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地内に鉄道は敷設されていない。最寄り駅は、全域が東武野田線(東武アーバンパークライン)の七里駅である。

道路

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バス

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  • 東武バスウエスト
    • 岩槻営業所
      • 岩01:北浦和駅 - 浦高前 - 皇山道 - 山崎 - 御蔵騎西屋前 - 向大谷 - 宮下 - 加倉 - 岩槻駅
      • 岩02:北浦和駅 - 浦高前 - 皇山道 - 山崎 - 御蔵騎西屋前 - 向大谷 - 宮下
      • 岩02:北浦和駅→浦高前→皇山道→山崎→東新井団地→御蔵騎西屋前→向大谷→宮下
      • 岩04:浦和駅 - 常盤二丁目 - 北浦和駅 - 浦高前 - 皇山道 - 山崎 - 御蔵騎西屋前 - 向大谷 - 宮下
  • 国際興業バス
    • さいたま東営業所
      • 東大81:さいたま東営業所 - 神宮台入口 - 七里駅入口 - 深作中 - アーバンみらい - 丸ヶ崎火の見下 - 東大宮駅
      • 七里0 :さいたま東営業所 - 神宮台入口 - 七里駅入口 - 深作中 - アーバンみらい
  • さいたま市コミュニティバス
    • 見沼区コミュニティバス: 国際興業バスさいたま東営業所が運行
      • さぎ山ルート:大谷県営住宅 - 七里学校前 - 大谷中学校 - 大和田駅 - 見沼区役所 - 七里駅西 - 大谷県営住宅 - 片柳コミュニティセンター - 染谷南 - さぎ山記念公園(構内)
      • 沖郷ルート:大谷県営住宅 - 七里学校前 - 大谷中学校 - 大和田駅 - 見沼区役所 - 七里駅西 - 大谷県営住宅 - 片柳コミュニティセンター - 染谷南 - 沖郷会館

地域

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県営住宅

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  • 大宮東宮下住宅
    • 通称名:県営大宮東宮下団地。北半分が当地区内にあたる。

施設

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  • さいたま市資源循環推進部 東清掃事務所
  • さいたま市立七里東保育園
  • 新堤観音堂(大円寺観音堂)
  • 稲荷神社
  • 新堤ふれあい広場
  • 新堤西公園

脚注

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  1. ^ a b さいたま市の人口・世帯(時系列結果)”. さいたま市 (2017年9月5日). 2017年9月20日閲覧。
  2. ^ a b 郵便番号”. 日本郵便. 2017年9月18日閲覧。
  3. ^ 市外局番の一覧”. 総務省. 2017年5月29日閲覧。
  4. ^ 『角川日本地名大辞典 11 埼玉県』 960頁。
  5. ^ a b 外部リンク節の『さいたま市地図情報』を参照。
  6. ^ 『角川日本地名大辞典 11 埼玉県』 1387頁。
  7. ^ a b c d e f g h i 『角川日本地名大辞典 11 埼玉県』 647頁。
  8. ^ 「旧高旧領取調帳データベース」の検索結果も参照。
  9. ^ a b 『角川日本地名大辞典 11 埼玉県』 1420頁。
  10. ^ さいたま市立小・中学校通学区域一覧”. さいたま市 (2017年8月23日). 2017年9月20日閲覧。

参考文献

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  • 「角川日本地名大辞典」編纂委員会『角川日本地名大辞典 11 埼玉県』角川書店、1980年7月8日。ISBN 4040011104 
  • 旧高旧領取調帳データベース

関連項目

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外部リンク

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