新潟県道221号上町屋釜沢糸魚川線

日本の新潟県の道路

新潟県道221号上町屋釜沢糸魚川線(にいがたけんどう221ごう かみまちやかまざわいといがわせん)は、新潟県糸魚川市内を通る一般県道である。

一般県道
新潟県道221号標識
新潟県道221号
上町屋釜沢糸魚川線
路線延長 19.7797 km(総延長・実延長)
起点 新潟県糸魚川市蒲池
終点 押上西交差点
(新潟県糸魚川市押上)
接続する
主な道路
記法
国道8号
テンプレート(ノート 使い方) PJ道路
糸魚川市来海沢にて、根知谷方面を望む
2011年平成23年)10月撮影

概要 編集

糸魚川市南部の根知地区(根知谷)と同市東部の西海地区(西海谷)とを結ぶ。

起点のある糸魚川市南部の根知谷は一級河川姫川の支流の1つである根知川流域に位置する。ここから二級河川海川の支流の1つである水保川の最上流部にある糸魚川市御前山や同市市野々の集落を経て、海川流域の西海谷に至る。糸魚川市の東西の中山間地域間の車道がほとんど見られない中で、当県道は同市中心市街地を経ずに根知谷と西海谷とを東西に結ぶ希少な道路である。しかし、起点付近の根知川と並行する区間や同市御前山付近の島滝川沿いは冬期閉鎖される。

総延長19.7797km(=19779.7m)は、糸魚川市内で完結する新潟県道としては新潟県道246号西飛山能生線に次いで2番目に長い。ただし、実延長では新潟県道246号西飛山能生線が19.0653km(=19065.3m)に対し、当県道は0.7144km(=714.4m)上回っている。

路線データ 編集

路線状況 編集

全区間舗装されている。

規格改良に関しては、全体の約80.7%にあたる15.959km=15959mが改良済みである。改良済みの区間のうち、10.7178km(=10717.8m、全区間の54.2%)は5.5m以上の幅員が確保されている一方で、2.6742km(=2674.2m)は規格未改良かつ3.5m未満の幅員の区間も存在している。歩道は6.0153km(=6015.3m)設置されている。

冬期閉鎖区間 編集

  • 糸魚川市蒲池(上町屋) - 同市上野(井口) 0.5km
  • 糸魚川市上野(梨ノ木) - 同市御前山 2.7km
    • いずれの区間も、概ね12月上旬から翌年4月中旬まで閉鎖される[1]

地理 編集

通過する自治体 編集

交差する道路 編集

バス路線 編集

沿線 編集

脚注 編集

  1. ^ 各種通行規制・通行不能区間等一覧 新潟県糸魚川地域振興局

参考文献 編集

  • 『道路現況調書』 新潟県、2010年
  • 『道路現況調書』 新潟県、2008年

関連項目 編集