新田典生

日本のアニメ演出家、アニメ監督

新田 典生(にった のりお、1972年[1] - )は、日本男性アニメ演出家監督オー・エル・エム所属。岩手県出身。

来歴・人物 編集

幼い頃よりプラモデルなどの物作りに親しんで育ち、大学では動画研究部に所属し漫画アニメの業界に興味を持つ[1]。大学卒業後は地元の岩手で金型制作の工場に勤務していたが、偶然手に取った情報誌でオー・エル・エムの求人を見かけ、「一緒にアニメを作りませんか」のコピーに惹かれて転職を決意[1]

2002年5月よりオー・エル・エムに入社[1]。『劇場版ポケットモンスター 水の都の護神 ラティアスとラティオス』 の制作進行を皮切りに、劇場版ポケットモンスターを中心に制作として従事[1]。そのうち、話作りから携わりたいと思うようになり社内の演出試験を受験[1]。試験に課せられた『ポケットモンスター ダイヤモンド&パール』の1エピソード分の絵コンテを、通常業務の合間に2週間で700カット描き切った結果、合格し演出家としてキャリアをスタートさせる[1]

ダンボール戦機』参加時に監督の高橋ナオヒトより指導を受け、監督補佐に就任した『ダンボール戦機WARS』では絵コンテの監修も経験[1]。2015年より放送の『かみさまみならい ヒミツのここたま』で監督デビューを飾った[1]

演出の際は「シリアスなシーンはとことん真面目に、ギャグシーンは思いっきり遊ぶ」というメリハリを意識している[1]

2018年9月より2019年9月まで、「ここたま」シリーズ第2弾「キラキラハッピー★ ひらけ!ここたま」の監督を引き続き務めた。翌年2019年より同作シリーズ第3弾「モノのかみさま ここたま」の監督を引き続き務める。

参加作品 編集

テレビアニメ 編集

2002年
2005年
2006年
2007年
2008年
2011年
2012年
2013年
2014年
2015年
2018年
2020年
2021年
2022年
2023年
2024年

劇場アニメ 編集

2002年
2003年
2004年
2006年
2007年
2010年
2012年
2014年
2017年

Webアニメ 編集

脚注 編集

  1. ^ a b c d e f g h i j 「新人監督はじめました 第4回 新田典生」、『アニメージュ』2016年3月号、徳間書店、p.125
  2. ^ かみさまみならい ヒミツのここたま: 作品情報”. アニメハック. 2022年2月21日閲覧。
  3. ^ キラキラハッピー★ ひらけ!ここたま: 作品情報”. アニメハック. 2022年2月21日閲覧。
  4. ^ “「悲劇の元凶となる最強外道ラスボス女王は民の為に尽くします。」来年7月にTVアニメ化”. コミックナタリー (ナターシャ). (2022年10月28日). https://natalie.mu/comic/news/499286 2022年10月28日閲覧。 
  5. ^ 映画かみさまみならい ヒミツのここたま 奇跡をおこせ♪テップルとドキドキここたま界: 作品情報”. アニメハック. 2022年2月21日閲覧。
  6. ^ モノのかみさま ここたま: 作品情報”. アニメハック. 2022年2月21日閲覧。

関連項目 編集