日峰宗舜(にっぽうそうしゅん、応安元年/正平23年(1368年)- 文安5年1月26日1448年3月1日))は、南北朝時代から室町時代中期にかけての臨済宗の僧。俗姓は藤原氏。京都の出身。諡号は禅源大済禅師。

15歳の時天龍寺出家得度し、その後は諸国をめぐり摂津国海清寺無因宗因に師事して参禅した。無因の没後は、尾張国に赴き1415年応永22年)犬山の瑞泉寺を開創した。1429年永享元年)当時荒廃していた妙心寺に請われて入寺し、養源院などを建てて妙心寺の復興に尽力した。1447年(文安4年)勅命により大徳寺の住持となったが、翌1448年(文安5年)妙心寺養源院で没した。