協同組合日本写真家ユニオン(きょうどうくみあいにほんしゃしんかゆにおん、Japan Photographers Union)はプロの写真家事業協同組合

2001年に将来の協同組合化をめざして、日本写真家協会の会員有志によって発足。発足時は、任意団体の「日本写真家ユニオン」。2003年5月、経済産業省所轄の協同組合として設立総会を開催。同年9月、経済産業省から認可を受け、法人登記を完了し、正式に発足した。組合員は、約500人。2006年7月4日、「著作権問題を考える創作者団体協議会」の設立に参加。

設立の経緯 編集

日本写真家協会の第43回総会(1992年)で、公益社団法人[1]と事業協同組合の併設が決議[2]されたのにもとづき、2001年任意団体として日本写真家ユニオンが発足。

主な事業 編集

協同事業 編集

  • 組合員作品のデータベースを構築
    組合員リストや作品のポートフォリオが公式サイトで公開されている[4]
  • 障害保険
    国内、海外を問わず組合員が死亡または後遺症障害の場合、見舞金支給。
  • 著作権、法務、税務に関する相談対応
    メール、電話、面接などで専門家が対応[5]

教育事業 編集

  • セミナー
    写真のデジタル加工やインクジェットプリンターによるデジタルモノクロプリントなど、パソコン、プリンターを駆使した写真技術のセミナーを行っている[6]
  • 公募展
    2006年から写真家ユニオン公募展[7]開催。第1回大賞受賞者は荻野NAO之

編集

  1. ^ 日本写真家協会の社団法人化は2001年5月に文部科学大臣から設立認可。
  2. ^ 日本写真家協会沿革
  3. ^ 組合概要
  4. ^ 組合員情報日本写真家ユニオンサイト内
  5. ^ 組合概要 日本写真家ユニオン
  6. ^ 教育事業部ページ
  7. ^ 公募展サイト

外部リンク 編集

公式サイト