日本赤十字武蔵野短期大学

日本赤十字武蔵野短期大学(にほんせきじゅうじむさしのたんきだいがく、英語: The Japanese Red Cross Musashino Junior College of Nursing[1])は、東京都武蔵野市境南1-26-33に本部を置いていた日本私立大学である。1966年に設置され、2008年に廃止された。大学の略称は短大。学生募集は2004年度まで[2]翌年度より日本赤十字看護大学への統合により短期大学は学生募集を停止し、2008年9月22日 正式廃止[3]。 現在は、日本赤十字看護大学武蔵野キャンパスとなっている。

日本赤十字武蔵野短期大学
大学設置 1966年
創立 1952年
廃止 2008年
学校種別 私立
設置者 学校法人日本赤十字学園
本部所在地 東京都武蔵野市境南1-26-33
学部 看護学科
研究科 地域看護学専攻
助産学専攻
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概要 編集

大学全体 編集

教育および研究 編集

学風および特色 編集

  • 元々は女子を対象とした短大だったが共学化された。

沿革 編集

  • 1952年 武蔵野赤十字高等看護学院創立。
  • 1957年 武蔵野赤十字助産婦学校設立。
  • 1966年 日本赤十字武蔵野女子短期大学(にほんせきじゅうじむさしのじょしたんきだいがく)として開学。看護学科を置く(学生数:45[5]
  • 1973年 専攻科助産学専攻を設置
  • 1997年 共学となり、日本赤十字武蔵野短期大学と改称(但し、この年度における男子学生の在籍は記録上0である。[6]
  • 1998年 専攻科に地域看護学専攻を増設。看護学科に初めて男子学生が入学[7]
  • 2004年度をもって募集を終了。翌年度より日本赤十字看護大学へ統合。
  • 2007年度をもって専攻科の学生募集を終了とする。

基礎データ 編集

所在地 編集

  • 東京都武蔵野市境南1-26-33

象徴 編集

  • 日本赤十字武蔵野短期大学のカレッジマークは赤十字をイメージしたものとなっていた。

教育および研究 編集

組織 編集

学科 編集

  • 看護学科

専攻科 編集

別科 編集

  • なし

受験資格

研究 編集

  • 『日本赤十字武蔵野短期大学紀要』[8]

学生生活 編集

部活動・クラブ活動・サークル活動 編集

学園祭 編集

  • 日本赤十字武蔵野短期大学の学園祭は「いとすぎ祭」と呼ばれていた[4]

大学関係者と組織 編集

大学関係者一覧 編集

出身者 編集

施設 編集

キャンパス 編集

  • 1968年に新館、1993年に別館が竣工された[4]
  • キャンパス近隣には、武蔵野赤十字病院・赤十字子供の家・東京都赤十字血液センター(旧社屋)(現:東京都赤十字血液センター武蔵野出張所)が立地していた[4]

編集

  • 日本赤十字武蔵野短期大学には「さつき寮」と呼ばれる学生寮があった。当初は全寮制が原則とされていたが、1994年度よりその制度を廃止[4]

対外関係 編集

系列校 編集

卒業後の進路について 編集

就職について 編集

  • 看護職に就く人が多く、武蔵野赤十字病院をはじめ大手の病院や医療機関に就職した人が多かった[4]

編入学・進学実績 編集

参考文献 編集

脚注 編集

  1. ^ CiNiiより
  2. ^ 専攻科は2007年度まで。
  3. ^ 平成23年度『全国短期大学高等専門学校一覧』269頁より
  4. ^ a b c d e f g h i j k 『日本赤十字武蔵野短期大学看護学科・専攻科』より。
  5. ^ 昭和43年度版『全国学校総覧』(以下『総覧』と略す)34頁
  6. ^ 1998年度版『総覧』74頁
  7. ^ 1999年度版『総覧』65頁より、「女子266に対し男子3」であったことが確認できる。
  8. ^ CiNii雑誌より

関連項目 編集

関連サイト 編集