春風亭 枝雀(しゅんぷうてい しじゃく)は落語家音曲名跡

上方には桂枝雀という同名の名跡が存在する。

七代目は色物の音曲で戦後、東京の寄席で重宝された。


七代目 春風亭しゅんぷうてい 枝雀しじゃく
本名 松田 福次郎
生年月日 1899年4月1日
没年月日 (1981-06-23) 1981年6月23日(82歳没)
出身地 日本の旗 日本群馬県
師匠 四代目春風亭柳枝
名跡 1. 春風亭玉枝
(1918年 - 1921年)
2. 春風亭華好
(1921年 - 1927年)
3. 七代目春風亭枝雀
(1927年 - 1981年)
出囃子 喜撰
活動期間 1918年 - 1981年
所属 吉本「喜劇民謡座」(1930年 - 1953年)
日本芸術協会
落語芸術協会(1953年 - 1981年)
受賞歴
文化庁芸術祭優秀賞(1973年)

七代目 春風亭 枝雀(しゅんぷうてい しじゃく、1899年4月1日 - 1981年6月23日)は、落語家。出囃子は『喜撰』。本名∶松田 福次郎

経歴 編集

その後、1930年吉本興業の所属になり、上方で「喜劇民謡座」を立ち上げ座長に就任。「掛合い音曲」で人気者になる。戦後の1953年三代目桂三木助に誘われて日本芸術協会(現:落語芸術協会)に加盟し、戦後数少ない色物の音曲師として活躍。1973年文化庁芸術祭優秀賞受賞。

1981年、心のう炎のため死去。82歳没。

ご存じ古今東西噺家紳士録」には「寄席の唄」が収録されているほか、各局のラジオ局に音源を残している。

出典 編集