未知空間の恐怖/光る眼』(みちくうかんのきょうふ ひかるめ、原題:Village of the Damned)は、1960年に制作されたイギリスアメリカSF映画ジョン・ウィンダム原作のSF小説「呪われた村」(The Midwich Cuckoos、1957年)を映画化したSFホラー映画

未知空間の恐怖/光る眼
Village of the Damned
監督 ウルフ・リラ
脚本 ウルフ・リラ
スターリング・シリファント
ジョージ・バークレイ
原作 ジョン・ウィンダム
製作 ロナルド・キノック
出演者 ジョージ・サンダース
バーバラ・シェリー
音楽 ロン・グッドウィン
撮影 ジェフリー・フェイスフル
製作会社 メトロ・ゴールドウィン・メイヤー
配給 イギリスの旗アメリカ合衆国の旗 メトロ・ゴールドウィン・メイヤー
日本の旗 松竹セレクト
公開 イギリスの旗 1960年11月6日
アメリカ合衆国の旗 1960年12月7日
日本の旗 1961年3月31日
上映時間 77分
製作国 イギリスの旗 イギリス
アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
言語 英語
製作費 $320,000[1]
興行収入 アメリカ合衆国の旗 $2,175,000[1]
次作 続・光る眼/宇宙空間の恐怖
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1963年にはオリジナルの続編『続・光る眼/宇宙空間の恐怖英語版』(アントン・リーダー監督)が公開されている。

1995年ジョン・カーペンター監督で『光る眼』としてリメイクされた。

あらすじ 編集

イギリス南部の小さな村ミドウィッチである日突然、奇妙な現象が起こった。村のある特定地域の全ての人間や動物が一瞬で仮死状態に陥り、3時間後何事もなかったように蘇生したのだ。これと同じ時刻、同じ現象がソ連カナダオーストラリアでも起こった。

2ヵ月後、村中の妊娠可能な女性が相手がいるいないにかかわらず全員妊娠し、男女各6人計12人の子供が生まれた。しかし彼らは成長が異常に早く、3歳にして就学児童並みの体と大学教授並みの知能指数を持つに至った。

さらに子供たちは一様に同じような美しい顔だちと金髪と金色に光る眼、さらに人の心を透視しコントロールする超自然な力を備えていた。村に住む物理学者ゴードンを始めとする科学者たちは、彼らが未知空間から飛来した異質の生命であろうと推測する。

ゴードンは子供たちを恐怖に感じた村人たちの依頼で、彼らを村外れの建物に隔離し、監督と観察に当たることになるが、その中にはゴードンと妻アンシアの間に生まれた息子デヴィッドも含まれていた。

やがて、ソ連に生まれた同種の子供が村を支配し始めたため、軍で制圧しようとして失敗し、原子砲を撃ち込んで村ごと消滅させたというニュースが報じられた。

それを知ったゴードンはこの村をその二の舞にしてはいけないと考え、自分を犠牲にして子供たちの生命を断とうと決心し、ある行動に出る。

キャスト 編集

脚注 編集

  1. ^ a b The Eddie Mannix Ledger, Los Angeles: Margaret Herrick Library, Center for Motion Picture Study .

外部リンク 編集