杉田祐一

日本の男子プロテニス選手

杉田 祐一(すぎた ゆういち、1988年9月18日 - )は、宮城県仙台市出身の日本の元男子プロテニス選手。ATPランキング自己最高位はシングルス36位。ダブルス363位。これまでにATPツアーでシングルス1勝を挙げている。身長175cm。体重72kg。右利き、バックハンド・ストロークは両手打ち。

杉田祐一
Yuichi Sugita
2017年ウィンブルドン選手権での杉田祐一
基本情報
国籍 日本の旗 日本
出身地 同・宮城県仙台市
生年月日 (1988-09-18) 1988年9月18日(35歳)
身長 175cm
体重 72kg
利き手
バックハンド 両手打ち
ツアー経歴
デビュー年 2006年
引退年 2023年
ツアー通算 1勝
シングルス 1勝
ダブルス 0勝
生涯通算成績 57勝104敗
シングルス 55勝90敗
ダブルス 2勝14敗
生涯獲得賞金 $3,013,099
4大大会最高成績・シングルス
全豪 2回戦(2018・20)
全仏 1回戦(2017・18・20)
全英 2回戦(2017)
全米 2回戦(2017)
4大大会最高成績・ダブルス
全仏 1回戦(2018)
全米 1回戦(2017)
キャリア自己最高ランキング
シングルス 36位(2017年10月9日)
ダブルス 363位(2014年8月25日)
獲得メダル
男子 テニス
アジア競技大会
2014 仁川 シングルス
2014 仁川 混合ダブルス
2014 仁川 団体

日本人で史上3人目のATPツアーシングルス優勝者。自己最高世界ランキングは松岡修造の46位を抜いて日本人歴代3位である。

選手経歴 編集

ジュニア時代 編集

7歳からテニスを始め、仙台市立長命ケ丘小学校在校時の小五で全国大会に出場した。[1]その後仙台市立長命ケ丘中学校と進学し、中一時に吉田記念テニス研修センターで学ぶべく、千葉県柏市立松葉中学校に転校した。のち、湘南工大附高に進学し、2005年のインターハイシングルス優勝。

2006年 フューチャーズ初優勝 編集

2006年全豪オープンジュニア男子シングルスに出場。同年10月1日、三菱電機とプロ契約[2]。直後に開催された世界スーパージュニアテニス選手権大会で日本人として94年大会の鈴木貴男以来12年振りとなる男子シングルス優勝を決める。また、高校生初のテニス日本リーグ出場も果たした。

2007年 デビス杯初勝利 編集

2007年度トップアスリート入学試験(第一期)にて早稲田大学に進学(同期に福原愛斎藤佑樹らがいた)。同年デビスカップ日本代表にも選ばれ、当時最年少勝利を飾る。

2008年 フューチャーズ6勝目 編集

大学入学後はATPランキングも1000番台まで落ち込むなど伸び悩む時期もあったが、6月に日本で行われたツアー下部のフューチャーズ大会で予選から勝ち上がり、優勝すると、そこからフューチャーズ大会4連続優勝を果たし、年初に1007位だったシングルスランクを年末には341位まで大幅に上昇させた。

2009年 ツアー本戦初出場 編集

2009年も引き続きランキングを伸ばしており、5月にはシングルスランクも200位台に上昇された。8月にはシティ・オープンの予選を勝ち上がり、初めて自力でATPツアー本戦出場を果たしたが、1回戦でソムデブ・デバルマンに0-6, 6-7(6)のストレートで敗れた。全日本テニス選手権では初の決勝進出を果たしたが、連覇を狙う添田豪に敗れ、準優勝。

2010年 チャレンジャー初優勝 編集

3月の島津全日本室内テニス選手権大会において、決勝でマシュー・エブデンを4-6, 6-4, 6-1のフルセットで破り、ATPチャレンジャーツアー初優勝。10月の全日本テニス選手権男子シングルスでは、決勝で鈴木貴男を6-1, 6-3のストレートで下し大会初優勝を果たした[3]

2011年 ツアー初勝利 編集

1月のチェンナイ・オープンでは予選を勝ち上がって1回戦でダスティン・ブラウンを6-4, 2-6, 6-2で破りATPワールドツアーでのシングルス初勝利を挙げた。

9月に行われたデビスカップのワールドグループ・プレーオフ対インド戦では初日にシングルスで起用されると、相手国エースのソムデブ・デバルマンを6-3, 6-4, 7-5のストレートで下し、錦織圭添田豪の勝利を合わせインドに4-1で勝利し27年ぶりのワールドグループ復帰に貢献した[4]

2012年 全日本テニス選手権優勝 編集

1月、チェンナイ・オープンの予選を突破し本戦出場すると、1回戦では第8シードのオリビエ・ロクスを6-3, 6-4、2回戦では盧彦勳を7-6(5), 6-4で破り自身初のATPワールドツアーベスト8進出を果たす[5]。準々決勝では第2シードのニコラス・アルマグロに6-4, 6-7(8), 4-6のフルセットで敗れた。

全日本テニス選手権では伊藤竜馬を6-4, 6-3のストレートで下し2年ぶり2度目の優勝を飾った[6]

2013年 チャレンジャー2勝目 編集

2月、デビスカップのアジア・オセアニアゾーングループ1回戦インドネシア戦において、シングルスで出場。相手エース格のクリストファー・ルンカットを6-1, 6-3と寄せ付けず勝利をおさめた。7月のアメリカ・ニューポートで行われたテニス殿堂選手権では2回戦に進出。9月の上海チャレンジャーでは、決勝で守屋宏紀を6-3, 6-3のストレートで下しチャレンジャーツアー2勝目をあげた。

2014年 グランドスラム初出場 編集

6月のウィンブルドン選手権にて、グランドスラム18回目の予選出場にして初めて予選を突破し本選出場を果たした[7]。一回戦で第19シードのフェリシアーノ・ロペスに6-7(6), 6-7(6), 6-7(7)のストレートで敗れた。10月にはインドのプネーチャレンジャーで優勝しチャレンジャーツアー3勝目をあげた。

2015年 チャレンジャー5勝目 編集

6月、ウィンブルドン選手権の予選を突破し2年連続で本戦出場したが、1回戦でブラジュ・カウチッチに6-7, 3-6, 6-7で敗れた。その後、7月のテニス殿堂選手権コロンビア・オープンではともに2回戦に進出した。

9月にタイのバンコクチャレンジャー、11月に同じくタイのホアヒンチャレンジャーで優勝し、チャレンジャーツアーにおいて自身初の1シーズンでの複数タイトルを手にした。

2016年 トップ100入り 編集

全豪オープンでは予選決勝でデニス・ノビコフに6-4, 4-6, 6-3で勝利し、全豪オープン初出場を果たす。本戦1回戦では第23シードのガエル・モンフィスと対戦し、1-6, 3-6, 2-6で敗れた。2月の京都チャレンジャーでは第1シードで出場すると、決勝で中国の張択に勝利しチャレンジャーツアー6勝目を挙げる。翌週2月29日付の世界ランキングで99位に浮上し、トップ100入りを果たした[8]

6月のゲリー・ウェバー・オープンでは、予選決勝で伊藤竜馬をストレートで下し予選突破すると、1回戦で世界ランキング63位のテイラー・フリッツに降雨によるサスペンデッドを挟みながら7-6(4), 2-6, 6-3のフルセットで勝利し、500シリーズでの初勝利を挙げる。2回戦で前年準優勝者のアンドレアス・セッピに3-6, 0-6で敗れた。ウィンブルドンの予選では1回戦では世界ランク708位のマーカス・ウィリスに敗れ、3年連続本戦出場はならず。

7月、ロジャーズ・カップにおいてATPマスターズ1000の本戦初出場を果たすが、1回戦でグリゴール・ディミトロフに7-5, 6-7(5), 4-6のフルセットで惜敗した。リオデジャネイロオリンピックでは基準となる6月6日時点の世界ランキングは106位で当初出場権が無かったものの、上位者の欠場が相次いだためITF推薦枠で五輪初出場を果たした[9]シングルス1回戦でアメリカのブライアン・ベイカーに5-7, 7-5, 6-4で勝利し、2回戦で第15シードのジル・シモンに6-7(3), 2-6で敗れた。翌週のウエスタン・アンド・サザン・オープンでは1回戦で世界ランク27位のアレクサンダー・ズベレフに6-7(4), 6-4, 6-2で勝利し、ATPマスターズ1000初勝利を挙げる。2回戦でニコラ・マユに6-3, 7-5で勝利し、日本人史上4人目のATPマスターズ1000で2勝を挙げた選手となった[要出典]。3回戦では世界ランク6位のミロシュ・ラオニッチに1-6, 6-3, 3-6で敗れた。大会後の世界ランキングで自己最高の83位になった。

全米オープンでは予選2回戦でアレッサンドロ・ジャネッシに3-6, 6-3, 5-7で敗れた。9月のデビスカップワールドグループ・プレーオフウクライナ戦でデビスカップ日本代表に2年半ぶりに招聘される。第3試合のダブルスに錦織圭と組んで出場。スミルノフ/スタホフスキー組に6-3, 6-0, 6-3で勝利し、日本のワールドグループ残留を決めた。

2017年 ツアー初優勝 日本人歴代2位 編集

3月、第1シードとして出場した慶應チャレンジャー国際テニストーナメントの決勝で權順宇に勝利し、チャレンジャー7勝目を挙げた。深圳のチャレンジャー大会でも決勝まで進み、ブラジュ・カウチッチに勝利してチャレンジャー通算8勝目を挙げると共にトップ100に復帰した。

4月のバルセロナ・オープンでは予選決勝で敗退するも、第2シードで出場予定だった錦織が欠場したことにより、空いた枠にラッキールーザーで本戦に出場。1回戦で元世界ランキング5位のトミー・ロブレドを6-4, 6-3で勝利すると、2回戦で第9シードのリシャール・ガスケを4-6, 6-3, 7-6(3)で逆転勝利、3回戦で第7シードのパブロ・カレーニョ・ブスタを6-3, 6-3で勝利とシード選手を続けて撃破し、ATP500の大会で初のベスト8進出を果たした[10]。準々決勝で第4シードのドミニク・ティエムに1-6, 2-6で敗れた。大会後のランキングでは、自己最高の73位を記録する。

全仏オープンでは1回戦で第25シードのスティーブ・ジョンソンに日没順延を挟んで2日がかりでフルセットに持ち込むも、3-6, 3-6, 7-6(4), 7-6(3), 3-6で敗れた。翌週のイギリスのサービトン・チャレンジャーで優勝しチャレンジャー通算9勝目を挙げ、大会後のランキングで自己最高位を64位に更新する。

6月下旬から7月初めの本年度から新設されたウィンブルドン選手権の前哨戦、アンタルヤ・オープンに出場。2回戦で第4シード、元世界ランキング3位のダビド・フェレール、準決勝で元世界ランキング8位のマルコス・バグダティスに勝利し、自身初のATPツアー決勝進出。決勝で同じくツアー初優勝を狙うアドリアン・マナリノに6-1, 7-6(4)で勝利してATPツアー初優勝を果たし、同大会の初代王者に輝いた[11]。また、この優勝はグラスコートでのツアー大会日本人初優勝であり、かつ史上初のグラスコートサーフェスでの同一シーズンチャレンジャー大会及びツアー大会の優勝を達成することにもなった[12]。大会後の世界ランキングで44位となりトップ50入りを果たし、松岡が現役時代に記録した世界ランキング最高位の46位を越えて日本人歴代2位の世界ランキングを記録した[11]

翌週のウィンブルドン選手権では1回戦で地元イギリスのブライダン・クラインと対戦し、7-6(5), 6-3, 6-0のストレート勝ちで四大大会初勝利を挙げる。2回戦でアンタルヤ・オープンの決勝で対戦したマナリノに1-6, 7-5, 6-4, 6-7(2), 2-6とフルセットで敗れた。

8月のウエスタン・アンド・サザン・オープンでは第13シードのジャック・ソックジョアン・ソウザを破り2年連続3回戦進出を果たすと、3回戦でカレン・ハチャノフを破りATPマスターズ1000初のベスト8進出を果たす。準々決勝で優勝したグリゴール・ディミトロフに敗れた。本戦初出場となった全米オープンは1回戦でジョフレー・ブランカノーに勝ち同大会初勝利を挙げる。2回戦でレオナルド・マイエルに7-6(3), 4-6, 3-6, 4-6で敗れた。9月のデビスカップワールドグループ・プレーオフブラジル戦ではエースとしてシングルス2試合に出場。第1試合でギリェルメ・クレザールに6-2, 7-5, 7-6(5)で勝利、日本の2勝1敗で迎えた第4試合ではチアゴ・モンテイロに6-3, 6-2, 6-3で勝利し3勝1敗として、日本のワールドグループ残留を決めた。

アジアシーズンでは成都オープンではベスト4という成績を残す。ジャパン・オープン・テニス選手権では2回戦第1セットで第3シードミロシュ・ラオニッチに対し1ゲーム目をブレーク。直後ラオニッチの棄権で1-0で勝利し準々決勝進出。しかし、またしてもマナリノに敗れた。翌週の世界ランキングで自己最高の36位に浮上した。ストックホルム・オープンでもベスト8に進出した。年間最終ランキングは40位。

2018年 対世界ランクトップ10初勝利 編集

全豪オープン前哨戦のホップマンカップに17年ぶりの日本代表として大坂なおみと出場し、杉田はアメリカ代表戦でジャック・ソックの棄権で勝利したが、日本は3連敗でラウンドロビン敗退となった。全豪オープンでは1回戦で世界ランク9位で第8シードのジャック・ソックと再び対戦し、6-1, 7-6(4), 5-7, 6-3で全豪初勝利、及びトップ10の選手から初めて勝利を挙げた。2回戦でイボ・カロビッチにフルセットの末敗れた。

2月のデビスカップ1回戦イタリア戦では、エースとして出場し、第2試合でアンドレアス・セッピに勝利するも、第4試合でファビオ・フォニーニにフルセットの末に敗れ、日本は1回戦敗退となった。

3月以降は初戦敗退が続き、クレーコートシーズンは1勝も挙げることができなかった。 6月のグラスコートシーズンは、リベマ・オープンで初戦のニコロズ・バシラシビリに6-3, 6-2で勝利し、連敗を10、初戦敗退を9でストップさせた。続くゲリー・ウェバー・オープンでは2回戦で、世界ランキング7位のドミニク・ティエムに6-2, 7-5で勝利し、自身2度目の対トップ10の勝利を挙げた[13]。ウィンブルドン選手権は初戦敗退。後半戦はATPツアーだけでなく、チャレンジャーでも早期敗退に終わり、年間最終ランキングは145位まで降下した。

2019年 チャレンジャー10勝目 編集

全豪オープンでは予選2回戦敗退。2年ぶりにグランドスラム本選出場を逃した。それでもウィンブルドン選手権では予選突破して本選入り。1回戦でラファエル・ナダルにストレートで敗れた。全米オープンでは予選2回戦敗退。7月〜8月は酷暑の中、ATPチャレンジャーツアーに転戦し、3大会連続決勝進出(優勝2回、準優勝1回)を果たした。この間にランキングは100以上浮上した。さらにストックホルム・オープンでベスト4、兵庫ノアチャレンジャーで準優勝の成績を挙げ、年間最終ランキングは103位。

2020年 グランドスラム2回戦進出 編集

1月6日付のランキングでトップ100に復帰。全豪オープンは2年ぶりに初戦を突破し、2回戦でアンドレイ・ルブレフに敗れた。年間最終ランキングは102位。

2021年 東京オリンピック出場 編集

東京2020オリンピック男子シングルスに出場したが、1回戦でイタリアのファビオ・フォニーニに敗れた[14]。年間最終ランキングは161位。

2022年 トップ1000圏外 編集

5月には世界ランキング265位となっており、全仏オープンでは予選1回戦で敗退した。さらに同年9月26日の同ランキングでは1090位まで大幅にランキングを下降させた。年間最終ランキングは913位。

2023年 引退 編集

1月には世界ランキングが913位までに下降した。プロテクト・ランキングを利用して全豪オープンの予選に出場するも、予選2回戦敗退。7月には今シーズン限りで引退すると発表した。年間最終ランキングは1083位。

私生活 編集

2019年6月28日、結婚したことを自身のSNSで発表した[15]。翌月のウィンブルドン選手権1回戦はセンターコートで行われ、ファミリーボックスで観戦する妻の姿が見られた[要出典]

ATPツアー決勝進出結果 編集

シングルス: 1回 (1勝0敗) 編集

大会カテゴリ
グランドスラム (0–0)
ATPファイナルズ (0–0)
ATPツアー・マスターズ1000 (0–0)
ATPツアー500 (0–0)
ATPツアー250 (1–0)
サーフェス
ハード (0–0)
クレー (0–0)
グラス (1–0)
カーペット (0–0)
結果 No. 決勝日 大会 サーフェス 対戦相手 スコア
優勝 1. 2017年7月1日   アンタルヤ   アドリアン・マナリノ 6–1, 7–6(7–4)

ATPチャレンジャーツアー・ITFワールドテニスツアー決勝 編集

ATPチャレンジャーツアー(11)
ITFワールドテニスツアー(13)

シングルス 編集

No. 年月日 大会 サーフェス 対戦相手 試合結果
1. 2006年9月11日   大阪F9フューチャーズ Hsin-Han Lee 6-2, 6-3
2. 2008年6月27日   昭和F6フューチャーズ 岩見亮 6-3, 4-6, 6-3
3. 2008年7月3日   有明F7フューチャーズ ハード 岩見亮 3-6, 6-0, 7-5
4. 2008年8月16日   インドネシアF1フューチャーズ ハード KIM, Young-Jun 6-1, 6-0
5. 2008年8月23日   インドネシアF2フューチャーズ ハード   バーナード・トミック 6-3, 6-7, 6-3
6. 2008年10月25日   東京F11フューチャーズ クレー Kamil Capkovic 6-4, 6-3
7. 2009年7月5日   札幌F7フューチャーズ クレー 井藤 祐一 6-3, 7-5
8. 2009年10月25日   日大F9フューチャーズ クレー Kamil Capkovic 6-4, 6-3
1. 2010年3月14日   京都チャレンジャー カーペット   マシュー・エブデン 4-6, 6-4, 6-1
9. 2010年11月14日   タイF4フューチャーズ ハード 小ノ澤新 6-4, 6-2
10. 2010年11月22日   タイF5フューチャーズ ハード ロコ・カラヌシッチ 6-4, 6-1
11. 2012年7月9日   インドネシアF2フューチャーズ ハード Ti CHEN 6-2, 7-5
12. 2012年10月14日   柏F8フューチャーズ ハード Yong-Kyu LIM 7-6, 6-2
2. 2013年9月8日   上海チャレンジャー ハード   守屋宏紀 6-3, 6-3
3. 2014年6月25日   プネーチャレンジャー ハード   アドリアン・メネンデス=マセイラス 6-7(1), 6-4, 6-4
4. 2015年9月6日   バンコクチャレンジャー ハード   マルコ・トルンヘリーティ 6-4, 6-2
5. 2015年11月8日   ホアヒンチャレンジャー ハード   ステファン・ロベール 6-2, 1-6, 6-3
6. 2016年2月28日   京都チャレンジャー カーペット   張擇 5-7, 6-3, 6-4
7. 2017年3月5日   慶應チャレンジャー ハード   權順宇 6–4, 2–6, 7–6(2)
8. 2017年3月19日   深圳チャレンジャー ハード   ブラジュ・カウチッチ 7-6(6), 6-4
9. 2017年6月11日   サービトンチャレンジャー   ジョーダン・トンプソン 7–6(7), 7–6(8)
10. 2019年7月28日   ビンガムトンチャレンジャー ハード   ジョアン・メネゼス 7–6(2), 1-6, 6-2
11. 2019年8月11日   四日市チャレンジャー ハード   ジェームス・ダックワース 3-6, 6-3, 7-6(1)

成績 編集

略語の説明
 W   F  SF QF #R RR Q# LQ  A  Z# PO  G   S   B  NMS  P  NH

W=優勝, F=準優勝, SF=ベスト4, QF=ベスト8, #R=#回戦敗退, RR=ラウンドロビン敗退, Q#=予選#回戦敗退, LQ=予選敗退, A=大会不参加, Z#=デビスカップ/BJKカップ地域ゾーン, PO=デビスカップ/BJKカッププレーオフ, G=オリンピック金メダル, S=オリンピック銀メダル, B=オリンピック銅メダル, NMS=マスターズシリーズから降格, P=開催延期, NH=開催なし.

シングルス 編集

グランドスラム大会 編集

大会 2009 2010 2011 2012 2013 2014 2015 2016 2017 2018 2019 2020 2021 2022 2023 通算成績
全豪オープン A Q1 Q2 Q3 Q1 Q3 Q3 1R Q2 2R Q2 2R 1R A Q2 2–4
全仏オープン A Q1 A Q1 A Q1 Q1 A 1R 1R A 1R A Q1 A 0–3
ウィンブルドン選手権 A Q1 Q2 Q3 Q1 1R 1R Q1 2R 1R 1R NH 1R Q1 A 1–6
全米オープン Q1 Q3 Q1 Q1 Q1 Q3 Q2 Q2 2R 1R Q2 1R 1R A A 1–4

大会最高成績 編集

大会 成績
ATPファイナルズ A 出場なし
インディアンウェルズ 1R 2018
マイアミ 1R 2018
モンテカルロ 1R 2018
マドリード 1R 2018
ローマ 1R 2018
カナダ 1R 2016–2018
シンシナティ QF 2017
上海 1R 2016, 2017
パリ 1R 2017
オリンピック 2R 2016
デビスカップ 1R 2012, 2016-19
ATPカップ A 出場なし

対世界ランクトップ10勝利 編集

2017 2018 合計
勝利数 0 2 2
No. 対戦相手 ランク 大会 サーフェス ラウンド スコア 杉田
ランク
2018
1.   ジャック・ソック 9 全豪オープン ハード 1回戦 6-1, 7-6(7-4), 5-7, 6-3 41
2.   ドミニク・ティーム 7 ゲリー・ウェバー・オープン 2回戦 6-2, 7-5 52

デビスカップ 編集

ステージ オーダー 対戦国 対戦相手  スコア
2011年 ワールドグループ・プレーオフ シングルス1   インド ソムデブ・デバルマン 6-3, 6-4, 7-5
ダブルス (伊藤竜馬) マヘシュ・ブパシ
ロハン・ボパンナ
5-7, 6-3, 3-6, 6-7(4-7)
2012年 ワールドグループ・1回戦 ダブルス (伊藤竜馬)   クロアチア イワン・ドディグ
イボ・カロビッチ
4-6, 4-6, 6-3, 3-6
2013年 アジア・オセアニア・グループ1・2回戦 シングルス4   インドネシア クリストファー・ルンカット 6-1, 6-3
2016年 ワールドグループ・プレーオフ ダブルス (錦織圭)   ウクライナ セルジー・スタホフスキー
アルテム・スミルノフ
6-3, 6-0, 6-3
2017年 ワールドグループ・1回戦 ダブルス (内山靖崇)   フランス ピエール=ユーグ・エルベール
ニコラ・マユ
3-6, 4-6, 4-6
ワールドグループ・プレーオフ シングルス1   ブラジル ギリェルメ・クレザール 6-2, 7-5, 7-6(7-5)
シングルス4 チアゴ・モンテイロ 6-3, 6-2, 6-3
2018年 ワールドグループ・1回戦 シングルス2   イタリア アンドレアス・セッピ 4-6, 6-2, 6-4, 4-6, 7-6(7-1)
シングルス4 ファビオ・フォニーニ 6-3, 1-6, 6-3, 6-7(6-8), 5-7
2019年 決勝グループステージ シングルス1   セルビア フィリプ・クライノビッチ 2-6, 4-6

脚注 編集

  1. ^ “杉田祐一の挑戦(夢は地球世界転戦)date=2017年3月22日”. 河北新報社. http://sp.kahoku.co.jp/tohokunews/201703/20170322_74009.html 
  2. ^ “三菱電機テニス日本リーグチームと杉田祐一選手がプロ契約を締結”. 三菱電機. (2006年9月29日). http://www.mitsubishielectric.co.jp/news/2007/1112-a.html 
  3. ^ 58分間に凝縮された強い意志。杉田が全日本初制覇”. ニッケ全日本テニス選手権 85th. 2015年11月9日閲覧。
  4. ^ “日本 杉田と錦織がインドに連勝、デビス杯”. AFP BB NEWS. https://www.afpbb.com/articles/-/2828330?pid=7781403 2015年11月9日閲覧。 
  5. ^ “杉田が自身初のベスト8進出◇チェンナイ・オープン”. tennis365.net. http://news.tennis365.net/news/today/201201/82152.html 2015年11月9日閲覧。 
  6. ^ “杉田祐一が伊藤竜馬を破り優勝◇ニッケ全日本テニス選手権”. tennis365.net. http://news.tennis365.net/news/today/201211/95054.html 2015年11月9日閲覧。 
  7. ^ 18回目で“天国”を見た杉田祐一の長き旅路~念願のウィンブルドン本戦出場~”. Number Web. 2015年11月9日閲覧。
  8. ^ “杉田祐一 初のトップ100入り”. tennis365. http://news.tennis365.net/news/today/201602/108513.html 2016年2月29日閲覧。 
  9. ^ “杉田祐一、ダニエル太郎が推薦枠でリオ五輪出場権”. 日刊スポーツ. https://www.nikkansports.com/olympic/rio2016/tennis/news/1686753.html 2016年8月11日閲覧。 
  10. ^ “杉田祐一がカレーニョ ブスタを倒してATP500で初の8強入り [バルセロナ・オープン・バンコサバデル”]. ベースボール・マガジン社. THE TENNIS DAILY. (2017年4月28日). https://www.thetennisdaily.jp/news/contents/overseas/atp/20170428_0023416.php 2017年7月2日閲覧。 
  11. ^ a b “杉田祐一がマナリノを破り、日本人として史上3人目のATPツアー優勝 [アンタルヤ・オープン”]. ベースボール・マガジン社. THE TENNIS DAILY. (2017年7月2日). https://www.thetennisdaily.jp/news/contents/overseas/atp/20170702_0024721.php 2017年7月2日閲覧。 
  12. ^ Sugita Surges To Maiden ATP World Tour Crown”. ATP World Tour (2017年7月1日). 2017年7月2日閲覧。
  13. ^ 杉田 金星「人生最高の試合」”. tennis365.net (2018年6月21日). 2018年6月24日閲覧。
  14. ^ “マクラクラン勉・錦織圭組が初戦突破、女子単の土居美咲も快勝”. 読売新聞. https://www.yomiuri.co.jp/olympic/2020/20210724-OYT1T50279/0 2021年7月25日閲覧。 
  15. ^ 杉田祐一が結婚を発表。ウィンブルドンではナダルと対戦へ”. www.thetennisdaily.jp. 2019年7月3日閲覧。

外部リンク 編集