村松駅 (新潟県)

かつて日本の新潟県村松町(現:五泉市)にあった蒲原鉄道の駅

村松駅(むらまつえき)は、かつて新潟県中蒲原郡村松町(現、五泉市)に存在した蒲原鉄道蒲原鉄道線)の。1999年の同社線廃線後も村松駅前バスターミナルとしてそのまま使用されている。

村松駅
蒲原鉄道村松駅前バスターミナル(2004年9月)
(1階が旧村松駅)
むらまつ
Muramatsu
西村松 (1.6 km)
(3.2 km) 今泉
地図
所在地 新潟県中蒲原郡村松町(現・五泉市
北緯37度41分50.73秒 東経139度10分39.73秒 / 北緯37.6974250度 東経139.1777028度 / 37.6974250; 139.1777028座標: 北緯37度41分50.73秒 東経139度10分39.73秒 / 北緯37.6974250度 東経139.1777028度 / 37.6974250; 139.1777028
所属事業者 蒲原鉄道
所属路線 蒲原鉄道線
キロ程 17.7 km(加茂起点)
駅構造 地上駅
ホーム 1面2線
開業年月日 1923年大正12年)10月20日
廃止年月日 1999年平成11年)10月4日
写真右側の3階建部分が本社。現在は蒲鉄トラベルの店舗兼定期券発売所となっている
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歴史 編集

駅構造 編集

島式ホーム1面2線を有する地上駅で、社員配置駅。ホームと駅舎の間は構内踏切で連絡していた。

駅舎1階の改札口周辺には出札窓口、自動券売機の他、売店旅行代理店(蒲鉄トラベル村松店)、トイレなどが設けられていた。

また五泉寄りには蒲原鉄道線の車庫が設置されており、車両が留置されていた。線路東側にはバスの車庫が設置されていたが、当線廃止後に線路敷跡及び車庫跡の一部を使用して拡張されている。

そのほかの駅跡地はコンビニエンスストアドラッグストアなどの店舗敷地、駐車場として使用されている。

現在の駅周辺 編集

バス路線 編集

駅自体が蒲原鉄道の本社であるため、現在も建物が残り、旧駅舎正面入口上には「村松駅」の立体文字看板がそのまま掲げられている。

このほか、2010年9月30日までは蒲鉄小型バスによる路線バスが運行されていた(詳細は蒲原鉄道#路線の変遷五泉市ふれあいバス#沿革を参照)。

その他 編集

  • 駅周辺の村松町当時の字名「駅前通」は2006年(平成18年)の五泉市・村松町合併後も新自治体に引き継がれ、「五泉市村松駅前通」となっている。

隣の駅 編集

蒲原鉄道
蒲原鉄道線
西村松駅 - 村松駅 - 今泉駅

脚注 編集

  1. ^ 安田民俗資料館 2023年現在、閉館中。
  2. ^ 旧蒲原鉄道本社社屋 村松駅舎 (本館) 譲与者 蒲原鉄道株式会社懐かしの建物 2004年 安田民俗資料館

関連項目 編集