松井 亜弥(まつい あや、1964年[1]5月12日[2] - )は、日本脚本家日本脚本家連盟会員。

人物 編集

小山高生が主宰する脚本家集団ぶらざあのっぽ出身。

脚本家として主にアニメ脚本シリーズ構成を担当している。また、自身がシリーズ構成や脚本をつとめた『まじかる★タルるートくん』、『きんぎょ注意報! 』、『スーパービックリマン』、『たまごっち!』などのアニメ作品では、主題歌や挿入歌などの作詞も担当している。

来歴 編集

高校生のころ、『E.T.』を見て感動。脚本家が女性のメリッサ・マシスンと知り、「私もあんなドラマが書けたら…」と触発され、脚本家を志す。大学もシナリオ講座に進むが、松井のファンタジー志向とは逆に、サスペンスドラマを好む周囲の風潮になじめなかった。結局芽が出ずに、脚本家を諦め、一旦は就職するも、雑誌でアニメシナリオハウスの募集広告を見つけ、「アニメなら『E.T.』みたいなファンタジックで子供の楽しめるようなものが書けるんじゃないか」と思い、アニメシナリオハウスに応募する。その後、小山高生に師事し、ぶらざあのっぽに出入りするようになる。そのうちに『ホワッツマイケル』のプロットが採用され、脚本を1本執筆、これをきっかけにぶらざあのっぽ所属となり、脚本家としてデビューする[1]

作品リスト 編集

テレビアニメ 編集

1988年
1989年
1990年
1991年
1992年
1993年
  • GS美神シリーズ構成、脚本、小説版執筆)
1994年
1995年
1996年
1997年
1998年
1999年
2000年
2001年
2002年
2005年
2006年
2007年
2008年
2009年
2011年
2012年
  • たまごっち! ゆめキラドリーム(-2013年、シリーズ構成・脚本)
2013年
2014年
  • GO-GO たまごっち!(-2015年、シリーズ構成・脚本)
2015年
  • たまごっち! たまともだいしゅーGO(シリーズ構成
2016年
2017年
  • リルリルフェアリル〜魔法の鏡〜(-2018年、脚本)
2019年
2020年
2022年

劇場アニメ 編集

1990年
1993年
1994年
1996年
2005年
2007年
2008年
2009年
  • 2 STEPS!(脚本)
2010年
2013年

作詞 編集

1990年
1991年
1992年
  • スーパービックリマン
    • オープニングテーマ
    • 挿入歌・キャラクターソング
      • 「既視感」(作詞:松井亜弥 / 作曲:清岡千穂 / 編曲:藤原いくろう / 歌:草尾毅、山崎和佳奈
      • 「MY PRECIOUS BLUE…」(作詞:松井亜弥 / 作曲:清岡千穂 / 編曲:藤原いくろう / 歌:ティキ(柏倉つとむ))
      • 「みんながいるから…」(作詞:松井亜弥 / 作曲・編曲:藤原いくろう / 歌:フェニックス(草尾毅)、ティキ(柏倉つとむ)、アムル(山崎和佳奈)、アスカ(浦和めぐみ))
      • 「鏡の迷路」(作詞:松井亜弥 / 作曲・編曲:有澤孝紀 / 歌:アムル(山崎和佳奈))
1994年
  • 七つの海のティコ
    • 挿入歌
      • 「ぶらんこの歌」(作詞:松井亜弥 / 作曲:清岡千穂 / 歌:林原めぐみ)
2014年

その他 編集

2006年
  • ポケモン3Dアドベンチャー2 ピカチュウの海底大冒険(脚本)
2008年

脚注 編集

  1. ^ a b 荒川進(編)「Animationぴ~ぷるVol.9 松井亜弥さん(脚本家)」『アニメージュ』1993年12月号、徳間書店、1993年12月10日、156-157頁、雑誌01577-12。 
  2. ^ 松井亜弥 Twitter、プロフィールに誕生日記載あり (@caipirinha8) - X(旧Twitter)
  3. ^ SAMURAI GIRL リアルバウトハイスクール : 作品情報”. アニメハック. 2022年5月2日閲覧。
  4. ^ 松井亜弥 Twitter 2014年11月26日 21:31の発言

関連項目 編集

外部リンク 編集