桑原 三郎(くわばら さぶろう、1926年12月20日 - 2009年1月21日[1])は日本教育者児童文学者文学博士日本児童文芸家協会顧問、慶應義塾福澤研究センター顧問。

人形劇『きかんしゃトーマス』の原作となった絵本『汽車のえほん』の翻訳者のひとり。

経歴 編集

1926年、群馬県利根郡池田村大字奈良(現沼田市奈良町)に桑原武一郎、志げの3男として生まれる[要出典]。父は誕生4ヶ月前に腹膜炎で急死、母も生後8ヶ月足らずで脳溢血で死亡、祖母そめとともに乳母杉野そうのもとで育った[要出典]。12歳年上の兄真一郎を父親代わりに、5歳年上の姉富子が教育係になって幼少期を過ごした[要出典]。その姉も18歳の時、災害死して兄1人ともう1人の姉朝子が記憶に残る兄弟となったためか、兄弟愛は強かった[要出典]旧制沼田中学校を経て[要出典]1948年昭和23年)、慶應義塾大学文学部心理学科を卒業[2]慶應義塾幼稚舎教諭、慶應義塾大学文学部講師を経て、1990年平成2年)、白百合女子大学児童文学学科教授[2]。1998年、同大学を退職[2]2009年、死去。

日本児童文芸家協会、慶應義塾福澤研究センター顧問を務めた[2]

1995年、松井千恵と監修を務めた『巖谷小波「十亭叢書」の註解』で日本児童文学学会賞特別賞受賞[3]。1998年、日本児童文学学会賞特別賞受賞[3]

代表的な著訳書 編集

単著 編集

編著 編集

その他 編集

翻訳書 編集

  • 汽車のえほん

関連項目 編集

脚注 編集

外部リンク 編集