様舞駅

かつて北海道中川郡池田町にあった北海道ちほく高原鉄道の駅

様舞駅(さままいえき)は、北海道中川郡池田町字様舞206[1]にあった北海道ちほく高原鉄道ふるさと銀河線である。国鉄JR北海道池北線時代の事務管理コードは▲110501[2]

様舞駅
様舞駅ホーム(2005年5月撮影)
さままい
Samamai
池田 (5.7 km)
(5.8 km) 高島
地図
所在地 北海道中川郡池田町字様舞206
北緯42度58分20秒 東経143度27分2秒 / 北緯42.97222度 東経143.45056度 / 42.97222; 143.45056座標: 北緯42度58分20秒 東経143度27分2秒 / 北緯42.97222度 東経143.45056度 / 42.97222; 143.45056
所属事業者 北海道ちほく高原鉄道
所属路線 ふるさと銀河線
キロ程 5.7 km(池田起点)
駅構造 地上駅
ホーム 1面1線
開業年月日 1950年昭和25年)
廃止年月日 2006年平成18年)4月21日
備考 ふるさと銀河線廃線に伴い廃駅
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1977年、国鉄池北線時代の様舞駅と周囲500m範囲。上が北見方面。国土交通省 国土地理院 地図・空中写真閲覧サービスの空中写真を基に作成

歴史 編集

乗客はきわめて少なく、年間の平均乗降客数がわずか5人程度だったとされる。このため2000年には廃止対象とされたが、最終的には撤回されて2006年の廃線まで存続した。

駅名の由来 編集

地名より。由来はアイヌ語の「サモオマイ(samo-oma-i )」(和人・いる・ところ)、あるいは「サモオマナイ(samo-oma-nay)」(和人・住んでいる・沢)から、とする説があるが、池田町史では、和人の定住が1896年(明治29年)以後であったとして、疑問が残るとしている[8]

駅構造 編集

単式ホーム1面1線を有する地上駅無人駅であった。

駅周辺 編集

様舞の集落があるのみ。

隣の駅 編集

北海道ちほく高原鉄道
ふるさと銀河線
池田駅 - 様舞駅 - 高島駅

脚注 編集

  1. ^ 『10年』 p. 104
  2. ^ 日本国有鉄道営業局総務課 編『停車場一覧 昭和41年3月現在』日本国有鉄道、1966年、236頁。doi:10.11501/1873236https://doi.org/10.11501/18732362022年12月10日閲覧 
  3. ^ a b c 石野哲 編『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 II』(初版)JTB、1998年10月1日、891頁。ISBN 978-4-533-02980-6 
  4. ^ 『JR釧路支社』 p. 94
  5. ^ 『JR釧路支社』 p. 96
  6. ^ 『JR釧路支社』 p. 122
  7. ^ 『10年』 p. 105
  8. ^ アイヌ語地名リスト ゴ~シブ P51-60P”. アイヌ語地名リスト. 北海道 環境生活部 アイヌ政策推進室 (2007年). 2018年9月13日閲覧。

参考文献 編集

  • 『JR釧路支社 鉄道百年の歩み』北海道旅客鉄道釧路支社、2001年。 
  • 『ふるさと銀河線10年のあゆみ』ふるさと銀河線10周年記念事業実行委員会、1999年。 

関連項目 編集