津屋崎駅

福岡県福津市にあった西日本鉄道の駅(廃駅)

津屋崎駅(つやざきえき)は、かつて福岡県福津市津屋崎に存在した、西日本鉄道(西鉄)宮地岳線。宮地岳線(現・貝塚線)の延伸により同線の終着駅となり、同線の区間廃止に伴い廃駅となった。

津屋崎駅
駅舎(2007年1月)
つやざき
Tsuyazaki
宮地岳 (1.4 km)
地図
所在地 福岡県福津市津屋崎
北緯33度47分12.9秒 東経130度28分5.4秒 / 北緯33.786917度 東経130.468167度 / 33.786917; 130.468167座標: 北緯33度47分12.9秒 東経130度28分5.4秒 / 北緯33.786917度 東経130.468167度 / 33.786917; 130.468167
所属事業者 西日本鉄道
所属路線 宮地岳線
キロ程 20.9 km(貝塚起点)
駅構造 地上駅
ホーム 1面2線
乗降人員
-統計年度-
1,156人/日
-2006年-
開業年月日 1951年昭和26年)7月1日
廃止年月日 2007年平成19年)4月1日
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歴史 編集

駅構造 編集

島式ホーム1面2線を有する地上駅有人駅であった。標高3.9 mに位置する。夜間は1番線に1本、2番線に2本、合わせて3本の列車夜間滞泊していた。

1980年代線路終端側に新たに道路が整備され、その用地提供のため駅が移動された[1]。駅舎と分岐器を貝塚方へ移動、旧ホーム中程の一部は再利用され、貝塚方が新規に延長された。右写真の奥側でホームが切り接がれている。この時作られた道路は福岡県道26号の一部となり、1993年平成5年)に国道495号に昇格している。

車止めに向かって左側に駅舎があった。「電車延長記念」の石碑が駅の脇に建てられたが、現在は線路、駅舎、ホームが全て撤去され、石碑だけが残っている。なお、駅の敷地は2014年に全18区画の分譲住宅地となっている。

利用状況 編集

1日の平均乗車および乗降人員は下表のとおり[2]

年度 1日平均
乗車人員
1日平均
乗降人員
2000年 904 1,586
2001年 871 1,521
2002年 745 1,493
2003年 675 1,352
2004年 625 1,249
2005年 600 1,203
2006年 578 1,156

駅周辺 編集

津屋崎町の中心部にあたる。駅の頭端の前を国道495号が通っている。

その他 編集

隣の駅 編集

西日本鉄道
宮地岳線
宮地岳駅 - 津屋崎駅

脚注 編集

  1. ^ 日本の私鉄 (16) - 保育社カラーブックス(1982年刊)
  2. ^ 福岡市統計書 (都市圏の概況) 福岡都市圏の私鉄各駅乗降人員
  3. ^ 津屋崎海水浴場”. ふくつのじかん. 福津市経済産業部. 2023年6月10日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年8月31日閲覧。

関連項目 編集