浅井王(あさいおう、生没年不詳)は、奈良時代から平安時代初期にかけての皇族。官位は従五位上・伊予守。
桓武朝初頭の天応元年(781年)従五位下に直叙される。延暦4年(785年)諸陵頭、延暦5年(786年)内匠頭と桓武朝の前期は京官を歴任する。延暦7年(788年)丹波守として地方官に転じるが、延暦10年(791年)主馬頭に任官し京官に復す。
その後、従五位上に叙せられ、延暦18年(799年)には伊予守と再び地方官を務めている。
『六国史』による。