独占!金曜日の告白』(どくせん!きんようびのこくはく)は、2007年10月19日から2008年3月7日までフジテレビ系列で毎週金曜日19:00 - 19:57(一部地域除く)にて放送されていたドキュメンタリー番組を兼ねたバラエティ番組である。前番組は『Dのゲキジョー 〜運命のジャッジ〜』。本項では当番組のレギュラー放送終了後に放送された単発特番の後継単発特番『芸能界の告白』(げいのうかいのこくはく)についても記す。

独占!金曜日の告白

芸能界の告白
ジャンル バラエティ番組
演出 和田実
出演者 みのもんた
大島由香里(フジテレビアナウンサー)
研ナオコ
美川憲一
ウエンツ瑛士
高畑淳子
鈴木紗理奈 ほか
製作
プロデューサー 和田実(CP)
挾間英行
朝倉千代子(アルファグリッド)
内海雅
制作 フジテレビ
放送
放送国・地域日本の旗 日本
フジテレビ
レギュラー放送
放送期間2007年10月19日 - 2008年3月7日
放送時間毎週金曜 19:00 - 19:57
放送分57分
単発特別番組第1弾
放送期間2008年6月27日
放送時間金曜 19:00 - 21:49
放送枠金曜プレステージ
放送分169分
単発特別番組第2弾
放送期間2008年9月26日
放送時間金曜 19:00 - 21:49
放送枠金曜プレステージ
放送分169分
単発特別番組第3弾
放送期間2009年3月13日
放送時間金曜 19:00 - 20:54
放送分114分
単発特別番組第4弾
放送期間2009年8月11日
放送時間19:00 - 20:54
放送枠カスペ!
放送分114分
単発特別番組第5弾・特別編
放送期間2009年12月20日
放送時間19:00 - 20:54
放送分114分
単発特別番組第6弾
放送期間2010年5月4日
放送時間19:00 - 20:54
放送枠カスペ!
放送分114分
単発特別番組第7弾
放送期間2010年8月10日
放送時間19:00 - 20:54
放送枠カスペ!
放送分114分
単発特別番組第8弾
放送期間2011年5月3日
放送時間19:00 - 20:54
放送枠カスペ!
放送分114分
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番組概要 編集

前番組「Dのゲキジョー 〜運命のジャッジ〜」の企画である、ゲストの人生体験紹介を更に推し進めて、ゲストから「有名人の告白」を引き出し、知られざる有名人達の「真の人間性、暖かさ、脆さ」を視聴者に届ける事が番組の趣旨である。前番組では綾小路きみまろがしばしば取り上げられていたが、本番組はさまざまなゲストを呼んでいた。

視聴率はほぼ二桁台をキープしており、2007年12月14日の放送では15.8%を記録した。その後も14%前後保持し、時間帯トップになるなど安定した視聴率を獲得していたが、その後、2008年3月7日放送のスペシャルをもってレギュラー放送を終了、「検定ジャポン」(引き続きみのもんたが司会)に交代した。

なお、レギュラー枠で2回放送されていた『売れなきゃよかった…金曜日の告白SP!大ヒットに狂わされた壮絶人生』は、不定期の特別番組として放送されている(レギュラー放送終了後初の放送は6月27日の『金曜プレステージ』枠)。但し、2009年8月11日放送分は『カスペ!』枠で『芸能人の告白』として放送。さらに、年末は12月20日の19・20時台でやはり『芸能人の告白』として放送している。

2008年3月7日放送分を以って半年続いた『独占!金曜日の告白』レギュラー放送を終了し、その後『売れなきゃよかった…金曜日の告白SP!大ヒットに狂わされた壮絶人生』として単発特番となった。2009年8月11日より『カスペ!』枠における特番放送時以降は『芸能界の告白』(正式名称は『芸能界の告白 大ヒットに隠された壮絶人生SP』。)と改題している。番組名の変更は単純に放送曜日が金曜日以外になったためだと思われる。

出演者 編集

司会 編集

パネラー 編集

アシスタント 編集

  • 大島由香里(フジテレビアナウンサー)※途中降板
  • 本田朋子(フジテレビアナウンサー)2007年11月2日放送分

ナレーター 編集

ゲスト 編集

売れなきゃよかった…金曜日の告白SP!大ヒットに狂わされた壮絶人生 編集

視聴率が低迷していた中で高視聴率を叩き出したスペシャル企画。内容はこの番組らしく、各歌手のヒットの裏で起こった悲劇、大ヒット曲の誕生秘話などを再現ドラマで告白してもらい、その後スタジオに登場して熱唱するというもの。普通の歌謡曲番組と異なる点として、ただヒット曲を歌わせるだけや、その当時の懐かしい映像を見せたりせずに、歌手一人ひとりの秘話を見せた後にスタジオで必ず歌っているところが特徴。

タイトルに「Dゲキ」からのスタッフらしい「売れなきゃよかった・・・」という強烈なタイトルが付いているものの、歌手によってはヒットによって起こった笑い話など、実に様々なVTRが流れてバラエティに富んでいる。またいくつかの歌手は「Dゲキ」時代の再編集のみで構成させているものある(辺見マリなど)。

特番期に放送すれば毎回、高視聴率を出したが番組そのものが終了。しかし、好評企画だったということもあり、6月27日の『金曜プレステージ』枠を使って3時間の拡大版で復活することになった。第4弾からは「売れなきゃよかった…」がタイトルから外れた(理由は不明)。

「芸能界の告白」改題後は「Dのゲキジョー 〜運命のジャッジ〜」(前々番組)および「独占!金曜日の告白」(前番組)の企画である、ゲストの人生体験紹介を更に推し進めて、ゲストから「有名人の告白」を引き出し、知られざる有名人達の「真の人間性、暖かさ、脆さ」を視聴者に届ける事が番組の趣旨である。以前、スタジオにゲストを招いてトークを展開していたが、現在はスタジオには呼ばずVTRのみ出演となっている。そのためみのもんたはストーリーテラー的な役割で出演している。

2009年12月20日放送の単発特番第5弾(「独占!金曜日の告白」の単発特番放送からの通算。以下略。)は、当時まったくメディアに露出してなかった小室哲哉が出演。「5億円詐欺事件」について初めて語った。そのためこの回は「特別編」と銘打たれていた。

2010年8月10日放送分からはレターボックス放送(それまではサイドカット放送)。2011年5月3日に単発特番第8弾が放送されたのを最後に、以降放送されていない。

レギュラー放送第7回(2007年12月14日) 編集

  • 視聴率15.8%

出演歌手 編集

レギュラー放送最終回(2008年3月7日)  編集

  • 視聴率14.2%

出演歌手 編集

※ラストの部分で2月1日放送されたカルーセル麻紀の再生医療の結果が放送された。

単発特番第1弾(2008年6月27日) 編集

  • 視聴率12.3%

出演歌手 編集

単発特番第2弾(2008年9月26日) 編集

単発特番第3弾(2009年3月13日) 編集

単発特番第4弾(2009年8月11日) 編集

この回以降、金曜日以外での放送となり『独占!金曜日の告白』ではなく、『芸能界の告白』として放送された。

単発特番第5弾・特別編(2009年12月20日) 編集

単発特番第6弾(2010年5月4日) 編集

単発特番第7弾(2010年8月10日) 編集

単発特番第8弾(2011年5月3日) 編集

スタッフ 編集

  • 構成 : 豊村剛海老克哉堀田延/工藤ひろこ、加藤正人
  • リサーチ : OFFICE HIT
  • TP (テクニカルプロデューサー) : 高瀬義美
  • SW (スイッチャー) : 河西純
  • カメラマン : 宮崎健司
  • VE (ビデオエンジニア) : 斎藤雄一
  • 音声 : 本間祥吾
  • 照明 : 植松晃一、谷口明美
  • マルチモニター : 鈴木豊
  • 音響効果 : 田中寿一・石崎野乃(J-WORKS
  • VTR編集 : 菅野邦大
  • ロケ編集 : ザ・チューブオムニバス・ジャパン麻布プラザ(週変わりは異なる)
  • MA :
  • 美術 : 古江学
  • セットデザイン : 棈木陽次
  • 美術進行 : 石川利久
  • 大道具 : 丸野彰久
  • 装飾 : 井藤厚
  • アクリル装飾 : 大竹由里子
  • 電飾 : 岸和幸
  • 生花オブジェ装飾 : 荒川直史
  • 特殊装置 : 金丸佳樹
  • メイク : 根本芳子
  • みのもんたスタイリスト : 御法川靖子
  • 編成 : 熊谷剛
  • 広報 : 遠藤恵
  • TK (タイムキーパー) : 山岸弘子
  • AP (アシスタントプロデューサー) : 佐藤実(ハウフルス)、菊岡郁枝(ザ・ワークス)
  • ディレクター : 武田幹治(ザ・ワークス)、本田啓一、椿原宏史(ハウフルス)、武富博志(Jアソシエイツ)、伊藤嘉彦(アズバーズ
  • 制作プロデューサー : 高橋純一、河本和美(Jアソシエイツ)、長岡美樹(ザ・ワークス)、増田俊二郎(ハウフルス)
  • プロデューサー : 挾間英行(後にチーフプロデューサー・演出)、朝倉千代子アルファグリッド)、内海雅
  • チーフプロデューサー・演出 : 和田実
  • 監修 : 宮道治朗
  • 制作 : 吉田正樹
  • 技術協力 : ニユーテレスFLT、サンフォニックス、IMAGICA
  • ロケ技術協力 : 八峯テレビヌーベルフォースティ・ピー・ブレーンジェイ・クルー
  • ロケ美術協力 : フジアール
  • 制作協力 : JアソシエイツハウフルスTHE WORKS(週変わりは異なる)
  • 製作 : フジテレビバラエティ制作センター
  • 製作著作 : フジテレビ

ネット局と放送時間 編集

19時台のゴールデンタイムにも関わらず、フジテレビの月曜日、火曜日同様、ローカルセールス枠のため、「Dゲキ」同様自社制作や他番組の遅れネットを放送している地域がある。

レギュラー放送を遅れネットの局
  • 岡山放送:自社制作の『ニョッキン7』を放送しているため、毎週土曜日16:00〜17:00に遅れ放送(約92日遅れ)。2008年1月から放送(2007年12月までは『Dゲキ』を放送)。2時間スペシャルは初回放送についてはフルネット、最終回放送については19:57から1時間の短縮版を放送。遅れ放送も4月12日で打ち切られ、後枠は関西テレビ製作の『快傑えみちゃんねる』が移動するため『検定ジャポン』は放送されない。
  • テレビ大分日本テレビ系列とのクロスネット局):『SMAP×SMAP』の遅れ放送をしているため、毎週月曜日14:05〜15:00に不定期で放送。2時間スペシャルは同時ネット。
  • これ以外に、アメリカでフジテレビが行っているケーブルテレビ日本語放送を通じ、ロサンゼルス(現地時間土曜)とホノルル(同月曜)でも放送されていた。
レギュラー未放送の局
系列外でのネット局
  • 青森放送(日本テレビ系列):2008年1月18日から金曜日9:55〜10:55に放送。4ヶ月遅れ。2時間スペシャルについては不明。
  • KBS京都(独立UHF局)2008年3月4日6月17日に火曜日19:00〜19:58に放送。関西地区で唯一のネット局である。

※ちなみに上記以外の地域では原則同時ネットだが不定期で自社制作の特別番組を編成するため後日振り替え放送を実施している。たとえば岩手めんこいテレビでは金曜に平泉のシリーズを放送した際に、土曜夕方に放送日時を振り替えたことがある。

外部リンク 編集

フジテレビ 金曜19時枠
前番組 番組名 次番組
Dのゲキジョー
〜運命のジャッジ〜

(2005年4月 - 2007年9月)
独占!金曜日の告白
(2007年10月 - 2008年3月)
検定ジャポン
(2008年4月 - 9月)