玉野駅

日本の愛知県一宮市にある名古屋鉄道の駅

玉野駅(たまのえき)は、愛知県一宮市玉野字河端19番地にある、名古屋鉄道尾西線である。駅番号はBS08

玉野駅
駅舎 (2022年1月)
たまの
TAMANO
BS07 山崎 (1.4 km)
(1.5 km) 萩原 BS09
地図
所在地 愛知県一宮市玉野字河端19番地
北緯35度15分58秒 東経136度44分52秒 / 北緯35.26611度 東経136.74778度 / 35.26611; 136.74778座標: 北緯35度15分58秒 東経136度44分52秒 / 北緯35.26611度 東経136.74778度 / 35.26611; 136.74778
駅番号 BS  08 
所属事業者 名古屋鉄道
所属路線 尾西線
キロ程 18.7 km(弥富起点)
駅構造 地上駅
ホーム 1面1線
乗降人員
-統計年度-
789人/日
-2020年-
開業年月日 1924年大正13年)10月1日
備考 無人駅駅集中管理システム導入駅)
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概要 編集

一宮市に所在する鉄道駅では最西端、最南端に位置する。尾西線では当駅と開明駅のみ旧尾西市内に位置する。普通列車停車駅であり、道路(終日歩行者専用)のすぐ横に駅がある。玉野 - 萩原間には桜の名所萬葉公園があり、玉野 - 山崎間では車内から銀杏の黄葉を見ることができる。

本数は毎時4本で、名鉄名古屋まで約40分、名鉄一宮まで約15分、津島まで約18分で結ぶ。市内のほか、自動車以外の交通手段が少ない津島市愛西市稲沢市西部の会社員や、駅近辺の高等学校に通う生徒の通勤・通学手段であり、また新聞等の輸送も行っている。

歴史 編集

駅構造 編集

4両編成まで対応した単式1面1線のカーブしているホームを持つ地上駅。ホーム形状は三河線(山線)平戸橋駅と似ている。カーブしている場所にホームを建設したため、ホームは大きく湾曲しており、ホームと電車の間に隙間と段差が生じている。これにより、他の尾西線各駅での到着では流れない「ホームと電車の間が開いています。足元にご注意ください」という旨の自動アナウンスが当駅到着の際車内に流れる。また、ホームにはミラー・モニターテレビが設置されている。

現在の駅は駅舎建築の際に北側一部ホームを撤去し、その分南側にホーム延長したため、自動改札導入以前の駅とホームの場所と入り口の場所が異なっている。

簡易委託乗車券発売駅であったが、2007年10月25日をもって玉小商店での販売が終了した。新たに設置された自動券売機は当初2台設置されていたが、現在は1台(ICカード未対応タイプ)のみ。自動精算機も1台設置済み。

2台設置されている自動改札機(1台はICカード専用タイプ)でmanacaが利用可能である。上屋は約1両分。ホームにはアサヒ飲料自動販売機が1台設置されている。

のりば
路線 方向 行先 備考
BS 尾西線(名鉄一宮〜津島)[4] 下り 名鉄一宮ゆき[5]  終日名鉄一宮ゆき
上り 津島方面[5]  津島経由須ヶ口・名古屋方面の列車は平日朝のみ

配線図 編集

玉野駅 構内配線略図

名鉄一宮方面
 
津島方面
凡例
出典:[6]


利用状況 編集

  • 「移動等円滑化取組報告書」によると、2020年度の1日平均乗降人員は789人であった[7]
  • 『名鉄120年:近20年のあゆみ』によると2013年度当時の1日平均乗降人員は979人であり、この値は名鉄全駅(275駅)中225位、尾西線(22駅)中18位であった[8]
  • 『名古屋鉄道百年史』によると1992年度当時の1日平均乗降人員は1,022人であり、この値は岐阜市内線均一運賃区間内各駅(岐阜市内線・田神線・美濃町線徹明町駅 - 琴塚駅間)を除く名鉄全駅(342駅)中218位、尾西線(23駅)中15位であった[9]
  • 『愛知統計年鑑』によると1日平均の乗車人員は2010年度438人である。平成22年度の年間乗車人員は159,710人、そのうち定期利用者は127,950人だった。

駅周辺 編集

隣の駅 編集

名古屋鉄道
BS 尾西線(名鉄一宮〜津島)
山崎駅(BS07) - 玉野駅(BS08) - 萩原駅(BS09)

脚注 編集

  1. ^ 「地方鉄道駅設置並営業哩程変更」『官報』1924年10月16日(国立国会図書館デジタル化資料)
  2. ^ 名古屋鉄道広報宣伝部(編)『名古屋鉄道百年史』名古屋鉄道、1994年、874頁。 
  3. ^ “トランパス15駅に導入/名鉄、14日から”. 交通新聞 (交通新聞社): p. 1. (2007年12月7日) 
  4. ^ 各駅詳細情報”. 名古屋鉄道. 2021年10月7日閲覧。
  5. ^ a b 玉野(BS08)(たまの) 路線一覧”. 名古屋鉄道. 2021年10月3日閲覧。
  6. ^ 電気車研究会、『鉄道ピクトリアル』通巻第816号 2009年3月 臨時増刊号 「特集 - 名古屋鉄道」、巻末折込「名古屋鉄道 配線略図」
  7. ^ 令和2年度 移動等円滑化取組報告書(鉄道駅)” (PDF). 名古屋鉄道. 2021年10月3日閲覧。
  8. ^ 名鉄120年史編纂委員会事務局(編)『名鉄120年:近20年のあゆみ』名古屋鉄道、2014年、160-162頁。 
  9. ^ 名古屋鉄道広報宣伝部(編)『名古屋鉄道百年史』名古屋鉄道、1994年、651-653頁。 
  10. ^ 愛知県立尾西高等学校 交通アクセス

関連項目 編集

外部リンク 編集