田島 莊三(たじま しょうぞう、1940年1月1日[1] - 2021年1月28日[2])は、日本音響監督[1]愛知県名古屋市中区出身[3]

経歴・人物 編集

名古屋市立前津中学校名古屋市立菊里高等学校日本大学芸術学部映画学科卒業[1]

東映時代劇を好み助監督を志すが、試験日に寝過ごしてしまい、1年留年して翌年の試験に備えたものの、翌年には募集そのものがなくなってしまった為、産業訓練用スライドの制作会社ピーアールシープロダクション(現:PRC)に入社[3]。2年後、太平洋テレビジョンに勤めていた友人と入れ替わる形で同社に移り、演出部のアシスタントとして吹き替え仕事に関わり始め、1967年に放送された『キャット 闇に挑む男』で演出デビュー[3]

世話になっていた有村昌記が太平洋テレビから独立し有村放送プロモーションを設立した際に同社に移籍[3]。それから2年ほど後[3]、川端千鶴とともにコスモプロモーションを設立[1]トランスグローバルの下請けとして演出をこなして行き、多忙な時期には『ゴールデン洋画劇場』の一月の放送作品を全て演出したこともあったと言う[3]

その後、コスモプロモーションから独立[1]。『ビバリーヒルズ高校白書』など第一線で活動する一方で、声優養成所の講師もしていた[3]

趣味は海水魚鑑賞[4]

参加作品 編集

特記のないものに限り日本語版演出としての参加

テレビドラマ 編集

映画 編集

ビデオ・DVD版 編集

1987年

1988年

1990年

1991年

1994年

1995年

1997年

1998年

2000年

2001年

2002年

2003年

2004年

2006年

  • 白い恐怖 ※ミック・エンターテイメント版PDDVD
  • 第三の男 ※ミック・エンターテイメント版PDDVD

2007年

2009年

テレビ版 編集

テレビアニメ 編集

1985年

1986年

1987年

1988年

1989年

1996年

2005年

劇場アニメ 編集

1989年

OVA 編集

1986年

その他 編集

脚注 編集

  1. ^ a b c d e 島田康治編「2010を振り返る証言集」『トランスフォーマー ジェネレーション2010』ミリオン出版、2010年、82頁。ISBN 978-4813021308 
  2. ^ 古屋智子 [@SatokoFURUYA] (2021年1月28日). "残念ながら⋯". X(旧Twitter)より2022年7月24日閲覧
  3. ^ a b c d e f g 『猿の惑星<日本語吹替完全版>コレクターズ・ブルーレイBOX』田島莊三|インタビュー”. 吹替の帝王. 2015年9月30日時点のオリジナルよりアーカイブ。2015年2月2日閲覧。
  4. ^ 日本音声製作者連盟『日本音声製作者名鑑〈2004 vol.1〉』小学館、2004年、295頁。ISBN 4095263016