登窯広場・展示工房館

愛知県常滑市にある広場と展示施設

登窯広場 展示工房館(のぼりがまひろば てんじこうぼうかん)は、愛知県常滑市地場産業である陶磁器をテーマとした広場と展示施設。常滑市の観光モデルコース・やきもの散歩道内に位置する。

登窯広場 展示工房館
Noborigama Kiln Square and Exhibition Studio
登窯広場・展示工房館の位置(愛知県内)
登窯広場・展示工房館
愛知県内の位置
施設情報
管理運営 株式会社新東通信
所在地 479-0836
愛知県常滑市栄町6-145
位置 北緯34度53分11.08秒 東経136度50分22.51秒 / 北緯34.8864111度 東経136.8395861度 / 34.8864111; 136.8395861座標: 北緯34度53分11.08秒 東経136度50分22.51秒 / 北緯34.8864111度 東経136.8395861度 / 34.8864111; 136.8395861
外部リンク 登窯広場 展示工房館
プロジェクト:GLAM
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概要 編集

1997年平成9年)にオープン。2019年(平成31年)4月1日より株式会社新東通信指定管理者として管理・運営を担っている[1]

やきもの散歩道Aコースの中核施設であり、窯の見学や絵付け体験を実施している。

展示工房館に展示されている「両面焚倒焔式角窯(りょうめんだきとうえんしきかくがま)」は、大正10年頃に作られ、昭和23年頃の大改修を経て昭和55年まで実際に使用されていた。

窯の正面に入り口が2つある珍しい形であり、当時は窯要れに2日、さらに3日~4日かけて酸化焼成焚き上げ、7~10日間冷ましてから窯出しをしていた。戦前は硫酸瓶・焼酎瓶・土管・急須などを、戦後は盆栽鉢を焼いていた。現在は窯の中に入って見学することができる[2]

絵付け体験では、土管や招き猫、丸皿などの製作ができる。

登窯広場には杉江淳平「輝き[3]」、柴田正明「時空[3]」の作品が設置されている。アニメ映画『泣きたい私は猫をかぶる』にて、冒頭のムゲと日之出のシーンや、太郎と化け猫(猫店主)が出会うシーンの舞台として描かれた。

利用案内(展示工房館) 編集

  • 開館時間 : 10:00 - 16:00
  • 休館日 : 水曜日(祝日の場合は翌日)、年末年始
  • 入館料 : 無料

交通アクセス 編集

出典 編集

  1. ^ 常滑市役所. “令和元年度からの指定管理者について”. 常滑市. 2020年10月21日閲覧。
  2. ^ 両面焚倒焔式角窯”. 常滑散歩道で陶芸体験!. 2020年10月22日閲覧。
  3. ^ a b やきもの散歩道ガイド”. www.tokoname.or.jp. 2020年10月22日閲覧。

外部リンク 編集