石岡南台駅
かつて日本の茨城県石岡市南台にあった鹿島鉄道の駅
石岡南台駅(いしおかみなみだいえき)は、かつて茨城県石岡市南台にあった鹿島鉄道鹿島鉄道線の駅(廃駅)である。2007年(平成19年)4月1日、鹿島鉄道線の廃線に伴い廃止された。
石岡南台駅 | |
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駅舎(2006年5月) | |
いしおかみなみだい ISHIOKAMINAMIDAI | |
◄石岡 (1.5 km) (1.0 km) 東田中► | |
所在地 | 茨城県石岡市南台2丁目1番103 |
所属事業者 | 鹿島鉄道 |
所属路線 | ■鹿島鉄道線 |
キロ程 | 1.5 km(石岡起点) |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 2面2線 |
開業年月日 | 1989年(平成元年)6月15日 |
廃止年月日 | 2007年(平成19年)4月1日[1] |
備考 | 無人駅 |
歴史 編集
鹿島鉄道で最も新しい駅であった。
駅構造 編集
住宅・都市整備公団(当時)による南台ニュータウンの開発に併せて開設された。相対式ホーム2面2線を有する地上駅で、無人駅だった。
線路はほぼ東西に走り、出口は南側にあった。北側の線路が直線となる一線スルーの構造で、北側の線路に鉾田方面、南側の線路に石岡方面の列車が発着していた。また、ホームの長さは45メートル(2両分の有効長)であり、鹿島鉄道の駅では最もホームの長さが短かった。
南側のホームに面して開放的な待合所が設置されており、この脇から北側のホームへの跨線橋が出ていた。跨線橋は螺旋階段で待合所の上部に至り、そこから線路を渡っていた。
その他、南側のホームの螺旋階段の下と、北側のホームの東田中方に、それぞれ一棟ずつ小さな待合所が設置されていた。
現況 編集
2009年7月頃には石岡 - 東田中間の線路は道床を残して大部分が撤去されており、当駅構内も同様にレールや枕木は残っていなかった。また、駅名標・時刻表・自動販売機等の設備は撤去され、跨線橋は封鎖されていたが、駅舎や南台2丁目自治会が創立10周年記念で贈った時計はそのまま残されていた。