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神野オキナ

日本の小説家

神野 オキナ（かみの オキナ、1970年[1] - ）は日本の小説家。沖縄県出身[2]及び在住[3][4]。日本推理作家協会の会員[1]。

神野 オキナ
（かみの おきな）
ペンネーム 神野 オキナ
（かみの おきな）
誕生 (1970-01-03) 1970年1月3日（54歳）[1]
日本の旗 日本・沖縄県[2]
職業 小説家
言語 日本語
国籍 日本の旗 日本
活動期間 1999年 -
ジャンル ライトノベル
代表作 『あそびにいくヨ!』シリーズ
主な受賞歴 1999年：ファミ通えんため大賞小説部門佳作（『かがみのうた』）
デビュー作 『かがみのうた』
公式サイト 三人共用名刺
ウィキポータル 文学
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略歴 編集

1995年、ライターおよび商業作家活動を開始

1999年「かがみのうた」でファミ通えんため大賞小説部門佳作[5]。

初期にはシリアスな作品が多い中、2000年に刊行されたソノラマ文庫『南国戦隊シュレイオー』ではコメディタッチを導入。MF文庫Jにおいて2003年から刊行した作品『あそびにいくヨ!』は、ドラマCD[6]・ゲーム[7]・コミック化[8]され、2010年にはアニメ化もされた[9]。

作品リスト 編集

ライトノベル系 編集

ファミ通文庫（エンターブレイン）
  • 『闇色の戦天使（ダークネス・ウォーエンジェル）』 （挿絵：近藤敏信、1999年12月、ISBN 4-7572-0618-6）
ソノラマ文庫（朝日ソノラマ）
ハルキ文庫（角川春樹事務所）
  • 『鬼姫斬魔行』 （挿絵：田沼雄一郎、2000年11月、ISBN 4-89456-790-3）
電撃文庫（メディアワークス）
創元推理文庫（東京創元社）
MF文庫J（メディアファクトリー → KADOKAWA）
GA文庫（ソフトバンククリエイティブ）
HJ文庫（ホビージャパン）
富士見ファンタジア文庫（富士見書房）
幻狼ファンタジアノベルス（幻冬舎）
朝日ノベルズ（朝日新聞出版）
  • 『刃の王 堕刻使いの旅立ち』 （挿絵：田沼雄一郎、2009年10月、ISBN 978-4-02-273924-7）
講談社ラノベ文庫（講談社）
竹書房文庫（竹書房）
ダッシュエックス文庫（集英社）
NOVEL 0（KADOKAWA）
ガガガ文庫（小学館）
その他（単行本未収録作品）

Web小説 編集

2010年4月より双葉社文芸WEBマガジン「カラフル」において、『星詠みは背中を押す』が全13回の隔週連載で公開された。2012年3月には『タロット・ナイト 星詠みの騎士』（タロット ナイト ほしよみのきし）と改題し書籍化された。

双葉社
小説家になろう
  • 『さむらいお肉旅』
  • 『ペナルティ目当てで能力選んだらナビゲーター付き盗賊として異世界転生してました（仮）』
アルファポリス
  • 『押しが強いよ先輩女神』
芯戯社
  • 『双影、暁に去る』
カクヨム
  • 『エルフでビキニでクリスマス！』
i-Forest PROJECT
  • 『PMC レッドネスティア～ヴァンパイア・マローダーズ』

文芸書 編集

徳間書店
  • 『カミカゼの邦』（2017年8月、ISBN 978-4-19-864450-5）
  • 『警察庁私設特務部隊KUDAN』 （2019年6月、ISBN 978-4198944728）
  • 『警察庁私設特務部隊KUDAN ゴーストブロック』（2020年3月、ISBN 978-4198945442）
  • 『警察庁私設特務部隊KUDAN ジャパン・ガンズ』（2021年4月、ISBN 978-4198946401）
  • 『警察庁私設特務部隊KUDAN ウロボロス・クーデター4 』(2022年7月 ISBN B0B5T5VR3R)
  • 『警察庁私設特務部隊KUDAN エレウシス・プラン 』(2023年1月ISBN-10  : 4198948216）
LINE文庫
小学館文庫
ファン文庫Tears
  • 「すべては煙になり」（『会社であった泣ける話: 職場でこぼれた一筋の涙』収録）
  • 「ちゃかちゃか」（『動物の泣ける話: 君からもらった幸せの思い出 』収録）
  • 「ツケのきく店」（『カフェであった泣ける話』収録）
  • 「床屋さんのいなり寿司」（『美容室であった泣ける話』収録）
  • 「京都仮想現実同窓会」（『京都であった泣ける話』収録）
  • 「猫と父と月の夜」（『猫の泣ける話』収録）
  • 「青い絨毯と赤い絨毯」（『同窓会であった泣ける話』収録）
  • 「ブックスココミネは健在です」（『5分で感動　書店にまつわる泣ける話』収録）
  • 「All right! Thank you amigo!」（『横浜・神戸であった泣ける話』収録）
  • 「借金大王」（『相棒の泣ける話』収録）

その他 編集

ゲームシナリオ

漫画の原作作品 編集

  • 『あそびにいくヨ!』
    著者の同名小説シリーズにおける漫画化作品。888による雑誌連載が「月刊コミックアライブ」2006年10月号から開始[8]。2014年8月号で完結した。単行本は全10巻。
    「あそびにいくヨ!#漫画」を参照
  • 『神狩鬼（カミガリキ）』
    漫画・隅田かずあさによる無料Webコミックが、2009年10月から2011年6月までファミ通.com「ファミ通コミッククリア」にて連載されていた[10]。書籍化された単行本は全3巻。
    1. （2010年7月、ISBN 978-4-04-726675-9）
    2. （2011年2月、ISBN 978-4-04-727010-7）
    3. （2011年10月、ISBN 978-4-04-727562-1）
  • 『疾走れ、撃て!』
    著者の同名小説シリーズにおける漫画化作品。作画は守月史貴が担当。「メディファクモバイル（携帯サイト）」にて2010年9月より連載を開始。書籍化された単行本は2巻。
    1. （2011年2月、ISBN 978-4-8401-3755-3）
    2. （2011年9月、ISBN 978-4-8401-4038-6）
  • 『陰陽兇変』
    著者の『〈宵闇〉は誘う 藤神蒼天と地下の女王』の漫画化作品。 作画は桐嶋たける。「LINEコミック」にて2022年中旬より連載が開始された。
  • 『デモン・ガールズ・ガーディアンズ』
    株式会社アイランドのキャラクター・アイラを主人公にした漫画化作品[11]。作画はりりうら世都。「コミックNewtype」にて2024年2月より連載が開始された。

脚注 編集

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注釈 編集

  1. ^ 山田正紀、神野オキナ、小中千昭、松尾未来、立原透耶、田中啓文、芦辺拓、松殿理央、井上雅彦、紀田順一郎、朝松健の11名による「クトゥルー神話」アンソロジー。
  2. ^ 浅井ラボ、あざの耕平、神野オキナ、三田誠の4名によるアンソロジー。
  3. ^ 月刊ドラゴンマガジン増刊号『ファンタジアバトルロイヤル』にて2006年秋号から2007年秋号で連載。その時の題名は『あくまデ!?』。加筆・修正されての単行本化。
  4. ^ 平山夢明、黒木あるじ、黒史郎、松村進吉、我妻俊樹、神薫、谷口雅彦、宇津呂木鹿太郎、神野オキナ、飯野文彦、高橋ヨシキ、ムラサキショウイチの12名によるアンソロジー。

出典 編集

  1. ^ a b c “会員名簿”. 日本推理作家協会. 2016年10月1日閲覧。
  2. ^ a b “神野オキナ - 徳間書店”. 徳間書店. 2021年4月15日閲覧。
  3. ^ 世良 利和 (2020年12月25日). “ハーレム設定「あそびにいくヨ！」沖縄舞台の意味、原作より薄く＜アニメは沖縄の夢を見るか＞（9）”. 琉球新報デジタル. 琉球新報社. 2021年6月24日閲覧。
  4. ^ 前島 賢 (2018年5月26日). “神野オキナ「カミカゼの邦」　本土へ、怒り抱く沖縄の目”. 好書好日. 朝日新聞社. 2021年6月24日閲覧。
  5. ^ “歴代受賞作品 > 受賞作家最新刊”. えんため大賞. エンターブレイン. 2016年10月1日閲覧。
  6. ^ “あそびにいくヨ!”. キャーティア大使館Website. メディアファクトリー (2007年8月24日). 2014年7月29日時点のオリジナルよりアーカイブ。2016年10月1日閲覧。
  7. ^ “あそびにいくヨ! 〜ちきゅうぴんちのこんやくせんげん〜”. アイディアファクトリー (2006年). 2013年11月29日時点のオリジナルよりアーカイブ。2016年10月1日閲覧。
  8. ^ a b “コミックアライブ10月号(創刊３号)”. 月刊コミックアライブ オフィシャルサイト. メディアファクトリー (2006年9月). 2006年9月1日時点のオリジナルよりアーカイブ。2016年10月1日閲覧。
  9. ^ “あそびにいくヨ!”. TVアニメ「あそびにいくヨ！」公式サイト. メディアファクトリー (2010年7月). 2010年7月21日時点のオリジナルよりアーカイブ。2016年10月1日閲覧。
  10. ^ “神狩鬼”. ファミ通コミッククリア. KADOKAWA DWANGO. 2016年10月1日閲覧。
  11. ^ “アイランド×KADOKAWAによるコミカライズ企画始動！　『デモン・ガールズ・ガーディアンズ』コミックNewtypeにて連載開始!!”. PR TIMES. 2024年4月15日閲覧。

外部リンク 編集

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