竹野駅

兵庫県豊岡市竹野町草飼にある西日本旅客鉄道の駅

竹野駅(たけのえき)は、兵庫県豊岡市竹野町草飼釜藤にある、西日本旅客鉄道(JR西日本)山陰本線である[1]

竹野駅
駅舎
たけの
Takeno
城崎温泉 (8.0 km)
(7.4 km) 佐津
地図
兵庫県豊岡市竹野町草飼釜藤557-3[1]
北緯35度38分59.88秒 東経134度45分23.48秒 / 北緯35.6499667度 東経134.7565222度 / 35.6499667; 134.7565222座標: 北緯35度38分59.88秒 東経134度45分23.48秒 / 北緯35.6499667度 東経134.7565222度 / 35.6499667; 134.7565222
所属事業者 西日本旅客鉄道(JR西日本)
所属路線 A 山陰本線
キロ程 166.0 km(京都起点)
電報略号 タケ
駅構造 地上駅[1]
ホーム 2面2線[1]
乗車人員
-統計年度-
159人/日(降車客含まず)
-2020年-
開業年月日 1911年明治44年)10月25日[1]
備考 簡易委託駅[1]
テンプレートを表示

概要 編集

開業当時からの木造瓦葺きの駅舎が残り、特急はまかぜ」の停車駅である[1]。駅周辺の竹野浜や弁天浜には民宿が多数あり、夏は海水浴・冬はかにツアーの観光駅として賑わっている。

年表 編集

駅構造 編集

 
ホーム
 
跨線橋から

単式・島式ホーム複合型2面3線のを有する地上駅であったが、3番線分岐器部分棒線化で、2面2線となった(2012年5月現在、3番線ホームの線路は残存しているが、フェンスが設置されている)。駅舎は1番線ホーム側にあり、反対側の2番線ホームへは跨線橋で連絡している。この跨線橋は浜坂駅地下道設置に伴い余剰となったものが、1968年(昭和43年)に移設されたものである[1]木造駅舎を有する。

「はまかぜ」へのキハ189系導入に伴いホーム嵩上げが行われた。改札内に男女別の水洗式便所がある。

豊岡駅管理の簡易委託駅・窓口が設置されているが、朝晩は無人駅となる。駅係員がいる時間帯は、集改札を行う場合もあり。

のりば 編集

のりば 路線 方向 行先
1 A 山陰本線 上り 城崎温泉豊岡方面
2 下り 浜坂鳥取方面

利用状況 編集

1日平均乗車人員は226人である(2017年度)。

近年の1日平均乗車人員の推移は以下の通り。

乗車人員推移
年度 1日平均人数
2000 414
2001 393
2002 342
2003 352
2004 356
2005 339
2006 319
2007 306
2008 277
2009 268
2010 278
2011 280
2012 274
2013 288
2014 268
2015 276
2016 263
2017 226
2020 159

駅周辺 編集

駅前に竹野海岸方面へのバス停がある。駅前の土産物屋は無くなり喫茶店が数軒と酒屋があるのみとなっている。

  • 海水浴場:竹野浜、弁天浜、青井浜、切浜[1]
  • 温泉:竹野温泉北前館
  • 岬:猫崎 兵庫県最北端。
  • 車で数分の所に、シュノーケルセンターやキャンプ場を併設した『休暇村竹野海岸』がある。
  • 奥城崎シーサイドホテル
  • 北前館
  • ダイビングリゾート T-style
  • 豊岡市役所竹野振興局(旧竹野町役場)※振興局内に図書館有り
  • 豊岡市立竹野小学校/中学校
  • 竹野郵便局
  • 竹野川

バス路線 編集

全但バス
  • 竹野浜
  • 森本・豊岡(梶原)
豊岡市営バス(イナカー
  • 奧須井・相谷
  • 竹野・田久日
補足
  • 2012年4月 - 11月の土・日・祝日は、「竹野海岸周遊バス」の運行もあった(※全但バスが運行した路線であり、乗車する場合は予約が必要だった)。

隣の駅 編集

※特急「はまかぜ」の隣の停車駅は列車記事を参照のこと。

西日本旅客鉄道(JR西日本)
A 山陰本線
城崎温泉駅 - 竹野駅 - 佐津駅

2012年までは当駅 - 佐津駅間に相谷信号場があった。また、1985年 - 1996年までの夏季には当駅 - 相谷信号場間に、海水浴客の便を図って臨時駅きりはまビーチ駅が設置されていた[1]

脚注 編集

  1. ^ a b c d e f g h i j k l 『兵庫の鉄道全駅 JR・三セク』神戸新聞総合出版センター、2011年12月15日、137頁。ISBN 9784343006028 
  2. ^ a b c 石野哲(編)『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 Ⅱ』(初版)JTB、1998年10月1日、303頁。ISBN 978-4-533-02980-6 
  3. ^ 原武史『昭和天皇御召列車全記録』新潮社、2016年9月30日、133頁。ISBN 978-4-10-320523-4 
  4. ^ “五駅を委託・停留所化 福鉄局”. 交通新聞 (交通協力会): p. 1. (1983年2月1日) 

関連項目 編集

外部リンク 編集