笑福亭松喬 (6代目)
五枚笹は、笑福亭一門の定紋である。
6代目 笑福亭 松喬(6だいめ しょうふくてい しょきょう、1951年2月10日 - )は、兵庫県小野市出身の上方噺家。本名は高田 敏信(たかだ としのぶ)。血液型はAB型。所属事務所は松竹芸能。上方落語協会会員。出囃子は「高砂丹前」
来歴・人物
実家は理髪店。父は幼いころに死別。青春時代から地元の神戸松竹座に通うようになり演芸のファンになる。そのころに見た6代目笑福亭松鶴の『相撲場風景』を聴いて「これなら自分でも出来る」と思い、6代目松鶴に5番目弟子として入門。当初母親は噺家に反対し、実家の理髪店を継ぐように言われ理髪店修行していた時期もあったが説得し噺家になった。下積み時代はクラブでのアルバイトに明け暮れていた。しかし、早くからその才能を注目され、師匠・松鶴からは「笑福亭の噺を一番うまいこと受け継ぐ」と言われたとの逸話があり、特に大ネタ『らくだ』を生前の松鶴に直接稽古つけてもらった、数少ない弟子の一人である。松喬の襲名は、師匠・松鶴の死の直前に言われ、周りには反対意見も多かったが、角座で3日間に渡る襲名披露興行を行った。現在は独演会、松喬一門会を開く他、噺家修業や人間関係をテーマにした講演会を行ったり、役者としても活動している。
私生活では釣り好きであり、蕎麦打ちや陶芸など、多彩な趣味を持つ。落語界きっての食通を自認、好物は鯨ベーコン。2児の父で、ビーグル犬を飼っている。
東京の柳家小里ん、古今亭志ん橋とは入門時期が同じで、「東西三人会」を開いており、平成23年12月の会で第44回となった。
略歴
- 1969年1月18日 6代目松鶴に入門、高座名は笑福亭鶴三(-かくざ、この名跡は2代目にあたり初代は松鶴が4代目枝鶴時代の弟子が名乗っていた。後に廃業)。
- 1983年 「第12回上方お笑い大賞」銀賞受賞。
- 1987年 師匠・松鶴の死の翌年、6代目笑福亭松喬を襲名。
- 1989年 大衆芸能部門での「咲くやこの花賞」、「大阪府民劇場奨励賞」を受賞。
- 1996年 柳家小里ん、古今亭志ん橋と共に「東西三人会」を結成。同年「らくだ」にて「文化庁芸術祭賞」を受賞。
- 2005年7月1日 日本語を学ぶ中国人学生向けに、中国にある北京日本学研究センター、北京第二外国語学院、北京語言大学の3会場で一門会を開催。
- 2007年12月「百年目」で文化庁芸術祭大衆芸能部門 「芸術祭大賞」を受賞。
音源
CD
- 笑福亭松喬 落語全集1(全7集、インディーズ盤)
- 「牛ほめ」「手洗い水廻し」「花筏」「関所板」「一人酒盛り」「首提灯」「高津の富」「佐々木裁き」「持参金」「天神山」「犬の目」「へっつい幽霊」「胴きり」「七度狐」を収録。
- 笑福亭松喬 落語全集2(全10集、インディーズ盤)
- 「天王寺詣り」「帯久」「寄合酒」「饅頭こわい」「ざこ八」「崇徳院」「二人癖」「らくだ」「おごろもち盗人」「寝床」「次の御用日」「あんま炬燵」「親子酒」「米揚げ笊」「百年目」「質屋蔵」「三十石船」「住吉駕籠」「貧乏花見」を収録。
- 松喬手作りCD(インディーズ盤)
- 上方落語名人選 笑福亭鶴光 笑福亭松喬 - 珍品抱腹上方お色け噺 -
- 1987年セルシーホールでの「尻餅」を収録。
- 6代目 笑福亭松喬 上方落語集
- 2008年8月、CD10枚組
- 六代目 笑福亭松喬 上方落語名演集
- 2009年8月、CD10枚組
DVD
- 平成紅梅亭 特選落語会 饗宴!夢の前夜祭(ポニーキャニオン)
弟子
全員松竹芸能に所属する。
出典
- 松竹芸能株式会社 - タレント一覧:笑福亭松喬 - 松竹芸能公式プロフィール
- 協会員プロフィール:笑福亭松喬 - 上方落語協会公式プロフィール
- 講師名:笑福亭松喬 - システムプレーン公式サイト内の記事
- asahi.com:鯨ベーコン 落語家・笑福亭松喬さん - うまいもん - 関西 - asahi.com内、2006年5月8日の記事
関連項目
外部リンク
- 笑福亭松喬 Official homepage - 公式サイト