藤原 承之(ふじわら の うけゆき)は、平安時代初期の貴族藤原京家参議藤原浜成の子。官位正五位下伊勢守

 
藤原承之
時代 平安時代初期
生誕 不詳
死没 不詳
官位 正五位下伊勢守
主君 平城天皇嵯峨天皇淳和天皇
氏族 藤原京家
父母 父:藤原浜成
兄弟 永谷、継彦、臣継、大継承之豊彦、法壱
弘良、弘永、弘道
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経歴 編集

従五位下叙爵後、大同3年(808年大監物次いで縫殿助大蔵少輔と短期間に官職を転々とする。

嵯峨朝に入ると、弘仁6年(815年駿河守、のち時期は不明ながら伊勢守と地方官を務めた。また、嵯峨朝末の弘仁13年(822年)従五位上に昇叙されている。

淳和朝の天長8年(831年)正五位下に至る。

官歴 編集

日本後紀』による。

系譜 編集

尊卑分脈』による。

  • 父:藤原浜成
  • 母:不詳
  • 生母不明の子女
    • 男子:藤原弘良
    • 男子:藤原弘永
    • 男子:藤原弘道

脚注 編集

  1. ^ 『尊卑分脈』

出典 編集