西町停留場

日本の富山県富山市にある富山地方鉄道の停留場

西町停留場(にしちょうていりゅうじょう)は、富山県富山市西町にある、富山地方鉄道富山軌道線本線の停留場である。駅番号C08

西町停留場
停留場全景(2009年4月)
にしちょう
Nishichō
C07 上本町 (0.3 km)
(0.2 km) 中町(西町北) C09
地図
所在地 富山県富山市西町
北緯36度41分20.7秒 東経137度12分56.5秒 / 北緯36.689083度 東経137.215694度 / 36.689083; 137.215694座標: 北緯36度41分20.7秒 東経137度12分56.5秒 / 北緯36.689083度 東経137.215694度 / 36.689083; 137.215694
駅番号 C08
所属事業者 富山地方鉄道
所属路線 富山軌道線(本線)
キロ程 2.1 km(南富山駅前起点)
駅構造 地上駅
ホーム 2面2線
乗降人員
-統計年度-
1,489[1]人/日
-2019年-
開業年月日 1913年大正2年)9月1日
テンプレートを表示

概要 編集

富山県道43号富山上滝立山線上の併用軌道に設置されている。なお、当停留場では環状線電車への乗降ができないため、環状線電車から南富山駅前駅方面に乗り換える場合は、中町(西町北)停留場で降車する際に料金を支払って乗り継ぎ券を受け取り、当停留場まで移動して乗り換える必要がある。

歴史 編集

 
戦前の西町交叉点と停留場。『富山県郷土の山水 呉羽山中心以東編』(村上陽一郎編、1932年(昭和7年)7月、光洋社)所収。

開業時には、本線(富山駅前 - 桜橋 - 共進会場前)と支線(富山駅前 - 総曲輪 - 西町)の分岐停留場として開業している。さらに1928年昭和3年)には東部線の分岐駅にもなったが、その後の路線廃止により中間停留場となっていた。しかし、富山都心線開業により再び分岐停留場となっている。ただし前述するように当停留場では環状線電車には乗降できない。

年表 編集

停留場構造 編集

相対式ホーム2面2線の地上駅。ホームは千鳥式配置。かつては南富山駅前方面に渡り線があったが、撤去された。

停留場周辺 編集

隣の停留場 編集

富山地方鉄道
富山軌道線(本線)
上本町停留場 (C07) - 西町停留場 (C08) - 中町(西町北)停留場 (C09)(富山大学前岩瀬浜方面のみ停車) - 荒町停留場 (C10)
富山軌道線(支線)(1973年廃止)
越前町停留場 - 西町停留場
富山軌道線(東部線)(1984年廃止)
西町停留場 - 中教院前停留場

脚注 編集

  1. ^ 富山県 駅乗降客数”. 2021年4月19日閲覧。
  2. ^ a b 今尾恵介(監)『日本鉄道旅行地図帳 6号 北信越―全線・全駅・全廃線』新潮社、2008年、36頁。ISBN 978-4107900241 
  3. ^ 1920年2月11日付大阪朝日新聞 北陸版(神戸大学附属図書館新聞記事文庫)
  4. ^ 富山地方鉄道(編)『写真でつづる富山地方鉄道50年の歩み』富山地方鉄道、1979年、184頁。 
  5. ^ 1942年12月7日軌道譲渡許可「軌道譲渡」『官報』1942年12月21日(国立国会図書館デジタルコレクション)
  6. ^ 富山地方鉄道(編)『写真でつづる富山地方鉄道50年の歩み』富山地方鉄道、1979年、175頁。 
  7. ^ a b c 富山地方鉄道(編)『富山地方鉄道五十年史』富山地方鉄道、1983年、378頁。 
  8. ^ a b c 富山地方鉄道(編)『写真でつづる富山地方鉄道50年の歩み』富山地方鉄道、1979年、176頁。 
  9. ^ a b 富山地方鉄道(編)『写真でつづる富山地方鉄道50年の歩み』富山地方鉄道、1979年、177頁。 
  10. ^ http://webun.jp/item/1000574 (北日本新聞2009年(平成21年)12月23日)

関連項目 編集

外部リンク 編集