谷口 香(たにぐち かおり 、1934年1月11日[1][2] - 2007年1月20日[2])は、日本女優。本名:丸山 香(まるやま かおり)[2]、旧姓、旧名:谷口[2]、結婚後の本名:関堂[1]

たにぐち かおり
谷口 香
本名 丸山 香
生年月日 (1934-01-11) 1934年1月11日
没年月日 (2007-01-20) 2007年1月20日(73歳没)
出生地 日本の旗 日本東京府東京都
職業 女優
ジャンル 演劇・テレビドラマ・映画
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東京市(現東京都)出身[1][2]共立女子高等学校卒業[3][2]劇団昴に所属していた[1]

人物 編集

1953年文学座研究生となる[2]

1963年劇団雲創設に加わる[2]

1976年福田恆存小池朝雄らと共に劇団昴の結成に参加。

劇団の中心女優として活動する傍ら、映画テレビドラマにも数多く出演した。

2006年12月、舞台の代表作である劇団昴公演『八月の鯨』公演前に体調を崩して降板し、2007年1月20日、直腸癌のため東京都内の病院で死去した。73歳没[4]

出演 編集

映画 編集

  • 乾杯! 女学生(1954年、新東宝) - 竹山君子
  • 夕凪(1957年、東宝) - 見知らぬ女
  • 恐喝(1958年、東宝) - 京子
  • 砂の上の植物群(1964年、日活
  • おんなの渦と渕と流れ(1964年、日活) - 志村広子
  • 吸血髑髏船(1968年、松竹) - まゆみ
  • 3000キロの罠(1971年、東宝) - 加瀬麻知子
  • 辻が花(1972年、松竹) - 諸田道代
  • 黒の奔流(1972年、松竹) - 岡橋由基子
  • 人間革命(1973年、シナノ企画 / 東宝)
  • 流れの譜(1974年、松竹) - 料理屋のおかみ
  • ともだち(1974年、日活児童映画室) - 新太の母
  • ノストラダムスの大予言(1974年、東宝) - おりん[5]
  • 狼よ落日を斬れ 風雲篇・激情篇・怒濤篇(1974年、松竹) - お峰
  • 扉はひらかれた(1975年、新星映画社) - おまさ
  • 茗荷村見聞記(1979年、東映) - 花田

テレビドラマ 編集

吹き替え 編集

演劇 編集

脚注 編集

注釈 編集

  1. ^ 制作は1969年。

出典 編集

  1. ^ a b c d 日本タレント名鑑'82』VIPタイムズ社、1981年、325頁。 
  2. ^ a b c d e f g h “谷口 香(タニグチ カオリ)とは - コトバンク”. (n.d.). https://kotobank.jp/word/%E8%B0%B7%E5%8F%A3%20%E9%A6%99-1672496 2019年2月16日閲覧。 
  3. ^ 『日本映画人名事典 女優篇 下巻』キネマ旬報社。谷口香の項
  4. ^ “劇団昴の女優、谷口香さん死去…数多くの舞台に出演”. (2007年1月22日). https://web.archive.org/web/20160128062416/http://www.zakzak.co.jp/gei/2007_01/g2007012212.html 2022年2月16日閲覧。 
  5. ^ 東宝特撮映画全史 1983, p. 537, 「主要特撮作品配役リスト」

参考文献 編集

  • 『東宝特撮映画全史』監修 田中友幸東宝出版事業室、1983年12月10日。ISBN 4-924609-00-5