車城郷(チョーチェン/しゃじょう-きょう)は台湾屏東県

屏東県の旗 屏東県 車城郷
別称: 柴城
地理
位置 北緯--°--'
東経--°--'
面積: 49.8517 km²
各種表記
繁体字: 車城
日本語読み: しゃじょう、しゃせい
拼音: Chēchéng
通用拼音: Chechéng
注音符号: ㄔㄜ ㄔㄥˊ
片仮名転写: チョーチェン
台湾語: Chhâ-siâⁿ-hiong
客家語: Tshâ-sàng
行政
行政区分:
上位行政区画: 屏東県の旗 屏東県
下位行政区画: 11村131鄰
車城郷長: 張春桂
公式サイト: 車城郷公所
情報
総人口: 8,910 人(2016年1月)
世帯数: 3,486 戸(2016年1月)
郵便番号: 944
市外局番: 08
車城郷の木: -
車城郷の花: -
車城郷の鳥: -
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車城福安宮

地理 編集

車城郷は屏東県南西部に位置し、北は枋山郷獅子郷牡丹郷と、東は牡丹郷満州郷と、南は恒春鎮とそれぞれ接し、西は台湾海峡に面している。恒春半島に位置する車城郷は、緩やかな丘陵地帯により形成され、四重渓保力渓が郷境を流れている。熱帯モンスーン気候に属し、每年10月から翌年2月に掛けては地形の影響で強い颪を受ける。

歴史 編集

車城郷は旧名を「柴城」と称し、明末鄭成功の時期に武将である陳文華がこの地に入植し集落が漸次形成され、恒春半島における漢人入植のための中心地としての地位を形成した。清代になると漢人入植者が増加し、それにともない原住民との衝突が発生、原住民からの防衛を目的に地域の東南に柴で柵を築き、これを住民が「柴城」と称したことに由来する。台湾語「柴城」音の近い客家語の「車城」と改称された。

1920年の台湾地方改制の際、この地には車城庄が設けられ、高雄州恒春郡の管轄となった。戦後は高雄県車城郷に改編され、1950年屏東県に帰属するようになり現在に至っている。

経済 編集

主な産業は農業漁業であり、特にタマネギスイカの生産が盛んである。

行政区 編集

福興村、福安村、田中村、温泉村、後湾村、統埔村、海口村、保力村、新街村、埔墘村、射寮村

歴代郷長 編集

氏名 着任日 退任日

教育 編集

国民中 編集

国民小学 編集

交通 編集

種別 路線名称 その他
鉄道 恒春線 計画線
鉄道 海生館線 計画線
省道 台26線

観光 編集

 
大日本琉球藩民五十四名墓

出身人物 編集

潘孟安

外部リンク 編集