野草 平十郎(のぐさ へいじゅうろう、1913年大正2年)6月19日[1] - 1999年平成11年)5月6日[1])は、日本政治家1978年から1990年までの3期にわたり、兵庫県尼崎市長を務めた。勲三等旭日中綬章

来歴 編集

兵庫県出身。旧制尼崎中学校(現・兵庫県立尼崎高等学校)を卒業後、兵庫県武庫郡大庄村役場に土木部書記として入庁。大庄村が1942年に尼崎市へ編入されると、1962年収入役1966年には助役となる。

1978年の市長選に、日本社会党日本共産党などの推薦を得て革新無所属として出馬。保守系無所属の元兵庫県警本部長・海江田鶴造をやぶり初当選、3期12年続いた篠田隆義(社会党公認)による革新市政を継承した。

その後市長を3期務めた後、1990年に引退を表明する。1999年5月6日死去。85歳。

脚注 編集

  1. ^ a b 『全国歴代知事・市長総覧』日外アソシエーツ、2022年、299頁。