金色三麦(チンスーサンマイ、中国語表記:金色三麥、フランス語表記:Le Blé d'Or)は、台湾の龍運集團(中国語表記:英屬開曼群島商龍運股份有限公司、英語表記:Long Sun Brewing Co., LTD.)が醸造・販売しているクラフトビールブランド。同社が保有する「龍昇酒業製酒廠(フランス語表記:Le Blé d'Or Brewery)」は、台湾で初めて登録された民間のブルワリーでもある。

金色三麦
基本情報
種類 ビール
度数 5%
主原料 麦芽ホップ
原産国 中華民国の旗 台湾
製造元 龍運集團
詳細情報
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歴史 編集

2003年 編集

  • 台湾がWTOに加盟した2002年以降、酒製造業が民間企業に解放されたのち、初めてとなるブルワリー免許を取得

2004年 編集

  • 「龍昇酒業製酒廠」がブルワリーとして運営開始
  • クラフトビールレストラン台北環亞店がオープン
  • クラフトビールレストラン台北美麗華店がオープン

2006年 編集

  • クラフトビールレストラン誠品酒窖店がオープン
  • クラフトビールレストラン台中市政店がオープン

2007年 編集

  • 三重のビール工場落成

2008年 編集

  • クラフトビールレストラン台中勤美店がオープン

2009年 編集

  • クラフトビールレストラン台北京站店がオープン
  • 日本インターナショナル・ビアカップ(IBC)にて、「ハニー ラガー」が金賞、「アンバー ラガー」が銀賞を獲得

2010年 編集

  • クラフトビールレストラン高雄義大店がオープン
  • クラフトビールレストラン誠品酒窖店が拡大リニューアル

2012年 編集

  • クラフトビールレストラン板橋遠百店がオープン
  • クラフトビールレストラン中国蘇州店がオープン
  • 日本インターナショナル・ビアカップ(IBC)にて「ハニー ラガー」が金賞、「ダーク ラガー」が銀賞獲得

2013年 編集

  • 日本 アジア・ビアカップにて「ハニー ラガー」が金賞獲得

2014年 編集

  • クラフトビールレストラン南港CITYLINK店がオープン
  • ワールド・ビア・カップにて「ハニー ラガー」が金賞を獲得
  • ヨーロピアン・ビア・スター(EBS)にて「ヘーフェヴァイツェン」が銀賞を獲得
  • 日本インターナショナル・ビアカップ(IBC)にて、「蕎麦クラフトビール」が金賞、「ハニー ラガー」が銀賞、「アンバー ラガー」が銅賞を獲得
  • 日本のクラフトビア・アソシエーション(日本地ビール協会)初となる公式授権を獲得、台湾のクラフトビール元年となる「ビアフェス台北」を主催

2015年 編集

  • クラフトビールレストラン台南夢時代店がオープン
  • クラフトビールレストラン新莊晶冠店がオープン
  • 「金色三麥」の姉妹ブランドとなるカフェ・ビストロ「Petit Doux.微兜Café Bistro」が台北市永康街にオープン
  • 二回目となる「ビアフェス台北」を主催
  • 日本インターナショナル・ビアカップ(IBC)にて、「ダーク ラガー」が金賞、「ハニー ラガー」が銀賞、「アンバー ラガー」が銅賞を獲得、「ブルワリー・オブ・ザ・イヤー」受賞、四年連続「来場者人気投票」第一位
  • イギリス インターナショナル・ビア・チャレンジ(IBC)にて「フェアリークイーン ペールラガー」が銀賞、「ハニー ラガー」が銅賞を獲得
  • オーストラリアン・インターナショナル・ビア・アワード(AIBA)にて「ハニー ラガー」銅賞を獲得

代表的商品 編集

  • ハニー ラガー(Finely-Brewed Honey Lager、精釀蜂蜜啤酒)1000ML 5%vol
  • ダーク ラガー(Finely-Brewed Dark Lager、精釀黑麥啤酒)1000ML 5%vol
  • アンバー ラガー(Finely-Brewed Amber Lager、精釀琥珀啤酒)1000ML 5%vol
  • 季節限定のクラフトビール(Craft-brewed Seasonal Beer、精釀季節啤酒)
  • 蕎麦クラフトビール(Special Brew Buckwheat Lager、精釀蕎麥啤酒)
  • フェアリークイーン ペールラガー(Fairy Queen Pale Lager、精釀精靈皇后)
  • ヒップホップアメリカ ペールエール(Hip Hop America Pale Ale、精釀嘻花美國)

現状 編集

金色三麦のビールは、台湾内に10店舗ある直営クラフトビールレストランにて販売しているほか、一部大型スーパーでも販売している。 クラフトビールレストランは、台湾内に10店舗、中国大陸に2店舗を展開している(2016年4月現在)。それぞれの店舗により店舗内装のテーマが異なるのが特徴的。 このほか、ブランドからスピンオフした女性向けのカフェ・ビストロ「Petit Doux.微兜Café Bistro」(台北市・永康街エリア)がある。

日本市場 編集

2015年10月より東京をはじめとした一部のホテル内レストラン等にて流通が開始している。

関連項目 編集

外部リンク 編集