陸繋砂州

本土と陸繋島とを繋ぐ砂州もしくは砂嘴

陸繋砂州(りくけいさす、イタリア語:Tombolo、トンボロ)とは、本土と陸繋島とを繋ぐ砂州もしくは砂嘴の事である[1]。複数の島々を結ぶものは、tombolo clusterと呼ばれる[2]

陸繋砂州(Tombolo)と、その他の海岸地形
香川県小豆郡余島にあるエンジェルロードと呼ばれる陸繋砂州(前島と中余島間)
上図から、さらに中余島と大余島間
余島周辺の空中写真(1992年撮影)
各島が砂州で繋がれている様子が分かる。
国土交通省 国土地理院 地図・空中写真閲覧サービスの空中写真を基に作成

島二つ以上のtombolo clusterが成長することで、が塞がれラグーン(潟湖)となる事がある。

語源 編集

トンボロは、ラテン語で「土手」を意味するtumulusから来た語である[3]

有名な陸繋砂州と陸繋島 編集

日本 編集

ヨーロッパ 編集

その他 編集

出典 編集

  1. ^ 5.海の作用による地形 - 国土地理院、地形項目に「19:トンボロ及び陸繋島」の項目に、日本のトンボロ一覧有
  2. ^ Glossary of Geology and Related Sciences. The American Geological Institute, 1957
  3. ^ tombolo(n.)(Online Etymology Dictionary)

関連項目 編集

外部リンク 編集