雪月記』(せつげつき)は、作画・猪熊しのぶ、原作・山上旅路による漫画。『月刊アフタヌーン』(講談社)において、2009年11月号から2011年2月号まで連載された。

雪月記
ジャンル 歴史漫画
漫画
原作・原案など 山上旅路
作画 猪熊しのぶ
出版社 講談社
レーベル アフタヌーンKC
発表号 2009年11月号 - 2011年2月号
巻数 全3巻
テンプレート - ノート

舞台は「戦国時代よりずっと前」。軍師である当主以外は稼ぐ手段を持たない、雪深い山奥にある照遠の里の話。

あらすじ 編集

登場人物 編集

照遠の里 編集

照遠 緋乃(てるとお ひの)
照遠の里の当主にして、村人からは神子と呼ばれている軍師。誰からも女と間違えられるほど類稀なる美男子である。「浄天眼(じょうてんがん)」を用いて近未来の人の死を視ることが出来る。
過徒(すぎと)
緋乃の側仕えをしている。元薬売り。
銀次(ぎんじ)
元行商人。

その他 編集

塚原 仁兵衛(つかはら じんべえ)
斉奥国の上級武士。国の大事に照遠を頼る。
真弓 伊佐衛門 正之(まゆみ いさえもん まさゆき)
由賀国の領主。周辺二国と同盟を結んで斉奥国侵略を図る。派手好きの放蕩家、珍し物好きの女好き。

用語 編集

浄天眼(じょうてんがん)
照遠の里の本家筋に近い人間に現れる呪術能力であり、人の死を視る能力のことである。死に際の人間に憑依する形で自分の痛みとして苦しみを体験する。

書誌情報 編集

外部リンク 編集