0の決死圏』(ゼロのけっしけん、原題:The Chairman)は、1969年制作のアメリカ合衆国イギリスの映画

0の決死圏
The Chairman
監督 J・リー・トンプソン
脚本 ベン・マドー
原作 ジェイ・リチャード・ケネディ
製作 モート・エイブラハムズ
製作総指揮 アーサー・P・ジェイコブス
出演者 グレゴリー・ペック
音楽 ジェリー・ゴールドスミス
撮影 ジョン・ウィルコックス
テッド・ムーア
(クレジットなし)
配給 アメリカ合衆国の旗日本の旗 20世紀フォックス
公開 アメリカ合衆国の旗 1969年6月25日
日本の旗 1969年8月23日
上映時間 101分
製作国 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
イギリスの旗 イギリス
言語 英語
製作費 $4,915,000[1]
テンプレートを表示

中国を舞台とした異色のスパイスリラー映画J・リー・トンプソン監督、グレゴリー・ペック主演。

日本でのビデオタイトルは『ゼロの決死圏』。

あらすじ 編集

ノーベル賞を受賞したアメリカの科学者ジョン・ハサウェイ博士は、シェルビー中将の命により、中国に行くことになった。表向きは旧師のリー教授に会うことが目的であったが、実はリーが発見した驚くべき酵素の秘密を教わるのが真の目的であった。

まだアメリカと中国に国交がないため、ハサウェイはまず香港に向かい、そこで美女チン・リンとのからみによって、竹のカーテンの向こう側に潜入した。ハサウェイは保安部長のインに伴われてリー教授の娘で科学者のチューに会い、ついに毛沢東主席と面会、チューと共にリーの研究を手伝う許可をもらう。

研究にいそしむ傍ら、ハサウェイとチューの間にはやがて愛が芽生え始める。実はハサウェイは中国に向かう前、頭部に小型発信機を埋め込まれており、それを通じて情報は逐一シェルビーに伝えられていた。

しかしある日、リーが急死したことで、ハサウェイの身に危険が迫るようになり、彼は酵素に関する極秘のマイクロフィルムを持って脱出を図る。

キャスト 編集

脚注 編集

  1. ^ Solomon, Aubrey. Twentieth Century Fox: A Corporate and Financial History (The Scarecrow Filmmakers Series). Lanham, Maryland: Scarecrow Press, 1989. ISBN 978-0-8108-4244-1. p255

外部リンク 編集