1993年のJリーグカップ

1993年に開催された第2回Jリーグカップ
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1993年Jリーグカップ9月10日に開幕し、11月23日の決勝戦(国立霞ヶ丘競技場陸上競技場)まで行われた大会である。

1993 Jリーグカップ
Jリーグヤマザキナビスコカップ
開催国 日本の旗 日本
開催期間 1993年9月10日 - 11月23日
参加チーム数 13
優勝 ヴェルディ川崎
準優勝 清水エスパルス
試合総数 39
ゴール数 138 (1試合平均 3.54点)
観客動員数 733,734 (1試合平均 18,814人)
得点王 ビスマルク(V川崎・6得点)
最優秀選手 ビスマルク(川崎)
1992
1994
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ヴェルディ川崎が、前年(第1回大会)に続く連覇を達成した。

概要 編集

ヤマザキナビスコを冠スポンサーとしてJリーグヤマザキナビスコカップの名称で開催された。

この年より1998年まではJリーグクラブの他、Jリーグ参入を目指す準会員チームにも門戸を開放した。

レギュレーション 編集

1993年のJリーグカップのレギュレーションは以下の通りである。

  • 参加クラブはJリーグ加盟の10クラブと、以下の準会員3クラブ(いずれもジャパンフットボールリーグ(JFL)所属)を加えた計13クラブ。なお、以下のチーム名表記については Jリーグデータサイト における公式記録の表記に基づいてJリーグ移行後のチーム名(呼称)表記とし、括弧内に当時のチーム名を付記する。
  • 13クラブを2グループに分け、各グループ内で総当たり1回戦のリーグ戦を行い、各グループの1位・2位が決勝トーナメント進出する。
    • 各試合とも90分で決着がつかない場合はVゴール方式の延長戦を行い、それでも決着がつかない場合はPK戦を行う(「1人目からサドンデス」だった前回大会と異なり、通常の「5人ずつ→サドンデス」の方式)。
    • 前回大会と異なり勝ち点は計算せず(これはこの年のリーグ戦と同様)、勝ち数(90分勝利・ゴールデンゴール・PK戦問わず)→得失点差→総得点の順で順位を決定する。
  • 決勝トーナメントは前回同様の1回戦方式。
    • 準決勝はグループA・1位対グループB・2位、グループB・1位対グループA・2位の組み合わせとし、それぞれ1位チームのホームゲームとして開催する。
    • 準決勝はグループリーグと同じレギュレーションとするが、決勝戦のみ延長戦でVゴール方式を採用しない。

グループリーグ 編集

グループリーグは9月10日から10月16日まで行われた。このスケジュールはワールドカップアメリカ大会アジア最終予選によるJリーグ中断期間に設定された。
チーム名の「†」は準会員チーム

詳細は、公式記録 を参照。

グループA 編集

グループB 編集

決勝トーナメント 編集

準決勝 編集

1993年10月23日
15:00
ガンバ大阪 2 - 4 清水エスパルス
永島昭浩   27分86分 公式記録 田島宏晃   19分
大榎克己   35分75分
エドゥー   70分
万博記念競技場
観客数: 20,497人
主審: 岡田正義

1993年10月23日
19:03
ヴェルディ川崎 2 - 1
(延長)
横浜フリューゲルス
藤吉信次   41分   106分 公式記録 反町康治   59分
国立霞ヶ丘競技場陸上競技場
観客数: 50,633人
主審: フアン・カルロス・クレスピ

決勝 編集

1993年11月23日
13:03
ヴェルディ川崎 2 - 1 清水エスパルス
ビスマルク   73分
北澤豪   85分
公式記録 大榎克己   13分
国立霞ヶ丘競技場陸上競技場
観客数: 53,677人
主審: フアン・カルロス・クレスピ
テレビ中継

表彰 編集

得点ランキング 編集

順位 選手 得点
1   ビスマルク (V川崎) 6
2   岩下潤(清水) 5
  永島昭浩(G大阪)
4   カレカ(柏) 4
  大倉智(柏)
  藤吉信次(V川崎)
  リネカー(名古屋)

出典:J. League Data Site

関連項目 編集