2018年世界ジュニア柔道選手権大会

2018年世界ジュニア柔道選手権大会(第22回世界ジュニア柔道選手権大会)は、2018年10月17日21日バハマナッソーで開催された柔道の世界ジュニア選手権。バハマでは初めての開催となる[1]

大会結果 編集

男子 編集

階級
55kg以下級   ロヴシャン・アリエフ   バラバイ・アガエフ   半田颯
  イマム・イブラギモフ
60kg以下級   古賀玄暉   小西誠志郎   ジャバ・パピナシビリ
  レナン・トレス
66kg以下級   マヌエル・ロンバルド   ミカエル・マルセリーノ   相田勇司
  ムラド・チョパノフ
73kg以下級   ビラル・チロール   塚本綾   ジャンボラト・バグトベルゲノフ
  ゲオルギオス・マルカリアン
81kg以下級   クリスティアン・パルラティ   笠原大雅   アレクサンドル・アレンシビア
  ルカ・マイスラゼ
90kg以下級   ラシャ・ベカウリ   村尾三四郎   増山香補
  メルト・シスマンラル
100kg以下級   関根聖隆   シメオン・カタリナ   オニセ・サネブリゼ
  イヴォ・バラニエフスキ
100kg超級   ゲラ・ザアリシビリ   シュテファン・ヘギ   ジャマル・ガムザトハノフ
  エリク・アブラモフ

女子 編集

階級
44kg以下級   外処茅優   ウマイマ・ベディウイ   ルワ・プティ
  アマンダ・アラエス
48kg以下級   ダリア・ビロディド   芳田真   ラウラ・マルチネス・アベレンダ
  アンドレア・ストヤディノフ
52kg以下級   武田亮子   ゲフェン・プリモ   アレクサンドラ・カレタ
  クレオニア・リシウ
57kg以下級   舟久保遥香   サラ=レオニー・シジク   富沢佳奈
  カヤ・カイゼル
63kg以下級   サンネ・フェルメール   レルケ・オルセン   浦明澄
  アニャ・オブラドヴィッチ
70kg以下級   アリーチェ・ベッランディ   新森涼   マルヒト・デフーフト
  キャンディス・ルブルトン
78kg以下級   和田梨乃子   カルラ・プロダン   シェリー・ルドフォード
  パトリシア・サンパイオ
78kg超級   児玉ひかる   ベアトリス・ソウザ   レネー・ルヒト
  ローラ・フソー

男女混合団体戦 編集

優勝 2位 3位 3位
  日本
芳田真
古賀玄暉
小西誠志郎
舟久保遥香
富沢佳奈
塚本綾
新森涼
村尾三四郎
増山香補
児玉ひかる
斉藤立
  ブラジル
ラウラ・フェレイラ
レナン・トーレス
ケテリン・ナシメント
ジェフェルソン・サントス・ジュニオール
エレン・サンタナ
マテウス・アシス
ベアトリス・ソウザ
ルーカス・リマ
  カザフスタン
ガリヤ・ティンバエワ
アルスラン・エセンゲル
アイーダ・カルチャエワ
ガイヌリン・アングサルベク
モルディル・ナリノワ
ボラト・エラシル
カミラ・ベルリカシュ
サンジャル・ジャボロフ
  ロシア
エカテリーナ・ドルギフ
ラマザン・アブドラエフ
ダナ・ナグチェワ
ハムザト・アフマロフ
マディナ・タイマゾワ
エルダル・アラフベルディエフ
ベロニカ・アルタモノワ
ダビド・ババヤン

各国メダル数 編集

国・地域
1   日本 8 6 5 19
2   イタリア 3 0 0 3
3   ジョージア 2 0 3 5
4   オランダ 1 1 1 3
5   アゼルバイジャン 1 1 0 2
6   トルコ 1 0 1 2
7   ウクライナ 1 0 0 1
8   ブラジル 0 3 2 5
9   フランス 0 1 2 3
10   オーストリア 0 1 0 1
  クロアチア 0 1 0 1
  デンマーク 0 1 0 1
  イスラエル 0 1 0 1
  チュニジア 0 1 0 1
15   ロシア 0 0 4 4
16   ドイツ 0 0 2 2
  カザフスタン 0 0 2 2
  ポーランド 0 0 2 2
  セルビア 0 0 2 2
20   ベルギー 0 0 1 1
  カナダ 0 0 1 1
  スペイン 0 0 1 1
  イギリス 0 0 1 1
  ギリシャ 0 0 1 1
  ポルトガル 0 0 1 1
  ルーマニア 0 0 1 1
  スロベニア 0 0 1 1

優勝者の世界ランキング 編集

男子 編集

55kg級    アゼルバイジャン ロヴシャン・アリエフ  4位
60kg級    日本 古賀玄暉  18位
66kg級    イタリア マヌエル・ロンバルド  1位
73kg級    トルコ ビラル・チロール  3位(シニアでは23位)
81kg級    イタリア クリスティアン・パルラティ  3位
90kg級    ジョージア ラシャ・ベカウリ  35位
100kg級    日本 関根聖隆  35位
100kg超級    ジョージア ゲラ・ザアリシビリ  6位

女子 編集

44kg級    日本 外処茅優  ランキング外
48kg級    ウクライナ ダリア・ビロディド  ランキング外(シニアでは1位)
52kg級    日本 武田亮子  33位
57kg級    日本 舟久保遥香  2位(シニアでは28位)
63kg級    オランダ サンネ・フェルメール  2位
70kg級    イタリア アリーチェ・ベッランディ  4位
78kg級    日本 和田梨乃子  ランキング外(シニアでは99位)
78kg超級    日本 児玉ひかる  7位(シニアでは48位)

世界ランキング1位の成績 編集

男子 編集

55kg級    ジョージア ジャバ・パピナシビリ  銅メダル(60kg級)
60kg級    日本 杉本大虎  不出場
66kg級    イタリア マヌエル・ロンバルド  金メダル
73kg級    ウクライナ ヒエボル・マヌキアン  3回戦敗退
81kg級    キルギス エルラン・シェロフ 初戦敗退
90kg級    コロンビア フランシスコ・バランタ  初戦敗退
100kg級    アゼルバイジャン ゼリム・コツォイエフ  不出場
100kg超級    ロシア イナル・タソエフ  不出場

女子 編集

44kg級    ベルギー ルワ・プティ  銅メダル
48kg級    スペイン ラウラ・マルチネス・アベレンダ 銅メダル
52kg級    日本 阿部詩  不出場
57kg級    チュニジア ゴフラン・ヘリフィ  7位
63kg級    エクアドル セリンダ・コロゾ  5位
70kg級    ブラジル エレン・サンタナ  5位
78kg級    ポルトガル パトリシア・サンパイオ  銅メダル
78kg超級    カザフスタン カミラ・ベルリカシュ  5位

(出典[2]JudoInside.com)。

記録 編集

女子57kg級の舟久保遥香は、2015年世界ジュニア2017年世界ジュニアに続いて今大会でも優勝したことにより、史上初となる大会3連覇の偉業を達成することになった[3][4][5]。なお、舟久保は団体戦でも史上初の3連覇を成し遂げた[6][7][8]

脚注 編集

外部リンク 編集