2019年のXリーグは23回目のXリーグである。

Xリーグ 2019
リーグXリーグ
スポーツアメリカンフットボール
期間レギュラーシーズン: 2021年8月24日 - 2021年11月17日
プレーオフ:2021年11月30日 - 2021年12月16日
X1 Super
シーズン優勝富士通フロンティアーズ
準優勝オービックシーガルズ
X1 Area
シーズン優勝アサヒ飲料チャレンジャーズ
X2・X3リーグ
X2東地区優勝ブルーサンダース
X2中地区,西地区優勝BULLSフットボールクラブ,大阪ガススカンクス
第33回ジャパンエックスボウル
優勝富士通フロンティアーズ
  準優勝パナソニック インパルス
シーズン
← 2018

概要 編集

前年度の「Super9」「Battle9」から大幅に変更され、以下のとおり実質的に2部制となった。

  • X1 Super: 前年度のJXBトーナメントに出場した8チーム(Super9の上位6チームとワイルドカード勝者の2チーム)で構成される。
  • X1 Area: 上記以外のSuper9・Battle9の10チームとX2リーグから昇格した2チームの計12チームで構成され、これを4チームずつ、イースト・セントラル・ウエストの3地区に分ける。(実際には、2018年度のXリーグ Battle9に所属したBULLSがX2に自主降格し、X2ウエスト優勝のオーパーツ福岡SUNS(現:イコールワン福岡SUNS)が入替戦でサイドワインダーズを破ったため、2018年度のX2リーグからは4チームが昇格した。)

X1 Superは総当たりのリーグ戦7試合を行い、その後、上位4チームによるポストシーズンのトーナメント戦を行う。決勝戦は12月16日に東京ドームで「ジャパンエックスボウル」として行われた。優勝チームは大学選手権優勝校とのライスボウル(2020年1月3日東京ドーム)に出場する。

X1 Areaはリーグ戦6試合(地区内3試合と地区外3試合)を行い、地区優勝チームの中で総合順位1位と2位のチームが「X1 Area ファイナル」を戦う。その勝者はX1 Superの最下位チームとの入替戦を戦い、勝てばX1 Superに昇格する。

できごと 編集

2019年度のリーグ編成 編集

X1 SUPER 編集

X1 AREA 編集

X2 編集

X3 編集

東日本地区 編集

西日本地区 編集

X1 Super 編集

レギュラーシーズン 編集

順位 チーム 試合数 備考
1 富士通 7 7 0 プレーオフ準決勝へ
2 オービック 7 6 1
3 パナソニック 7 5 2
4 エレコム神戸 7 3 4
5 IBM 7 3 4
6 東京ガス 7 2 5
7 オール三菱 7 1 6
8 ノジマ相模原 7 1 6 入替戦へ

4位と5位、7位と8位は直接対決の結果による。

プレーオフ 編集

準決勝 第33回ジャパンエックスボウル
           
11月30日・富士通スタジアム川崎    
 富士通 31
 エレコム神戸 13  
  12月16日・東京ドーム
 富士通 28
   パナソニック 26
11月30日・万博記念競技場  
 パナソニック 24
 オービック 14  

X1 Super-X1 Area入替戦 編集

アサヒビールシルバースター20–32ノジマ相模原ライズ

ノジマ相模原ライズがX1 Superに残留。

X1 Area 編集

レギュラーシーズン 編集

順位 チーム 試合数 TB1 TB2 抽選 備考
1 アサヒ飲料 6 6 0 X1 Area ファイナルへ
2 アサヒビール 6 4 2 21 11
3 リクシル 6 4 2 21 11 ×
4 明治安田 6 4 2 14 7
5 電通 6 4 2 14 6
6 富士ゼロックス 6 4 2 13
7 みらいふ福岡 6 4 2 12
8 名古屋 6 3 3
9 ブルザイズ 6 2 4
10 警視庁 6 1 5
11 アズワン 6 0 6 25
12 AFCクレーンズ 6 0 6 21 入替戦へ

勝利数が並んだ全てのチームの間で直接対決が無かった場合は、以下の優先順位で順位を決定する。(1.TB1 対戦相手の勝利数、2.TB2 勝利した対戦相手の勝利数、3.抽選)

X1 Area ファイナル 編集

アサヒビールシルバースター34–31アサヒ飲料チャレンジャーズ

アサヒビールがX1 Super8位との入替戦に出場。

X1 Area-X2 入替戦 編集

BULLSフットボールクラブ37–0AFCクレーンズ

BULLSがX1 Areaに昇格。

X2・X3リーグ 編集

X2・イースト 編集

順位 チーム 試合数 備考
1 ブルーサンダース 5 5 0 X1昇格の意思を示さず
2 バーバリアン 5 4 1
3 Sony 5 2 3
4 TRIAX 5 2 3
5 ウォーリアーズ 5 2 3
6 ハリケーンズ 5 0 5

3位~5位は得失点差による。

X2・セントラル 編集

順位 チーム 試合数 備考
1 BULLS 5 5 0 入替戦へ
2 ラングラーズ 5 4 1
3 ZERO FIGHTERS 5 3 2
4 ハーバース 5 2 3
5 セイバーズ 5 1 4
6 オックス川崎 5 0 5

X2・ウェスト 編集

順位 チーム 試合数 備考
1 大阪ガス 5 5 0 X1昇格の意思を示さず
2 ホークアイ 5 2 2 1
3 西宮 5 2 2 1
4 ゴールデンファイターズ 5 2 2 1
5 サイドワインダーズ 5 2 3 入替戦へ
6 J-STARS 5 0 4 1

2位~4位は得失点差による。

X2-X3 入替戦 編集

サイドワインダーズ(X2ウエスト5位)42–7いそのスーパースターズ(X3西日本Aブロック1位)
J-STARS(X2ウエスト6位)14–7愛知ゴールデンウイングス(X3西日本Bブロック1位)

サイドワインダーズとJ-STARSがX2に残留。

表彰 編集

脚注 編集

注釈 編集

  1. ^ 2007年まで松下電工インパルス。2008年から社名変更に伴いパナソニック電工インパルス。2011年から現チーム名の「パナソニックインパルス」。
  2. ^ チームの実質的な前身はオンワードオークス。2009年に「相模原ライズ」として結成。2011年から現チーム名の「ノジマ相模原ライズ」。
  3. ^ 1999年までサンスターファイニーズ。以後数回の改称を経て2006年から2008年はSRC神戸ファイニーズ。2009年4月から現チーム名の「エレコム神戸ファイニーズ」。
  4. ^ 2008年から2011年は「オール東京ガスクリエイターズ」。
  5. ^ 2012年まで東亜建設工業クレーンズ。2013年から2014年は太陽ビルマネージメントクレーンズ。2015年から現チーム名の「AFCクレーンズ」。
  6. ^ 2013年まで鹿島ディアーズ。2014年から鹿島建設のスポンサー撤退によりクラブ化し現チーム名の「LIXILディアーズ」。
  7. ^ 2005年は「パイレーツ」。2006年から2014年まで「明治安田パイレーツ」。2015年から現チーム名の「明治安田PentaOceanパイレーツ」。
  8. ^ 2007年から2009年途中までは「アドバ名古屋サイクロンズ」。
  9. ^ 旧・清水建設ブルーサンダース
  10. ^ 旧・住友商事ウォリアーズ
  11. ^ 2002年まで日立ハリケーンズ。2003年からルネサスハリケーンズ。2008年からスポンサー構成の変更により現チーム名の「ハリケーンズ」。
  12. ^ 2012年まで日本ユニシスBULLS。2013年から日本ユニシスのスポンサー撤退により現チーム名の「BULLSフットボールクラブ」。
  13. ^ 2009年にクラブダイノス近鉄とクラブオックスが合併。
  14. ^ 2018年秋季リーグ戦より加盟
  15. ^ 1988年から2010年は岩谷産業の支援を受け「イワタニサイドワインダーズ」。
  16. ^ 2011年まで阪急ブルーインズ。2012年から現チーム名の「西宮ブルーインズ」。
  17. ^ 旧・全日空ホークアイ
  18. ^ 2011年までアサヒプリテックゴールデンファイターズ。2012年から現チーム名の「ゴールデンファイターズ」。
  19. ^ 2018年度秋季シーズンよりメインスポンサーの変更のためチーム名変更(富士ゼロックス株式会社→株式会社エコリング※本社・兵庫県姫路市)。
  20. ^ 2010年に滋賀スーパースターズと岐阜ターミガンズが合併、スーパースターターミガンズとなる。2014年シーズンより、いそのエンジェルスと合併し名称変更し現チーム名の「いそのスーパースターズ」。
  21. ^ 旧・ワールドアイランズ
  22. ^ 旧・マイカルベアーズ
  23. ^ 2013年までセリオ東洋グループの支援を受け「セリオスタンディングベアーズ」。2018年まで「岡山スタンディングベアーズ」。

出典 編集

  1. ^ 来季から新方式=アメフットXリーグ”. 時事ドットコム (2018年8月21日). 2018年10月29日閲覧。