36時間』(36じかん、36 Hours)は、1965年アメリカ合衆国サスペンス映画ロアルド・ダールによる1944年の短編小説「番犬に注意英語版」を基にしている[2]。監督はジョージ・シートン。出演者はジェームズ・ガーナーエヴァ・マリー・セイントロッド・テイラーなど。

36時間
36 Hours
監督 ジョージ・シートン
脚本 ジョージ・シートン
原案 カール・K・ヒットルマン
原作 ロアルド・ダール
製作 ウィリアム・パールバーグ
出演者 ジェームズ・ガーナー
ロッド・テイラー
エヴァ・マリー・セイント
音楽 ディミトリ・ティオムキン
撮影 フィリップ・H・ラスロップ
編集 エイドリアン・ファザン
配給 MGM
公開 アメリカ合衆国の旗 1965年1月28日
日本の旗 1965年3月4日
上映時間 115分
製作国 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
言語 英語
興行収入 アメリカ合衆国の旗 $2,200,000[1]
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撮影のほとんどはヨセミテ国立公園で行われた[3]

あらすじ 編集

ドイツ軍は、リスボンにいた連合軍最高指令部のパイク少佐に麻薬入りのコーヒーを飲ませて捕らえ、連合軍の上陸地点を聞き出そうとする。 パイクは主治医として接触してきたゲルバー軍医少佐から「今は1950年であり、ナチス政権が消滅してから6年たつ。また、あなたは記憶喪失で分からないが、看護師のアンナと2か月前に結婚している」という説明を受ける。パイクはゲルバーにノルマンディーに上陸すると話すが、ゲルバーを失脚させようとしていたシャックはパイクの話を無視し、上陸地はカレーだと確信する。

そのころパイクは指の傷からリスボンにいたことを思い出し、アンナを呼び出して真実を知る。これにより計画は台無しとなり、パイクとアンナは牢屋に入れられる。そこへゲルバーが連合軍がノルマンディーに上陸したという偽りのニュースを2人に話した後、2人を脱獄させ、自らは命を絶つ。2人はスイス領に逃れた一方、2人を追っていたシャックは国境警備隊に殺される。 そして、パイクとアンナは愛し合う。

キャスト 編集

※括弧内は日本語吹替(初回放送1972年5月14日『日曜洋画劇場』)

脚注 編集

  1. ^ This figure consists of anticipated rentals accruing distributors in North America. See "Top Grossers of 1965", Variety, January 5, 1966, p. 36, and Stephen Vagg, Rod Taylor: An Aussie in Hollywood, Bear Manor Media, 2010, p. 104
  2. ^ http://www.roalddahlfans.com/shortstories/bewa.php "Beware of the Dog" by Roald Dahl
  3. ^ Stephen Vagg, Rod Taylor: An Aussie in Hollywood (Bear Manor Media, 2010) p. 103

外部リンク 編集