ACACIA』(アカシア)は、2008年制作、2010年6月12日公開の日本映画。第22回東京国際映画祭コンペティション部門公式出品作品。

ACACIA -アカシア-
監督 辻仁成
脚本 辻仁成
製作 杉澤修一
出演者 アントニオ猪木
林凌雅
音楽 半野喜弘
主題歌 持田香織アカシア
撮影 中村夏葉
編集 大重裕二
配給 ビターズ・エンド
公開 日本の旗 2010年6月12日
上映時間 100分
製作国 日本の旗 日本
言語 日本語
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概要 編集

『目下の恋人』より6年ぶりとなる辻仁成監督作品であり、自作の小説『アカシアの花の咲き出す頃 -ACACIA-』の映画化作品である。アントニオ猪木初主演映画でもある。息子を失った元プロレスラーと親の愛情を知らずに育った少年との愛情と絆が描かれるヒューマンドラマ。

角川シネマ新宿ヒューマントラストシネマ有楽町ほか、全国31スクリーン(初日4館、以降順次公開)でロードショー。小規模公開ながらぴあ初日満足度ランキング(ぴあ映画生活調べ)では第10位となっている。

ストーリー 編集

片田舎の団地でひっそりと余生を送っていた元悪役覆面レスラーの大魔神。そんな彼の前に母親に置き去りにされた少年タクロウと出会い、やがて親子のようにお互いに絆を深めていった。

そして現実に向き合う勇気を手に入れるため、大魔神はタクロウを父親に、タクロウは大魔神の前妻に、お互いに引き合わせようとするのであった……。

キャスト 編集

スタッフ 編集

  • 監督・脚本 - 辻仁成
  • 原作 - 『アカシアの花の咲き出す頃 -ACACIA-』(新潮社刊)2009年11月27日発行、ISBN 978-4-10-397706-3
  • 製作 - スカンヂナビア、竹中グリーンプロジェクト、jinsei film syndicate、ウォーターワン
  • プロデューサー - 杉澤修一
  • アソシエイトプロデューサー - 佐藤公美、岩淵規、片岡利歌
  • 撮影 - 中村夏葉
  • 音楽 - 半野喜弘
  • 美術 - 原田恭明
  • 録音 - 橋本泰夫
  • 照明 - 常谷良男
  • 編集 - 大重裕二
  • スプリクター - 岩倉みほ子
  • 助監督 - 久保田博紀
  • 制作担当 - 平原大志
  • 支援 - 文化庁
  • 配給・宣伝 - ビターズ・エンド

主題歌 編集

アカシア
唄 - 持田香織
作詞・作曲 - Jinsei Tsuji

外部リンク 編集