RS 〜ライディング スピリッツ〜
『RS 〜ライディング スピリッツ〜』（アールエス ライディングスピリッツ）は、2002年7月25日にスパイクから発売されたPlayStation 2用ゲームソフト。
| ジャンル |
レースゲーム ライディングシミュレーション |
|---|---|
| 対応機種 | PlayStation 2 |
| 開発元 | スパイク |
| 発売元 | スパイク |
| 人数 | 1人、2人（対戦） |
| メディア | DVD-ROM |
| 発売日 | 2002年7月25日 |
| 対象年齢 | CERO：A（全年齢対象） |
概要 編集
日本国内の6メーカー（ホンダ、カワサキ、スズキ、ヤマハ、ヨシムラ、モリワキ）の実在オートバイを多数収録したライディングシミュレーション型のレースゲームである。
「前後左右の荷重移動（リーンコントロール）」をマニュアルで操作できるように設定可能という点が当時は特長的であった[1]。またシミュレーターということで転倒に関する動き（握りごけ、ハイサイド）も当時の作品としてはリアルに再現されていた。それゆえシビアな操作が要求され、遊び手を選ぶ作品に仕上がった[2]。これを受けて次作『RSII 〜ライディング スピリッツ2〜』では転倒などをOFFにできるように改良されることになる。
加藤大治郎より技術提供を受けていた。そのため作品内の特別な車両として2001年式のホンダ・NSR250が、DAIJIRO Specialとして収録されている[3]。
モード 編集
- RIDING SPIRITS （RSモード）
- レースに出場し賞金を稼ぎながら新たなマシンを購入したり車両をチューンしてより上のランクのレースの勝利を目指す。ヘルメットやスーツを購入して好みにあわせてドレスアップも可能。トレーニングでスポーツライディングを学ぶことも出来る。
- QUICK RACE
- 難易度、ブレーキアシストの有無などを設定して1レースだけを楽しむレースモード。
- TIME ATTACK
- 決められた車両とコースで指定タイムを目指し走行するモード。
- BATTLE
- 1対1でのレースを行うモード。CPUとの対戦は「デュエルモード」、対人戦は画面を分割する「ヴァーサスモード」となる。「ヴァーサスモード」は2P側もメモリーカードを使いRSモードでチューンした車両を持ち込むことができる。
- REPLAY STOCK
- リプレイの鑑賞やデータの整理を行える。
- MEMORY CARD(PS2)
- メモリーカードのセーブとロードを行う。
- OPTION
- リーン操作やシフトチェンジなどのコントロール設定の他、キーコンフィング、サウンド、スクリーン、ゲーム全般の設定を行える。
登場車両 編集
ホンダ 編集
- CBR1100XX '01
- CBR1100XX SUPER BLACKBIRD '01,'02
- CB750Four '69,'70,'72
- NR '91
- CBR954RR '02
- CBR900RR Fireblade '01
- CBR929RR '02
- CBR929RR Erion Racing Edition '02
- CBR600F '01,'02
- CBR600F Sport '01,'02
- CBR600F Sport VR Special '01,'02
- CBR400RR '93
- RVT1000R '01
- VTR1000SP-1 '01
- VTR1000SP-2 '02
- VTR1000SP-1 BASIC RACER '01 (HRC)
- VTR1000SP-1 COMPLETE RACER '01 (HRC)
- FireStorm '01
- VTR1000F '02
- VFR '01,'02
- RVF/RC45 '94
- VFR750R (RC30) '88
- RVF (NC35) '96
- VF1000R '84
- VF750F '83
- CB1300 SuperFour '01
- X11 '02
- CB900F '02
- CB900 Hornet '02
- Hornet600S '02
- CB400 SuperFour '01
- CB400 SuperFour HYPER VTEC SPEC II '02
- CB750 '01
- CB1100R '79
- CB750F '79,'80,'81
- CBX400F '81
- CB400Four '76
- NSR250R-SE '96
- NS400R '86
- NS250R '84
- XAXIS (2001年の東京モーターショーに展示されたコンセプトマシン)[4] '02
- RC211V '02
- NSR500V '01 (HRC)
- NSR500 '88 (ワイン・ガードナー仕様)
- NS500R '83
- RS250R '02 (HRC)
- DAIJIRO Special (NSR250) (加藤大治郎仕様)
カワサキ 編集
- ZX-12R '01,'02
- Z900 SuperFour '72
- GPZ900R '00
- ZZ-R1200 '02
- ZZ-R1100 '90,'01
- ZX-9R '01,'02
- ZX-7R '01,'02
- ZX-6R '01,'02
- ZX-6RR '02
- ZZ-R600 '02
- ZZ-R400 '01
- ZZR400R '94
- ZZ-R250 '01,'02
- BALIUS II '01
- ZRX1200R '01,'02
- ZRX1200S '01,'02
- ZRX '01
- ZRX II '01
- Z1R '79
- Z1000R '82
- Z1000Mk. II '79
- Z750FX '79
- Z400FX '79
- GPZ500S '02
- GPZ400R '85,'86
- ZEPHYR1100 '01
- ZEPHYR1100RS '01
- ZEPHYR750 '01
- ZEPHYR750RS '01
- ZR-7 '01,'02
- ZR-7S '02
- ZEPHYR χ '01
- 750RS '73,'74
- 750SS '71
- 500SS '69,'70
- KR-1R '89
- KR250 '84
- KR500 '82
スズキ 編集
- GSX1300R HAYABUSA '01,'02
- GSX1100S '84,'00
- GSX1000S '82
- RGV-Γ '01
- GSX-R1000 '01,'02
- RF900R Fin@l '01
- GSX-R750 '01,'02
- GSX-R600 '01,'02
- GSX750F '01
- GSX600F '01,'02
- GSX-R400R '95
- GSX-R1100 '85
- GSX-R '84
- TL1000R '01,'02
- TL1000S '01
- SV650 '01,02
- SV650S '01,'02
- SV400S '01
- GSX750S '82
- GSX1400 '01,'02
- GS1200SS '01,'02
- Bandit1200 '01
- Bandit1200S '01
- GSF1200S '01
- GSF600 '01
- GSF600S '01,'02
- GSX750 '01
- INAZUMA '01
- GSX400 INAZUMA '01
- GS400 '76
- RGV-Γ 250SP '96
- RG500Γ '85
- RG250Γ '83
- RGV-Γ '92 (ケビン・シュワンツ仕様)
- RGB-Γ '84
- GSV-R '02
ヤマハ 編集
- YZF-R1 '01,'02
- RZV500R '84
- VMX1200 Vmax '01
- YZF-R1 Champions Limited Editon '01
- YZF1000R Thunderace '01
- YZF-R7 OW02 '99[5]
- YZF-R6 '01,02
- YZF-R6 Campions Limited Editon '01
- YZF600R Thundercat '01,'02
- FZR1000 '95
- FZR750 (OW01) '89[6]
- FZR400RR SP '94
- FZ750 '85
- FZ400R '84
- FJR1300 '01,'02
- FZS1000 Fazer '01,'02
- FZS600 Fazer '01,'02
- FZS600S Fazer '01
- FZX750 '98
- BT1100 Bulldog '02
- TDM900 '02
- TDM850 '99,'01
- TRX850 '99
- XJR1300 '01,'02
- XJR1300SP '01
- XJ900S Diversision '01
- XJ600 '01,'02
- XJ600S Diversion '01,'02
- XJR400R '01,'02
- TZR250SPR '94
- RZ350 '81
- RZ250R '84
- TZ250 '01,'02
ヨシムラ 編集
- TORNADO S-1 '02
- TORNADO 1200 BONNEVILLE '90
- HAYABUSA X-1 '00
- KATANA 1135R '01
モリワキ 編集
- MTM-1 '00
ライティングギア 編集
ヘルメット 編集
- ARAI
- SHOEI
スーツ 編集
- Alpinestars
- DAINESE
- Kushitani
- Nankai
- RS TAICHI
- Takai
コース 編集
コースはすべてオリジナルの物が収録されている。オーバルを除いたすべてのコースに逆走バージョンがある[7]。
コース一覧 編集
- RAMPART RACEWAY (スペイン)
- Red-hot (アメリカ)
- Stone Maze (フランス)
- Black Forest Raceway (ドイツ)
- Rich Table (イタリア)
- Grassy Hillside (日本)
- QUEEN'S BACKYARD (イングランド)
- Hazy Sunrise (不明) ※峠道をモチーフにした1weyコース
- OVAL COURSE (不明)
関連書籍 編集
- The PlayStation2 BOOKS 『RS ライディング スピリッツ 公式コンプリートガイド』（2002年、ソフトバンク パブリッシング） ISBN 4-7973-2151-2
脚注 編集
- ^ F-ZEROシリーズなどで旋回方向により荷重をかけて深くステアリングを切るという操作は導入されていたが、前後に荷重をかけるという操作はアーケード版のマンクスTT スーパーバイクなどに導入されていたくらいであった
- ^ 参考文献『週刊ファミ通』2006年6月30日増刊号 付録「クロスレビュー優良ソフトパーフェクトカタログ 1999年～2002年」pp079 カエル大宮のレビュー文より
- ^ 参考文献『RS ライディング スピリッツ 公式コンプリートガイド』pp129 「バイクカタログ ホンダ」
- ^ ホンダ 第35回東京モーターショーHonda乗用車・二輪車展示概要について
- ^ 『RS ライディング スピリッツ 公式コンプリートガイド』pp176 「バイクカタログ ヤマハ」
- ^ 『RS ライディング スピリッツ 公式コンプリートガイド』pp178 「バイクカタログ ヤマハ」
- ^ 『RS ライディング スピリッツ 公式コンプリートガイド』pp039 - pp072 「コースガイド」
外部リンク 編集
- RS〜ライディング スピリッツ〜 ソフトウェアカタログ - プレイステーション® オフィシャルサイト
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