UTM-02

韓国の磁気浮上式鉄道車両

UTM-02は、磁気浮上列車の継続的な研究のために開発された車両である。

UTM-02
UTM-02車両(2011年6月)
基本情報
製造所 現代精工(現・現代ロテム
製造初年 2003年
主要諸元
電気方式 直流 1,500 V
設計最高速度 110 km/h
起動加速度 3.6 km/h/s
減速度 3.6 km/h/s
編成定員 100名
自重 20 t
全長 13,500 mm
全幅 2,850 mm
全高 3,500 mm
保安装置 ATP/ATO(自動運転)
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UTM-02の内装

車両開発は韓国機械研究院朝鮮語版の試験線で行われ、2008年よりエキスポ駅朝鮮語版 - 科学館駅朝鮮語版間の延長1.0キロメートル区間で運行開始した。 2011年までは車両を現代ロテムで管理していたが、契約満了に伴い現在は国立中央科学館朝鮮語版が車両管理を行っている。 2015年に、万博再現事業によりエキスポ科学公園が撤去される過程で、エキスポ駅と科学館駅を結ぶ軌道も解体され、現在は国立中央科学館の敷地内でのみ運行が行われている。 浮上方式は、低速走行に適した常電導吸引式であり、平均速度は30キロメートル毎時である。

特徴 編集

韓国で最初に商業運行を開始した磁気浮上列車であり、運転室が新盆唐線K-AGTのように客室とつながっており、前面眺望が可能となっている。

編成 編集

MC1-MC2

関連項目 編集

外部リンク 編集