Wikipedia:井戸端/subj/記事の各テンプレート内を出典が明記できるように修正するためのお墨付きがほしいです

記事の各テンプレート内を出典が明記できるように修正するためのお墨付きがほしいです 編集

多くの記事にはジャンルに応じたテンプレートがついています。具体例を1つあげると、京王プラザホテル札幌で右上にある「階数、レストラン数、部屋数・・・」などが書かれているTemplate:Hotelがそれにあたります。ざっくりと言うと、この手のテンプレートが設けられている記事のほとんど全部で、テンプレート内の情報には出典がありません。秀逸な記事をみても、まあたいていの記事にはこんなところまでいちいち出典が明記されていません。秀逸記事の佐久間ダムTemplate:ダムには出典欄があります。が、厳密に言えば、佐久間ダムでも4つ並んだ出典のうち、どれがどの情報の出典であるかは不明です。(各論で言うとダム記事の場合には「便覧」で凡そ諸元情報はカバーするでしょうから、この記事ではたいした問題では無いのでしょう。)

  • 端的にいうと、このテンプレート内に出典を付与できるようにしたいのです。そのためにテンプレートをいじることになると思うのですが、その都度、テンプレートの関係者に説明して回るのではなく、基本的な考えかたはここを参照、というふうにしたいと考えています。

最初に例示した京王プラザホテル札幌Template:Hotel)のようなものの場合には、「設計」「施行」はそうそう変動しないでしょうけれど、「レストラン数」とか「ダブル数」とか「駐車場台数」なんてのは、コロコロ変わりそうです。公式サイトは示されていますが、そこを見ても「駐車場台数」や「施工会社」や「スイートの数」なんて掲載されていません。(これも各論を言うと、実際に宿泊施設の記事で「ダブル数」とか「延べ床面積」とかまで微細にテンプレートが埋められている記事はほとんど無いでしょうから、実際にはあまり問題になってない。)本気で埋めようと思えば、たぶん許認可関係の役所で閲覧できるでしょうけども、それにしてもどれぐらい新しい情報なのか、あとからその記事をさわる人がどの程度、前の編集者の記述を尊重すればいいのか、今は出典欄がないためによくわかりません。出典が明記さえされていれば、それが25年前の時点での情報であっても、それはそれでそういう情報なんだとわかります。しかしなにも出典がないと、たとえば自分が2010年の出典を発見した時に、いま書かれている情報がそれより新しいのか古いのか、信用できるのかできないのかも測れません。

そもそも、ほとんどのテンプレートは、そこに出典をつけるようには設計されておらず、ムリにやると岩井温泉の「年間浴客数」欄みたいになりまして、テンプレートが用意してくれている「人」とか「年度」とかの単位とかち合ってしまってみっともなくなります。

Wikipedia:井戸端/subj/記事中の『内容の要約』部分に出典を求める行為は妥当でしょうか?にもあるのですが、その情報が本文内で登場していて出典が明示されているような場合には、まあテンプレートの部分にまでわざわざ出典を付ける必要もないかなと思います。しかし多くの記事では、テンプレートにくるような「基本的な情報」が本文中で説明されることのほうが少ないように思います。

原則から言えば、ここのすべての項目に1つ1つ「要出典」をはって、音沙汰なければ除去しちゃったっていいはずですが、本気でそれをやりはじめるとかなりの記事が影響をうけるはずです。個人的な気持ちとしては、そうやって「除去」の方向へ動かすことは本意ではありません。現状で出典入力欄がなく、慣習的にテンプレートには出典を付与してこなかったわけで、それをいきなり出典がないから除去ね、というのはちょっと極端にすぎるかなと。

  •   提案 そこで、一般的な方向性として「テンプレートにも1項目ずつ出典欄を整備する」方向で事前に包括的な合意、(少なくても一定の賛成意見)をとりつけたいとおもいます。
この手の各テンプレートの項目に1つ1つ「出典」を入力するため整備を行います。要するに岩井温泉の「年間浴客数」欄の変な場所に「人」が表示されないように。
今すぐはムリでも、それがあることで、今後はテンプレート内にも出典が明記されることを期待できます。
現状で出典がないものは、ひとまずはそれはそれとしてそのままとします。あとは各記事のメンテを行う方が個別に対応していただければいいです。
本来はテンプレートをいじるのであれば、毎回各コミュニティや利用者と合意を諮るべきですが、そこで毎回1から説明するよりは、ここで基本的な方向性についての合意を得たうえで、個々に話を持って行きたい。その都度「いや、ここには出典はなくてもいいだろ」みたいなところから話をはじめたくない。
もちろん、私が一人でこの手のテンプレートを直して回るわけではない。自分がいじる記事にかかわるテンプレートだけです。

よろしくお願いします。--柒月例祭会話2014年9月26日 (金) 12:46 (UTC)[返信]

  コメント 出典を記入しやすいようにテンプレートを改良することは、方向性としては望ましいと思います。しかしパラメーター1つ1つにそれぞれ別個の出典を記入しないといけないケースというのはあまり無いだろうと推測します。なので、おそらくは、テンプレート全体の出典をまとめて記載するケースでの利便性を優先しつつ、テンプレート展開の負荷が増えて非効率にならない範囲でイレギュラーな記載方法にもできるだけ対応可能な仕様にする方が、多くの場合ベターかと思います。
記事「岩井温泉」のtemplate:日本の温泉地については、とりあえずですが、「人」などの単位表示を非表示にする機能を加えて注釈や出典を付記できるよう修正しました。--ディー・エム会話2014年10月1日 (水) 14:15 (UTC)[返信]
ディー・エムさん、ありがとうごさいます。
パラメータ1つ1つに出典を記入するケースというのは、個人的な経験では非常に多いのです。要するに、全パラメーターが1文献では網羅できない場合。たとえば、これとこれは文献Aから、これとこれは文献Bから、というような場合です。温泉の場合だと「湧出量」は文献Aだけど、「湯音」は文献Bだ、なんてときに、まあふつうに考えると、文献AとBの出版時期が何年か違えば、Aが書かれた時の「湯音」はBが書かれた時の「湯音」とは違うかもしれないんじゃないかな、と思うわけです。(そもそも温泉関係の出典の場合、きっと本当はその記述が「源泉◯号」のものか特定しないと、1つの温泉地で複数の源泉があれば、値はそれぞれ違うだろうと思うのですが)
別のケースでは、私が編集する前に、パラメータの一部に記述があって、ただし出典がない、というような場合。もとから「泉質」に「硫黄泉」と書いてあったけどその出典は示されてない、私は出典に基づいて「湧出量」だけを加筆しよう、というような場合です。
まあ、気にし過ぎなのかもしれないですけどね。--柒月例祭会話2014年10月4日 (土) 13:22 (UTC)[返信]
  ○○温泉(入力例1)
温泉情報
所在地 ○○県○○市[1]
泉質 塩化物泉[2]
泉温(摂氏 89.1[2]
pH 7.66[3]
液性の分類 弱アルカリ性[3]
年間浴客数 102万人[4]
統計年 2005[4]
出典
  1. ^ 著者名『出典A』出版社、○○○○年、○○頁。
  2. ^ a b 著者名『出典B』出版社、○○○○年、○○頁。
  3. ^ a b 著者名『出典C』出版社、○○○○年、○○頁。
  4. ^ a b 著者名『出典D』出版社、○○○○年、○○頁。
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  インデント戻します 上記の対処例は既存のテンプレートの仕様変更という制約の中で、あくまで妥協も含んだ折衷案ということで多少詰めの甘い部分はご容赦ください。

本来であれば、もし新たに一から作り直せるのなら、単純に記号の自動表示を全て無くすのが最も効率的な最善策だと思います。 "℃" や "人" の1文字入力する手間を省くだけのために複雑な処理を加えるのは明らかに非効率で、その程度ならその都度手動入力してもらえばいいだけなので。しかし既に約1200記事で使用されているテンプレートでいまさらそこまで割り切った変更もしづらいし、かといって単位表示の切り替えや脚注入力用の新たな引数などを追加してしまうとユーザー側からすると無駄以外の何物でもない(1文字記入する手間を省くためにむしろ入力が煩雑化したら本末転倒でしかない)ので、今回の改良案では

  1. 入力値が数字かテキスト含みかを自動判定する簡易な式で表示を切り替える。
  2. ただしイレギュラーなケースの判定が完全でないので、単位表示が無くても成立するよう見出しの文言を調整(例:"℃" の表示が無くても良いよう「泉温」→「泉温(摂氏)」に変更)。
  3. そもそも百科事典的に不要であったり趣旨が不明瞭であまり有用でないパラメーターはわざわざ改良するメリットが乏しいので、その入力項目自体を省く(例:「総収容人員数」=おそらく宿泊施設のベッド数)。
  4. 出典入力用の引数を追加。ただし自動的に脚注化する仕様は採用せず。それをする場合には、name属性やgroup属性の指定、脚注方式を使用していない記事の場合に脚注化をキャンセルする入力手段などが同時に必要となり、マークアップが結構かさばると想定されるため、手入力でrefタグを書き込めれば必要十分と判断。各パラメーターごとに脚注入力用の引数を用意することはなおさら無理(効率を無視するなら技術的には可能)。

といった手段を組み合わせて対処を試みましたが、そのあたりは様々なテンプレートごとに用途や運用状況の事情が異なる以上、一律の対応策を導くことは無理なので個々に工夫が必要になるでしょう。--ディー・エム会話2014年10月4日 (土) 17:13 (UTC)[返信]

  質問 そもそもなのですが、なぜテンプレートに対して「1項目ずつ出典欄を整備する」方向で事前に包括的な合意、(少なくても一定の賛成意見)をとりつけたい」という話になるのでしょうか。テンプレート内の各項目に<ref>をつけて、記事の{{Reflist}}に出典表示させればいいのではないでしょうか? なぜ記事の{{Reflist}}を活用するのではなく、テンプレートの中に出典表示欄を作る必要があるのですか? たとえば記事「静岡県東部地震」のようなやり方ではいけないのですか? --以上の署名のないコメントは、126.174.57.249会話)さんが 2014年10月5日 (日) 06:13‎ (UTC) に投稿したものです(ディー・エム会話)による付記)。[返信]

  ○○温泉(入力例2)
温泉情報
所在地 ○○県○○市[1]
泉温(摂氏 80℃[2]
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  1. ^ 出典X
  2. ^ 出典Y
  ○○温泉(入力例3)
温泉情報
所在地 ○○県○○市
泉温(摂氏 60 - 70 °C
出典 著者名『出典X』○○出版、○○年、○頁(所在地)
著者名『出典Y』○○出版、○○年、○頁(泉温)
テンプレートを表示
  コメント 要するに、既存のテンプレートで温度や人数を表示する欄に "℃" や "人" といった単位が勝手に自動で表示される仕様になっているもんだから、入力値に注釈や出典をつけて入力したときに「50[脚注1]℃」や「100人(注釈)人」みたいな歪な表示になってしまうので何とかならんのかいな?というのがここでの問題提起の要点かと思います。
この問題に対して、新規に作成するテンプレートであれば、単位も含めてまるごと手入力してもらうというのが一番単純かつ一番利便性の高い方法だと思います。上記のtemplate:日本の温泉地の修正例も基本的な方向性として、実質的には限りなくそれに近いやり方です。
ちなみに「テンプレートの中に出典表示欄を作る」というのは柒月例祭さんの問題提起には含まれてないですよ。特に統一的な書式ルールがない限りは、「静岡県東部地震」のような入力方法(入力例2)でも、あるいはひとつの脚注(←間違い)出典欄にまとめて出典を記載する方法(入力例3)でも、テンプレート使用時に各編集者それぞれで都合の良い書式を選択すればOKでしょう。
また、それとは別に、テンプレートへの出典付記をどのように促していけばよいか?という問題提起も一方にはあるのだろうと感じますが、その役割を担う文書としては「Wikipedia:検証可能性」が既にありますし、各分野ごと・テンプレートごとに個別事情も勘案しながら地道に運用の見直しを行っていくしかなく、あらたに方針文書を作ったとしても、それで出典の記載率が急に向上するというような簡単な話ではないと想像します。出典を記入しなければ値を表示しないようにするとかエラー表示するとかして出典を必須項目にすれば別ですが。--ディー・エム会話2014年10月5日 (日) 09:11 (UTC)[返信]
  コメント なるほど、「「テンプレートの中に出典表示欄を作る」というのは柒月例祭さんの問題提起には含まれてない」のですか。「テンプレート内を出典が明記できるように修正するためのお墨付きがほしい」「テンプレート内に出典を付与できるようにしたい」「テンプレートにも1項目ずつ出典欄を整備する」みたいなご発言があったので、てっきり入力例3タイプのようなデザインを志向していて、出典欄のないテンプレート内にどんどん出典欄を作り入力例3タイプを目指したいよという趣旨なのかと思っていました。失礼しました。もしただ単に「単位が勝手に自動で表示される仕様になっているもんだから、入力値に注釈や出典をつけて入力したときに「50[脚注1]℃」や「100人(注釈)人」みたいな歪な表示になってしまうので何とかならんのかいな?」というだけの趣旨なのであれば、それはただ単にそのテンプレートのデザインとか仕様の問題なので、井戸端で「お墨付きがほしい」などと言わずに、個々のテンプレートのノートで解決すべき話なんではないのでしょうか……。特に「単位表示が無くても成立するよう見出しの文言を調整」というのはいい案だと思います。デザインの変更だけでクリアできるわけですし。--126.197.81.149 2014年10月7日 (火) 18:06 (UTC)[返信]
結論から言うと、ディー・エムさんがやって下さった変更が、私の想像力を超えるものでした。
“テンプレ内に出典を明記したい”と表現してしまいましたので、私の説明が悪かった部分もありますし、私の想像力不足のところもありました。IPさんがおっしゃるように、Reflistを使うとか、入力例3のようなやりかたをすれば、テンプレ内に「出典」欄が1つでも、項目別に出典を付すことはできますね。
ディー・エムさんが汲んでくださったように、自動で表示される「単位」との兼ね合いも気にしていました。
私としては要するに出典を付すことができればいいので、入力例2でも入力例3でも、私の目的は果たすことができます。問題提起時点での私の想像力が乏しかったために、1項目ごとに出典欄がないと実現できないのではないか、と思っていただけです。そういう意味では、一人でいきなり改造に着手する前にここで聞いてよかったなあと思っています。
「包括的なお墨付き云々」というのは、この手のテンプレートの多くはずっとむかしから、今ほど出典に厳しくなかったような頃からそれこそ10年ぐらい使用されているものがたくさんあり、その1つ1つでノートでいちいち1から10まで説明して問題提起して議論してまわるのもどうかなあ、と思ったんです。もちろん最終的にはいじるテンプレート毎に説明は必要なんですけど、毎回1から説明するよりは、ここで「包括的」な説明をしたうえで、個別には「詳細は井戸端参照」みたいにできないかな、ということで「包括的な」という言い方をしました。しかし、お二方に示していただいた手法を使えば、そもそもテンプレートの大きな改造を行わなくても、各項目に出典をつけていくことは可能ですね。どうもありがとうございます。--柒月例祭会話2014年10月8日 (水) 13:25 (UTC)[返信]