ごきげんななめは、盤面の数字に従って斜めの線を引くペンシルパズルである。

ルール 編集

  1. 全てのマスに対角線を引く。
  2. 数字は、その線からのびる線の数である。
  3. 線が閉じたループになってはいけない。

歴史 編集

ごきげんななめは、『パズル通信ニコリ』にパズルを投稿しているチェバの定理が考案し、同誌104号(2003年秋号)のオモロパズルのできるまでのコーナーではじめて発表された。定番パズルには昇格しなかったが、同誌116号(2006年秋号)まで掲載された。

104号に掲載された新作パズルは5作品あったが、その中で次号に最も多くの投稿作品が寄せられた。

斜めの線を使用するパズルとしては約10年ぶりの新作であった。斜めの線のみを使用したパズルは過去に無かったが、この作品の発表後にいくつかの作品が発表された。

ルールの単純さからか日本国外でも解く人があり、このパズルのためのJavaアプレットを作成して問題を出題している人もいる。

解き方 編集

4や辺上の2、0(外周にしか存在しない)のように、その数字のまわりが自動的に確定する場所が易しい入口となる。

1や3は単独では手がかりにならないが、同じ数字が隣接していると手がかりになる。

中盤以降は、「ループにならない」というルールを元に線を決めていくことも多い。

外部リンク 編集