ふぃーばーちゃんは、1999年5月に大同(現:ビスティ)が発売した、コミカルなリーチアクションが特徴的なパチンコ機のシリーズ名。

ふぃーばーちゃん松とふぃーばーちゃん竹とふぃーばーちゃん鶴の3機種がある。

概要

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液晶型のデジパチ。100歳のばーちゃんが様々な演出で大活躍する。3スペック発売され、全て時短搭載の現金機である。
ふぃーばーちゃん松は、奇数図柄か「ん」図柄が揃えば16ラウンドの大当たりとなり、偶数図柄が揃った場合は10ラウンドの大当たりとなる。全ての大当たり終了後に150回転の時短に突入する。
ふぃーばーちゃん竹は、「ん」図柄が揃えば15ラウンドの大当たりで、それ以外の図柄が揃えば全て16ラウンドの大当たりとなる。時短に突入するのは奇数図柄か「ん」図柄が揃った時のみで、偶数図柄揃いの大当たりの場合は時短には突入しない。
ふぃーばーちゃん鶴は、7図柄が揃うと11ラウンドの大当たりで、それ以外の図柄が揃った場合は全て10ラウンドの大当たりとなる。奇数図柄か「ん」図柄揃いで大当たりした場合は220回転の時短に突入し、偶数図柄揃いで大当たりの場合は180回転の時短に突入する。[1][2]

スペック

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  • ふぃーばーちゃん松
    • 賞球数 5&13
    • 大当たり最高継続 16R
    • 大当たり確率 1/227
    • 時短回数
      • 全図柄 150回
  • ふぃーばーちゃん竹
    • 賞球数 6&15
    • 大当たり最高継続 16R
    • 大当たり確率 1/233
    • 時短回数
      • 奇数図柄・ん図柄 200回
  • ふぃーばーちゃん鶴
    • 賞球数 5&13
    • 大当たり最高継続 11R
    • 大当たり確率 1/221
    • 時短回数 
      • 奇数図柄・ん図柄 220回
      • 偶数図柄 180回

図柄

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  • 0
  • 1
  • 2
  • 3
  • 4
  • 5
  • 6
  • 7
  • 8
  • 9
  • 10
  • 11
  • 12

演出

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リーチ予告演出は「猫予告」と「入れ歯予告」の2種類あり、リーチアクションも豊富に搭載されている。
ノーマルリーチ以外に、画面からばーちゃんが消えるほどの大ジャンプをする「屁っこきリーチ」、愛猫「タマ」に加えて画面左から茶猫の「ノラ」が登場する「茶猫リーチ」、2人の曾孫のギターに合わせてダンスをする「ひまごリーチ」、垂れた乳をヌンチャクの如く振り回し大当たり図柄を狙う「乳ヌンチャクリーチ」、ばーちゃんの頭がズームアップしてロケットが発射される「ロケットリーチ」がある。[3]

リーチアクションにはプレミアムパターンも存在する。乳ヌンチャクリーチ中に茶猫が参加するパターンと、茶猫リーチ中にばーちゃんが3人に増えるパターンと、ロケットリーチでロケットの中にばーちゃんがいるパターンがプレミアムパターンである。
プレミアム演出が発生してもハズレることはあるが、大当たりした場合は16ラウンド比率が高い。[2]

脚注

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  1. ^ 双葉社 1999, p. 14.
  2. ^ a b 双葉社 1999, p. 29.
  3. ^ 双葉社 1999, p. 15.

参考文献

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  • 諸角裕編著『パチンコ攻略マガジン 1999 6.27号』双葉社、1999年6月27日。 共通雑誌コード T1126514060398。
  • 諸角裕編著『パチンコ攻略マガジン 1999 8.22号』双葉社、1999年8月22日。 共通雑誌コード T1126514080396。

外部リンク

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