1985年(昭和60年)10月25日、常習詐欺グループの7人が青森県むつ市の自営業3人に架空の融資話を持ちかけて、呼び出した後で3人を監禁。預金通帳と印鑑を奪い、金融口座から2000万円を引き出し、4億8000万円を神戸市の金融機関に振り込む事件が発生した。主犯は計画的に会社をでっち上げ、スリや窃盗や強盗などの犯罪のプロを集めた計画的犯行であった。
1か月もしないうちに7人全員が逮捕された。西日本で逮捕されて青森まで護送された主犯は、護送中にマスコミに対して饒舌に犯行を語った。
裁判では主犯に懲役11年が言い渡された。