やきにくくりぷうぴ』は、有限会社エイアイアールのTabletブランドから2003年5月16日に発売されたアダルトゲームである[1]

やきにくくりぷうぴ
ジャンル 2003年5月16日[1]
対応機種 Windows 98/2000/Me/XP[1]
発売元 Tablet[1]
シナリオ 木霊[1]
レイティング 18禁
メディア CD-ROM
キャラクターボイス 女性キャラのみフルボイス[1]
テンプレートを表示

あらすじ 編集

主人公は、入院中の父から老舗焼肉店「やきにくくりぷうぴ」の4代目として店の建て直しをまかされ、早速女性従業員たちのハーレムを作るべく、男性従業員をすべて解雇した[2]。次に、主人公は彼女たちの制服をオーダーメイドのミニスカメイド服に変更したが、制服代で店の運転資金を使い果たしてしまう[2]。給与を肉の現物支給に変更された女性従業員たちは怒り、主人公に殴りかかった[2]

しかも、解雇された男性従業員たちが「やきにくくりぷうぴ」のそばにライバル店「牛牛苑」をたてて、超低価格カルビで主人公たちに挑みかかってきた[1]

登場人物 編集

主人公
村瀬 弥佳(むらせ やよい)
主人公の幼なじみ[2]
折原 和依(おりはら かずえ)
気弱な性格だが[2]、女性従業員たちの中では一番まともな人物でもある[1]。頭にパトランプのようなものを被っており、その中に父親が入っている[2]
杉山 未玖(すぎやま みく)
髪をツインテールにした女性従業員。貞操観念がゆるく、金さえ払えばセックスを許してくれる[2]
三木 銀枝(みき かなえ)
女性従業員。ぼんやりしているが、表情が豊か。
和依の父
普段は娘のかぶり物の中に入っている。人間とはかけ離れた姿をしており、「ぱめらぷぃ」としか話さない[2]

批評 編集

パソコンゲーム誌の編集者である前田尋之の公式サイト「電脳世界のひみつ基地」のライター松田は、シナリオ・グラフィック・音声がよくないとしつつも、それが面白い作品であると評価し、世間で言われているほどひどいものではないと述べている[2]。松田はシナリオの分量の割には濃厚な内容だったと述べ、珍妙な世界観と簡素な仕様から、HYPERSPACE(Tabletの姉妹ブランド)系のゲームであるとしている[2]

脚注 編集

  1. ^ a b c d e f g h やきにくくりぷうぴ”. Getchu.com. 2017年3月24日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年2月15日閲覧。
  2. ^ a b c d e f g h i j 松田 (2018年11月29日). “とんがりギャルゲー紀行 第55回:やきにくくりぷうぴ”. 電脳世界のひみつ基地. 2019年2月10日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年2月10日閲覧。

外部リンク 編集