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アシスタント・プロフェッサー

アシスタント・プロフェッサー(Assistant Professor、助教授)とは、アメリカ合衆国カナダ大学における教授職の一つ。教授 (Professor)、准教授 (Associate Professor) に次ぐ職位にあたる。

博士号Ph.D. を所得後、上手く仕事を見つけるとアシスタント・プロフェッサーになる。アシスタント・プロフェッサーは大体はテニュアトラックと呼ばれる終身雇用トラック形態であり、6年後の厳しい審査により、合格すると終身雇用所得(退職年齢がなく一生働ける権利)とアソシエイト・プロフェッサー(准教授)に昇進になる。

欧米では博士号所得後、テニュアトラックのアシスタント・プロフェッサーになれる確率は全米の優秀な博士所持者が数少ないポジションを争うために競争率がとても高いため、Academic lottery(アカデミックの宝くじ)と呼ばれているくらい大変難しい。実際博士所得した人のうち卒業後、すぐにテニュアトラックのアシスタント・プロフェッサーになれるのは全体の20%もいない。理系分野では博士所得後、3-7年間のポスドクといわれる研究員期間を終え、運よければアシスタント・プロフェッサーになれる。

有名大学、研究大学になると分野により異なるが、一つのポジションに100-300人もの応募者が来て争う。雇う大学側は何億ものかなり高額な投資になるため、候補者達の将来性、能力、6年後の昇進できる可能性を電話、ビデオインタビュー、学会インタビュー、そして実際キャンパスに呼んで最終選考の数日間のキャンパスインタビューでじっくり審査するため、審査全体は半年をかけて行う場合が多い。キャンパスインタビューでは審査員、学部長、学科長など様々なインタビューが組み込まれ、一時間ずつの模擬授業、研究発表をして、教授群、そして学生が候補者の能力はもちろん、人柄などをみっちり審査する。大学側は気にいる候補者が見つかるまでは妥協せず、翌年に回すなど審査し続ける。外国人の就職は英語の壁、ビザ、グリーンカードサポートの大学の多額の金銭負担など色んなハンデがあり、日本語教授法や日本文学など日本関係でない外国人の少ない分野では外国人が職を得る事はかなり優秀でない限り非常に困難である。

また、アシスタント・プロフェッサーとして仕事を始めてからも教育、研究、サービスの全ての面でアシスタントプロフェッサー期間は6年間毎年厳しく審査される。特に研究大学に勤めるアシスタント・プロフェッサーは教育に加え、毎年出版論文数、質も学者として一流かを厳しく審査される。研究大学では学部、大学の審査に加え、外部の知らない大学の教授5人がアシスタント・プロフェッサーの業績を審査するという厳しい審査方法が取られる。

日本の大学設置基準における助教授は2007年(平成19年)3月31日をもって廃止された。以前の助教授は、現在は准教授 (Associate Professor) に対応する。しかし世界的に見て米国や中国を始めとしたアジア諸国、またヨーロッパやアフリカ諸国においても依然として助教授 (Assistant Professor) は教授職の一つとして存在している。

一般に独立した研究グループを持つ自立した教授職の一つと見なされるが、日本の助教授(現在の准教授)は教授の下に付くケースが大半を占める。助教 (Research associate) と助教授 (Assistant Professor) の違いは教授職であるのか無いのかの違いが大きい。

台湾では「助教 (Executive Officer)」が事務行政を担当する職員相当で、教員として教育研究に携わるのは講師 (Lecturer)、助理教授 (Assistant Professor)、副教授 (Associate Professor)、教授 (Professor) の4つの職位がある。

外部リンク編集