アマザル川(アマザルがわ、ロシア語: Амазар)は、ロシア連邦ザバイカリエ地方を流れるアムール川の左支流の一つである。

アマザル川
水系 アムール川
延長 290 km
流域面積 11,100 km2
水源の標高 634 m
河口・合流先 アムール川
流域 ロシアの旗 ロシアザバイカリエ地方
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満洲語などのツングース語ではアムバ・ゲルビチ川/大ゲルビチ川(ᠠᠮᠪᠠ
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、Amba Gerbici bira、格爾必斉河)
と呼ばれていた[1][2]

概要

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アマザル川の長さは290㎞、流域面積は11,100㎢で、大アマザル川と小アマザル川の合流によって形成される。10月以降は凍結し、解氷するのは4月下旬〜5月上旬ころのこととなる。流域には104の湖があり、総面積は2.55㎢に及ぶ。

アマザル川(大ゲルビチ川)よりもさらに上流にはゴルビツァ川(ゲルビチ川)が存在し、18世紀清朝(ダイチン・グルン)では両者を混同することもあった[3]

脚注

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  1. ^ 承志 2009, pp. 210–212.
  2. ^ 『ネルチンスク条約』(満洲語版)[出典無効]
  3. ^ 松浦 2006, pp. 30–31.

参考文献

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  • 承志『ダイチン・グルンとその時代』名古屋大学出版会、2009年。 
  • 松浦茂『清朝のアムール政策と少数民族』京都大学学術出版会、2006年。