アラッタは、シュメール神話に登場する土地およびそこでおこった文明。

エンメルカルルガルバンダというウルクの神話上の2人の王の名が、シュメール王名表に記載されている。

アラッタはシュメール文学では次のように説明されている。

  • 金、銀、ラピスラズリ、その他の貴重な材料、またそれらを作成する数多くの職人がいる、非常に栄えた場所 [1]
  • 遠く離れていて、行きづらい場所にある。
  • アラッタからウルクに移ってきた、女神イナンナの故郷。
  • ウルクエンメルカルに征服された。

ジーロフトの発見とアラッタ文明 編集

2001年の洪水によってその存在が明らかとなったジーロフトからの出土品[2]が、アラッタ文明に関連するものと指摘されている[3][4]

関連項目 編集

脚注 編集

  1. ^ Cohen (1973) p. 55 notes: "Aratta became a epithet for "abundance" and "glory"."
  2. ^ 洪水で4000年の眠りから目覚めたジーロフト文化、イラン”. 2022年5月6日閲覧。
  3. ^ JIROFT, THE LIVING LEGEND OF ARATTA”. 2022年5月6日閲覧。
  4. ^ 洪水で発見、イランの未知の文化 歴史書き換える?”. 2022年5月6日閲覧。